梅の追熟でしわしわに!失敗しない方法とは?美味しい梅干しのために。

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梅の追熟でしわしわに!失敗しない方法とは?美味しい梅干しのために。

6月。今年こそ、自分で梅干しを漬けてみよう。

そう意気込んで、スーパーで出回り始めた梅を購入。
梅干しは、熟した梅で漬けた方が良いらしい、ということで追熟させようとしばらく放置していたら、なんと!しわしわになっちゃた!

そんな経験ありませんか?

追熟に失敗してしまった原因と、失敗しない方法を知って、あこがれの梅干し作りに取りかかりましょう!



放置していたら、しわしわに。なぜ?

用意した梅がまだ青かったので、追熟させようと、梅をそのまま置いておいたらしわしわになってしまった、なんてことも初めてならば起こり得ます。

これは、乾燥して、梅の水分が蒸発してしまったことによります。
梅を放置し過ぎたのが原因ですね。

追熟はしばらく置けばいいのだからと放っておかず、毎日チェックしましょう。
梅干し作りは追熟の段階から始まっています。
日に日に熟していく梅を温かく見守りましょう。

しわしわになったら、もう使えない?

追熟の失敗により、しわしわになってしまった梅。
残念ながら、梅干しとしては、もう使わない方がよいでしょう。
しわしわの梅は、塩漬けの段階で皮が破れ、そこから傷んでしまう可能性があります。

また、梅酢が上がりにくくなります。
梅酢とは、塩漬けの段階で梅から染み出てくるエキスのことですが、このエキスが十分染み出すことを「梅酢が上がる」といい、梅酢に梅が浸ることで、梅をカビや雑菌から守ります。
上がる梅酢の量が少なければ、梅が梅酢に浸らず、カビが生えやすくなります。
何より、しわしわ梅では、美味しい梅干しを作ることが難しくなります。

しかし、梅干しに使えないからと言って、あきらめる必要はありません。
しわしわになった梅は、甘露煮やジャムにして、美味しくいただきましょう。

失敗しない追熟の方法

追熟は、ただ置いておけばいいというものではありません。
買ってきた時の袋のまま放置していては、梅が傷んでしまいます。
茶色の斑点が出てきたり、カビが生えたり。カビが生えてしまったら、取り返しがつきません。

必ず、ザルなどに広げ、室内の風通しの良いところに置きましょう。
新聞紙を敷いた段ボール箱でも良いでしょう。
その場合、ふたは開けたままにします。
また、きれいな密閉式ビニル袋に入れて、冷蔵庫保存をする方法もあります。
いずれにしても、毎日、梅の状態を確かめます。

部屋中が梅の香りで満たされるのは、この時だけです。追熟期間も、梅を存分に楽しみましょう。

追熟完了の見極めは?

梅が熟してくると、実全体が黄色くなり、良い香りが広がります。
用意した時の梅の状態にもよりますが、1~2日が目安です。

しかし、日数よりも、色で時期を見定めましょう。黄色くなったら完了です。
その後は傷み始めますので、追熟させすぎに注意してくださいね。

追熟なしで漬けるとどうなる?

青く固い梅を追熟せずに漬けると、固い梅干しになってしまいます。

また、梅酢が上がりにくく、カビが生えやすくなり、梅干し作りが失敗してしまうかもしれません。

梅干しに最適な状態まで追熟させることが、梅干し作りを成功させる第一歩です。

追熟失敗。でも、あきらめないで!

私が梅干し作りを始めたきっかけは、友人宅でたくさん穫れる梅をいただくようになったからです。

しかし、いただいた時のビニル袋のまま床に置いて、傷ませてしまったこともあります。
まさに、追熟の失敗です。
その時は、傷んだ部分を取り除いて、ジャムにしました。

でも、梅干しをあきらめるには、まだ早い!

6月半ば頃、スーパーに行けば、追熟の必要がない状態にまで熟した、黄色く丸々と太った梅が売っています。
売場周辺にまで、梅の香りが漂っています。

やる気があるなら、すぐにリベンジ!
梅は、旬を逃すと手に入らなくなります。

梅を購入して、自分で梅干しを漬けたからといって、安くあがるわけではありません。
梅干しそのものを買ってきた方が簡単で安い。
でも、自分で漬けた梅干しで作るおにぎりは、最高です。

追熟の段階から、梅を育てる気持ちで、大切に、丁寧に、梅干しを漬けてみませんか。