安納芋が水っぽい!これって不良品?

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安納芋が水っぽい!これって不良品?

この記事では、安納芋が水っぽい時の原因と対処法についてお話します。
せっかく甘くて美味しいと話題の安納芋を購入したり育ててみたりしたけれど、水っぽさに戸惑っているという方は、良かったら参考にしてみてくださいね!

買ってきた安納芋が水っぽい!不良品?

もともと安納芋は他のさつまいもに比べると水分量が多いため、水っぽいと言えば水っぽいです。
ですが、水っぽいし甘みも少ないという場合は、不良品かもしれませんね。

私は安納芋が水っぽくておかしいなと感じたことはないのですが、普通のさつまいもで「あれ?水っぽいな」と感じたことはありますよ。

自家栽培の安納芋が水っぽい!原因は?

自家栽培の安納芋が水っぽい原因はいくつか考えられますが、明確に「これが原因」ということは言えません。
ですが、もしかすると水のやりすぎや、ツルボケしてしまっていることが原因かもしれません。

本来、安納芋を育てる場合は水を与える必要はありませんが、たくさん水を与えすぎてしまうと腐ったり病気になったりしてしまいます。
また、サツマイモを育てる人の意見の中には、土が湿っぽい状態で育てると、芋が水っぽくなってしまうという方もいらっしゃいます。

ですから、水を与えすぎてサツマイモに水分が多く含まれてしまうこともあるかもしれませんね。
また、ツルボケして水っぽくなってしまったのではないかということを言われるサツマイモ農家の方もいます。

水っぽい場合は食べられない?

水っぽい安納芋は、食べられないわけではありません。工夫すれば食べられます。

調理方法を工夫することで、捨てずに済むかもしれませんよ。例えば、もともと水分の多い安納芋をふかし芋にしてしまうと、ベチャベチャになってしまって美味しく食べられませんが、水分を抜きながら調理する方法であれば、水っぽさを改善できます。

①焼き芋

じっくり時間をかけて低温の焼き芋にすることで、水分を芋の外に出すことができます。
それでも少し水分が多いと感じる場合は、思い切ってペーストにして、アイスクリームと混ぜたり、スイートポテトにしてみてはいかがでしょうか。

②干し芋

安納芋をサッと蒸かして、輪切りにしたら天気の良い日にしっかり干しましょう。
水分が多いと蒸した時に崩れやすくなりますが、しっかり天日で干せば水分が抜けて食べやすくなります。

また、うまみも凝縮するので、甘みが少ないなと思う芋に対しても効果的な方法です。

ちなみに、天日干しが出来ない場合は、オーブンでじっくり蒸したサツマイモを焼き上げるのもおすすめです。

③大学芋

水っぽい安納芋を食べやすい大きさにカットしたら、水につけてアク抜きをします。
あとはしっかり水分を拭き取って、油でじっくりあげましょう。中まで火が通ったら、砂糖と醤油、お水で作った蜜につけるとおかずにもなりますよ。

じっくり油で揚げることで、水分を飛ばすことができるため、おすすめです。

水っぽくならない育て方は?

こういう育て方をしたら、安納芋が水っぽくならないと言い切ることはできませんが、安納芋を育てる場合は、いくつかポイントを抑えておきましょう。

①土選び

安納芋を植える場合は、水はけのよい土に植えます。

肥料を多く与えすぎてしまうと、ツルボケしてしまって茎や葉ばかりが伸びてしまうため、栄養分のたくさんある土は安納芋を育てるのに向きません。
ですから、栄養のある土をあえて選ぶ必要はないです。

②水やり

安納芋は乾燥した土地を好みます。
しっかり根が付くまでは毎日水やりをしますが、根が付いたら土が乾いている時だけ水を与えるようにしましょう。

水を与えすぎると、水っぽくなるだけでは済まず、安納芋が病気になってしまったり、腐ってしまったりしてしまうことがあります。

③つる返し

畑の畝からはみ出すくらい安納芋の葉が生い茂ってきたら、はみ出している部分の安納芋のツルや葉をひっくり返して畝の真ん中に置いて「つる返し」をしましょう。

安納芋のツルが伸びてきて、その節から新しい根が出てくると、土に面している部分に根を張ってしまいます。
そうなると、もともと大きくなるはずのさつまいもの根に栄養がいきわたらずツルボケになってしまうんです。

ですから、この「つる返し」をするのは安納芋を育てる上でやっておきたい作業です。

④収穫の時期の見極め

安納芋は温暖な種子島では、10月~12月頃まで畑においてギリギリまで成長させることによって、甘みをより引き出すことができます。

ですが、日本全国各地で安納芋の収穫時期は異なります。9月頃から収穫を始める地域も多いですし、11月半ばを過ぎて霜が降ってしまうと、安納芋が腐りやすくなってしまうため、11月半ばには収穫を終える地域がとても多いです。

収穫の時期を見極めるのが難しいですが、葉っぱが黄色くなってきて枯れ始めたら、収穫を始めるようにしましょう。

美味しい安納芋は産地がおすすめ

水っぽさを気にせず美味しい安納芋を選ぶのであれば、種子島で作られる産地の安納芋がおすすめです。
収穫時期だけではなく、熟成も徹底管理して行われているため、美味しい安納芋を手に入れることができますよ。

年間を通じて温暖な気候の中で、ミネラルがたっぷりの土壌で育った安納芋はとても甘くて美味しいです。
頻繁に買うのは高価でも、一度本場の安納芋を口にしてその違いを確かめてはいかがでしょうか。