離乳食の食器の洗い方は?消毒は必要?食洗機でも大丈夫?

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離乳食の食器の洗い方は?消毒は必要?食洗機でも大丈夫?

生後5ヶ月頃から開始される離乳食。

メニューや頻度など、気にすることはたくさんあると思います。

そんな中、離乳食で使った食器は、大人用と同じように洗えばいいの?哺乳瓶のように毎回消毒が必要?など、疑問に思うこともあると思います。

今回は、離乳食用の食器の洗い方について学んでいきましょう。

目次

食器用洗剤で手洗いで大丈夫?

哺乳瓶は、専用の洗剤があり、毎回消毒をしますよね。

離乳食用の食器はそこまで気を遣う必要はなく、市販の食器用洗剤を使い、手洗いで問題ありません。

すすぎ残しが心配の場合は、哺乳瓶用洗剤を使っても良いでしょう。ただし、哺乳瓶用洗剤は、強い油汚れは落ちにくいため、洗い残しがないか、しっかり確認してください。

感染症が心配の場合は、赤ちゃんの食器専用のスポンジを用意して、使用するのも良いでしょう。

食洗機を使っちゃって大丈夫?

食器が電子レンジ対応の耐熱のものであれば、食洗機を使っても大丈夫です。

食洗機は人間では洗えないくらいの高温で、除菌や洗いをするため、手洗いよりも綺麗に素早く汚れを落とすことができます。

ただし、食器が耐熱であっても、プリントされたキャラクターのイラストなどは、何度か洗ううちに薄くなったり、剥がれ落ちたりする可能性もありますので、気をつけてください。

洗った後の乾かし方は?

水滴が長時間食器についていると、その水分に菌が付着し、繁殖がすすんでしまいます。

手洗いをしたあとや、乾燥機能のついていない食洗機を使った場合は、洗ったあとすぐに清潔なガーゼやキッチンペーパーで、水滴を拭き取るようにしましょう。

特に、梅雨の時期は湿気が多く、雑菌の繁殖が早まるため、注意してください。

陶器や磁器、強化ガラスなどを使った食器を使用することで、汚れが落ちやすく、水が染み込まない材質のため、雑菌の繁殖を抑えることができます。

凹凸のないシンプルなデザインを選ぶと、より洗いやすいでしょう。

消毒・除菌は必要?

哺乳瓶については、3~4ヶ月までは消毒を徹底しましょう。

それ以降も、赤ちゃんの体調をみて高温多湿の時期は消毒をしたほうが良いと思います。

離乳食の始まる5ヶ月といえば、なにに対しても好奇心を持ち、色々なものを口に入れてしまう行動が出る頃だと思います。

それにより、雑菌に対する抵抗力がついてきますので、我が家では、初めから食器類にそこまで気を遣うことはなく、大人用の洗剤で一緒に洗っていました。

消毒・除菌ってどうやるの?

赤ちゃんの使う離乳食用の食器は、毎回綺麗に洗って、水分を拭き取ることを心がければ、定期的な消毒は必要ありません。
ただし、汚れがひどかったり、シミがついて、手洗いでは落ちなかったりしたときなど、気になったときは、消毒をするようにしましょう。

消毒方法は、「熱湯消毒」や、「漬け込み消毒」があります。

我が家では以前、耐熱でないことを確認せず、プラスチックの食器を熱湯消毒したところ、変形してしまったことがありますので、消毒はハイターでの「漬け込み消毒」を行っていました。

食器類に関しては、このように時々で構いませんが、生肉や生魚を切った包丁やまな板などの調理器具は、毎回消毒をするよう、注意してください。

できれば、肉と野菜で包丁を使い分けましょう。

調理器具の消毒に関しては、赤ちゃんだけではなく、大人にも必要ですので、1年を通して、する癖をつけると良いでしょう。

まとめ

赤ちゃんと生活をしていると、人一倍除菌や消毒に、気を遣ってしまいますよね。

しかし、赤ちゃんも離乳食が始まる時期になると、いろんなものを口で確認することで、身体の中に雑菌への抵抗を作っていきま
す。

大人と同じように、まずは毎回使う食器を、清潔に保つことを、心がけてください。

ただでさえ、気をかけることのたくさんある育児。食事は1日3回、毎回違うものを考えなければならないので、用意する側は、大変だと思います。

あまり神経質に考えてしまうと、イライラにも繋がってしまいますので、「ここまででOK」というラインを確認し、家族で笑顔で過ごしてくださいね。