ヤーコンの保存方法や美味しい食べ方が知りたい!

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ヤーコンの保存方法や美味しい食べ方が知りたい!

近年スーパーでは新しく定着した野菜が並んでいますね。

ロマネスコやブロッコリースプラウトなど、見た目も鮮やか栄養も満点で嬉しいことばかり。

その中で、「ヤーコン」を見かけたことはありませんか?

どうみてもサツマイモ…でも色はゴボウ?
ちょっと不思議な存在ですよね。

このヤーコン、実はとっても美味しいお野菜なんです!

保存方法やレシピ、そして栄養素について一緒に勉強して、食卓に登場させましょう!

目次

常温保存はできるの?


ヤーコンはサツマイモに似ている見た目どおり、常温でかなり長い時間保存できます。
新聞紙で包むか、蓋つきの発泡スチロールの箱、もしくは毛布をかけた段ボールなどに入れて冷暗所に置いておけば、1ヶ月程度は余裕で保ちます。
しかし、収穫の際や箱詰めの際に傷がついてしまったものは、そこから腐りやすくなっているため、早めに食べてしまいましょう。

室温でも1週間から10日は確実に保ちますので、ちょっと多めにもらった時なども安心です。
また、まだ土のついている収穫したてのヤーコンは、1ヶ月〜2ヶ月ほど蔵の中や冷暗所で保存することによって、甘みを増します。
しなしなになる前に食べられれば大丈夫なので、かなりの長期保存が可能です。

私の家では1ヶ月程度、蔵の中で保存しますが、ヤーコンがより一層甘く美味しくなるのでオススメです。

冷蔵保存の方法や期間は?

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皮を剥いてしまったり、カットしたヤーコンは、ラップでぴったりと空気が入らないように包み、冷蔵庫で3日〜1週間ほど保存できます。
水分が抜けてしまうと美味しくなくなるので、水気が飛ばないようにしっかりと密封してください。

カットしたものを濡らしたキッチンペーパーで包み、ビニール袋やジップロックに入れて空気を抜く方法もあります。
傷ついてしまったヤーコンも同じように保存できます。
この場合は濡れた新聞紙などで包み、袋に入れて空気を抜く方法で構いません。

冷蔵庫に入れておくことにより、ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖が減少しにくくなるので、しばらく美味しく食べることができます。

冷凍保存は可能?

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ヤーコンを冷凍で保存するときは、他の根菜類と同じように一度火を通すことが肝心です

固めに軽く茹でたヤーコンを、キッチンペーパーなどで水気を拭き、少量ずつ(使う分ずつ)ラップに包み、冷凍保存します。 ジップロックなどでも構いません。
この場合は1ヶ月程度美味しく食べることができます。

ヤーコンの美味しい食べ方。生でも食べられるの?

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ヤーコンにはアクがありますが、きちんとアク抜きをすれば生でも美味しく食べられます。

ヤーコンをきれいに洗い、皮をむきます。
その後食べやすい大きさにカットして、水に2〜3分晒します。
そうするとアクが抜けて、生でも食べられるようになりますよ!

通常の調理の場合は、軽く茹でることでもアクを抜くことができます。

私がヤーコンの食べ方でぜひ試して欲しいのが、「ヤーコンのきんぴら」です。
サクサクとした食感と、ヤーコン本体の甘み&お醤油の香ばしさでとっても箸がすすむ一品です。

ヤーコンのきんぴら

  • 皮を剥いて千切りにしたヤーコンを水にさらしてアク抜きします。
  • 鍋にごま油を敷いて、千切りにした人参を投入。
  • しばらく炒めたら、ヤーコンを入れます。
  • しんなりしてきたところで、お醤油とみりんを入れて炒め、水分が飛んだら火を止めてさっと白ごまを混ぜ込みます。

ヤーコン本体がとっても甘いので、お砂糖はいりません。
お好みで糸こんにゃくなどを加えてもいいですね。
牛肉の細切れを加えると立派なおかずになりますよ。

ヤーコンのサラダ

ヤーコンはサラダで食べてもとっても美味しいです。
生で食べてみたい!という方は、コールスローサラダにすることをオススメします。

  • ヤーコンとキャベツ、ハムを千切りにし、ヤーコンは水にさらしてアクを抜いておきます。
  • 水気をしっかり切ったら、マヨネーズと塩こしょう、隠し味にお醤油か、めんつゆをひとたらし。
  • しっかり混ぜて味をなじませたら出来上がりです。

