振込みの電信扱いってどういう意味? 出来る時間や手数料が知りたい!

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振込みの電信扱いってどういう意味? 出来る時間や手数料が知りたい!

保険料の支払いや受験料の振り込み、商品代金の支払いなど振り込みをする機会は多いですよね。

ふと、振り込み用紙を見たり、請求書を見てみると、「必ず電信扱いで振り込みをしてください」と書いてあることもありますよね。

わざわざそんな指示をしてくるということは、何か特殊な方法なの?という疑問が湧いてきますよね。

電信扱いがどういうものなのか、手続きできる時間や手数料もあわせて知っておきましょう。



電信扱いって何?

電信扱いとは、振り込みをする方法の一つで窓口やATMで手続きができます。

今の時代に振り込みといえば一般的にはこの「電信扱い」を指すので、なにか特別な手続きが必要だというわけではありません。

窓口で振込みの手続きをする際にもわざわざ「電信扱いでお願いします」といわなくても、銀行員は電信扱いで受付するでしょう。

電信扱いは、銀行側が振り込みの処理をする際に専用のシステムを用いる方法ということです。

この、専用のシステムを「全国銀行データ通信システム」といいます。

全国銀行データ通信システムとは、日本国内すべての民間の金融機関が加盟している制度で、コンピュータと通信回線を用いて内国為替取引、つまり振込みをオンラインで出来るようにした制度です。

このシステムを用いることで振り込みの受付をした日に即日受取人の口座に入金し、振り込み手続きを完了させることができる、という仕組みです。

出来る時間は決まっているの?

電信扱いの出来る時間
全銀システムの稼働時間は午前8時半から午後3時半までとなっています。
ただし、それはあくまでも銀行側が手続きに要する時間も加味しているので、窓口では9時から14時か14時半までの受付分は当日の振り込みとすることができます。

14時か14時半というのは銀行によって若干時間が前後しますが、それ以降の受付分に関しては当日の振り込みにはならないこともあります。

というのも、14時半以降だと銀行が振り込みの処理に使用している電信通信機では処理ができなくなるからです。

じゃあ、14時半以降にどうしても当日中に振り込みしてもらわないと困るときはどうしたらいいの?と心配になりますよね。

全銀システムは窓口が閉まる15時でも稼働はしているので、銀行の対応次第にはなってしまいますが、絶対に翌日の扱いになる、というものでもないので、銀行員にその旨を説明してみましょう。

ATMでは当日扱いとなる振り込みの時間帯は基本は平日は15時までの手続き分です。それ以降は振込みの手続きはできますが、画面にも「翌営業日の取り扱いになる」旨が表示され、当日の振り込みにはなりません。

銀行によっては、同一銀行の口座への振り込みであれば現金振り込みでも平日18時などでも対応していたりする場合や、キャッシュカードを利用した同一銀行への振り込みは休日含め24時間対応していたりする場合もあるので、受取人の口座と振り込み方法によっては15時を過ぎても振り込みができるケースもあります。

ただし、すべての振り込みは土日での手続きは全銀システムがオフラインになるので終日、翌営業日扱いとなるので注意してくださいね。

いずれにせよ、どうしても当日中の時間に振り込みをしなければならないのなら平日14時前には手続きを終わらせられるようにしましょう。

手数料はかかるの?

手数料はかかるの?
振込みをする際には手数料がかかります。

銀行によって手数料が定められているので、振込先や金額によって変わってきます。

一般に、同一支店への振り込みが一番安く、次に同一銀行の他支店、一番高いのが他行への振り込みとなります。

もし、最寄りに受取人の口座がある金融機関があるなら、他の銀行で振り込みの手続きをするよりも同じ銀行で手続きをする方がよいでしょう。

また、窓口で振り込みをするよりATMで振り込みをする方が手数料が安く済みますし、その場合は現金よりキャッシュカードを利用する方が手数料が安く済むことがあります。

手数料は振込金額と、振り込む銀行が受付銀行なのか、他の銀行なのかで変わってきます。



逆に電信扱い以外の方法って何なの?

一般的な振込みの方法が電信扱いなら、わざわざ「電信扱いで振り込みをしてください」ってかかなくてもいんじゃないの?と思いますよね。

確かにその通りだと思いますが、電信扱い以外の方法もあり、それは「文書扱い」といいます。

文書扱いとは窓口でのみ受付可能で、ATMでは取り扱いすることができません。

多くは学校の授業料や教材費などの支払いの際に用いられ、すでに振り込みに必要な情報が印字されている振込用紙を使用します。

お子さんをお持ちのご家庭なら、ピーンとくるかもしれませんね。

1ヶ月や2ヶ月ごとに支払いをしなければならず、窓口までくる必要があるものです。

文書振込みは電信扱いと異なり、オフラインで手続きをしなければならないので即日入金にはなりません。

銀行が受取人にの口座に入金するだけでなく、この人が窓口で手続きをしましたよ、という通知書も一緒に送る形必要があるためです。

そのため一般的な電信扱いとは異なり、窓口で手続きをしてから数日後に振り込みが完了する、という形になります。

今後の全銀システムの利用拡大

振込みの取り扱いが当日のものとなるのは平日15時までに受付した分、というのは全銀システムの稼働時間によるもの、ということが分かりましたね。

平日しか取り扱いができず、時間も15時までしか受付してくれないとなるとなかなか不便ですよね。

この全銀システムを提供している一般社団法人 全国銀行資金決済ネットワークでは、そういった顧客ニーズを把握し、利用拡大に努めていく方針です。

今後の予定としては平成30年を目標に、平日・土日/祝日でも終日振り込みができるように開発していく予定だそうです。

細かい諸整備や試験運用などが必要になってくるので、明確な時期は発表されていませんが、利便性向上のためにもはやく利用できるようになるといいですよね。