かぼちゃが固くて切れない!怖い!どうすればいいの?

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かぼちゃが固くて切れない!怖い!どうすればいいの?

この記事では、かぼちゃの切り方についてお話します。
「かぼちゃって固くて切るのが怖い!」と悩まれている方は、きっとすごく多いのではないでしょうか。

確かに、かぼちゃって固いし一度刃を入れても抜けなくなってしまったりするので、すごく手こずるんですよね。

でもかぼちゃはちょっとしたポイントを押さえておけば切れるので、手を切りそうで怖いと悩んでいる方は、良かったら参考にしてみてくださいね。

 

 

目次

丸ごとのかぼちゃを切る場合

丸ごとのかぼちゃを切るのは本当に大変な作業です。

というのも、かぼちゃは硬くてとっても切れにくいので、例え一番始めの包丁がかぼちゃに何とか入ったとしても、そこから切り込みを入れ続けたり、抜いたりするのって出来なかったりするんですよね。

だから、私も丸ごとのかぼちゃは苦戦します。

でも、ちょっとしたポイントを押さえると、丸ごとのかぼちゃもカットすることが出来ますよ。

①菜箸1本で驚くほど快適にカット!

私が初めて一人暮らしを始めた時、家事の裏技テクニックが書かれた本を一冊購入しました。

そこに丸ごとのかぼちゃを切る裏技テクニックとして書かれていたのが、ヘタを包丁の柄で押して取ったかぼちゃをひっくり返して、かぼちゃの裏側の中心に菜箸を一本差し込むという方法です。

そもそも丸ごとのかぼちゃを切る際に、かぼちゃの最初の切り込みを入れるのが難しいので、先に菜箸を使ってちょっとした切り込みの始まりをつくっておきましょう。
そこを支点にしてテコの原理で簡単に包丁が入っていきますよ。

ここでポイントなのが、菜箸で開けた穴に包丁の先を入れて、この1回目の切り込みで全て切り終えようと思わないことです。
切り込みを入れることが出来るところまで入れたら、反対側からも切り込みを入れていきます。あとはこれを交互に入れていくと、かぼちゃは半分に出来ますよ。

途中で手を使って開けることが出来るので、ある程度の切れ込みが入ったら、両手で開いてみてくださいね。

②菜箸を使わなくても、包丁一本でカット!

菜箸を使わなくても、包丁だけでも同じ要領でカットすることが出来ます。

この場合は、かぼちゃのヘタを包丁の柄で押して取ったら、かぼちゃをひっくり返して、かぼちゃの裏側の中心を、包丁の先っぽを使って4つか5つ切れ込みを入れて、くりぬきます。

あとは、菜箸と同じ要領でくりぬいた場所に包丁の先を入れて、テコの原理で切り込みを入れていき、反対側も同じように切り込みを入れたら、手でパカッと割ることが出来ますよ!

包丁をかぼちゃに入れること自体が苦手でなければ、菜箸ではなくても包丁1本でカット出来ます。

半分のかぼちゃを切る場合

かぼちゃは半分になると、かなり切りやすくなります。
というのも、かぼちゃを半分にした切り口を下にすれば、安定感があるので、包丁を入れる際もグラグラしにくくなって、怖さは軽減されるのではないでしょうか。

ただ、包丁をそのまま上から力任せにグッと平行に入れてしまうと、途中で包丁が入らなくなったり抜けなくなったりしてパニックになってしまいますよね。

その場合は、包丁の先をかぼちゃの真ん中に入れて、そこを支点にして包丁を下すと、テコの原理でスッと包丁が入っていきますよ。

実は私も半分のかぼちゃを切る時は、いつも真上から力任せにグッと平行に包丁を入れていました。
でも昔働いていた高齢者施設で、認知症を患っているおばあちゃんが、硬いかぼちゃをいとも簡単にスッと切ってくれたのですごくびっくりしたんです。

その時、「上から力任せじゃだめ。こうして包丁の先を先に入れて、その力で押せば切れるの」と言われ、隣にいた年配主婦の同僚が、「テコの原理ってやつよ」と教えてくれました。目から鱗でしたね。

それからは、半分のかぼちゃを切る時は、先に包丁の刃先を入れて、そこを支点にして下に包丁を下すと、スッと切れるので楽になりましたよ。

良かったら試してみてくださいね。

セラミックの包丁でも大丈夫?

白い刃が特徴のセラミック包丁は、薄く軽いことから人気ですが、かぼちゃは硬すぎるため使用はやめた方が良いですよ。
京セラのセラミックナイフの商品サイトでも、かぼちゃなどの硬い食材に使用しないようにと注意書きがされています。
薄い刃のセラミック包丁が欠けたり、割れたり、折れたりする原因となるので注意してくださいね!

参考資料:KYOCERA ナイフの取り扱いについて

レンジで温めてから切るのはあり?

かぼちゃを切るのに、やっぱり怖いし上手くいかないという場合には、レンジで温めてから切るというのも一つの方法です。

レンジでかぼちゃを加熱すると、柔らかくなるため包丁がかぼちゃに入りやすくなり、簡単に切り分けることが出来ちゃいますよ!

丸ごと1個の時は、レンジに入れて600ワットで2分~4分様子を見てみてください。
包丁が入りそうな柔らかさになったら、そこで過熱をやめて切り分けましょう。

レンジで温めて切ることによって、硬いかぼちゃに火がある程度入っている状態です。
天ぷらや鉄板焼きの具材として使う場合は、調理の際に火がすぐに通るので扱いやすくなるメリットがありますよ。

ただし、かぼちゃを加熱し過ぎてしまうと、煮崩れしやすくなったり、すぐにぐちゃっとなってしまって、扱いにくくなることが考えられます。

加熱し過ぎないよう、様子を見ながらやってみてくださいね!

カットかぼちゃの利用もおすすめ

最近では、かぼちゃを用途に合わせてカットしてくれているので、煮物にするなら煮物サイズのカットかぼちゃ、かぼちゃの天ぷらやグリル料理に使いたい時には、薄切りにしたカットかぼちゃを購入して使うのもおすすめです。

かぼちゃを切る時には、とにかく安定した状態で包丁を使わなければ危ないです。

力任せにかぼちゃを切ろうとしたけれど、包丁が先にも進まず、抜けなくなってしまったなんて経験、ありませんか?

また、かぼちゃの平ではない不安定な部分を下にしてカットしようとしたら、手を切りそうになったことがあるという方もいるかもしれません。

どうしても怖いのであれば、自分でかぼちゃを切る必要はありませんし、便利なカット野菜もたくさんあるので、上手に活用しながら美味しいかぼちゃ料理と家族のために作ってみてくださいね!