コールスローはやはりサラダの中で甘みが欲しいもののひとつですが、これもヤーコン本体がとっても甘いので、お砂糖は必要ありません。
サクサクとした食感と甘みがクセになる美味しさで、ぺろりと食べられてしまいます。

ヤーコンの酢の物・漬物

酢の物や漬物にもヤーコンは向いています。
酢の物の場合、カニカマやカニ缶などとアク抜きしたヤーコンを三杯酢もしくは土佐酢で和えるだけ。

漬物は薄い半月切りにしたヤーコンのアクをしっかり抜いて、少量のめんつゆ、塩昆布とともにジップロックにいれて、揉み込んでから一晩置けば食べごろです。

どちらも食感がとても良くて、食べ飽きない味です。

他にも軽く茹でて胡麻和えにしたり、肉じゃがのようにお肉と炊き合わせたり、カレーに入れても美味しいんですよ!

どんな効能、効果があるの?

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ヤーコンに含まれている栄養分は、「フラクトオリゴ糖」、「食物繊維」、「カテキン」、「テルペン類」です。

この「フラクトオリゴ糖」とは、腸内のビフィズス菌を増やして便通を良くしてくれる効果があります。
さらに、コレステロールを正常にしてくれる作用もあり、他の芋類に比べて低カロリーなため、肥満を抑制する効果もあります。

フラクトオリゴ糖は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収を助ける作用もあります。
糖類でも、ショ糖(砂糖)や果糖と違い、虫歯菌の栄養源ともならないので、たくさん食べても虫歯になりにくいのも魅力です。 ヤーコンに含まれている食物繊維は水溶性で、腸内環境を整えてくれる効果があります。

また、血糖値を安定させ、血圧を下げてくれる抗酸化作用が高いポリフェノールも含まれています。
活性酸素の働きを抑えてくれて、血中脂質バランスを整え、動脈硬化の予防にも効果があると言われています。
つまり、肥満予防、生活習慣病予防、腸内環境の整備、便通の改善、など、女性にも男性にも嬉しいスーパーフードということになります。

まだまだ知らないヤーコンの一面 特産品にもなっていた!

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ヤーコンはイモ類とされていますが、これはジャガイモやサツマイモと違う、「キクイモ」という種類の仲間に分類されます。 ヤーコンの生まれはアンデス山岳地方。
そのため寒さに強く、主食の一つとして長年栽培され続けて来ました。

近年はヤーコンの持つ健康作用が注目され、ヤーコンで町おこしをしている地域もあります。
茨城県阿見町もそのひとつ。
ヤーコンのマドレーヌやヤーコンのブッセ、ヤーコンのお饅頭にヤーコンのサブレ、パウンドケーキと、甘さを利用したものの他に、「ヤーコンかき揚げそば」「ヤーコンかき揚げ丼」とf素材そのものを味わえるご当地グルメも。
同じ茨城県のつくば市では、ヤーコンを乾燥させたものや水出しのヤーコン茶を特産品にしています。

北海道の置戸町では発泡酒「ヤーコンドラフト」を開発して販売、これが結構美味しいのだとか。
ヤーコンは果物のナシのようなフルーティーな味わいなので、ビールにしてもその甘みが際立ちます。
さっぱりして飲みやすく、お土産として大人気。
子供やおアルコールが苦手な人のために、「ヤーコンサイダー」というものも販売されています。
置戸町はヤーコンの生産量が日本一なんだそう。
ヤーコンの葉を利用したお茶などもハーブティーのくくりで販売されています。

ヤーコンは葉っぱにもプロトカテク酸、クロロゲン酸、コーヒー酸、フェルリン酸などを含んでいて、やはり腸内環境の整備に役立ちます。
美味しいだけでなく、栽培も簡単で、栄養が豊富なヤーコン。
ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。