すき焼きの手順がわからない!簡単な作り方のコツはこれ!(関西風)

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すき焼きの手順がわからない!簡単な作り方のコツはこれ!(関西風)

すき焼きは特別な日のごちそうって感じですが、なんか敷居が高くてうまく作れない気がする…。
そんな方、いらっしゃいませんか?

私も実家はすき煮みたいなのをすき焼きとして食べていたので、関西風のすき焼きの作り方ってすごくこだわりがあって難しそうなイメージが強かったです。

でも、実際に作ってみるとなんか目分量で失敗なんていくらでも挽回できるみたいな作り方なので、こんなに庶民的な作り方なんだなって目から鱗でした!

今ではすごく手軽に食卓に出てくるメニューの一つですよ!
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

目次

準備するもの(道具)

すき焼きを作る際には、すき焼き鍋があると便利です。
後はカセットコンロ、カセットボンベ、これらはもちろん卓上IH対応のすき焼き鍋であれば、卓上IHでも可能です。

あえていうのであれば、私は面倒くさい時はフライパンで作っちゃいますね。
そして菜箸と取り皿があればいいんじゃないでしょうか!

準備するもの(食材)

まずすき焼き用の肉(牛肩ロースとか牛モモ肉、牛バラ肉)は欠かせません。
節約すき焼きを作る時は、私は豚肉の薄切りでもやっちゃいますね。

後は、水分を出したいので白菜が必要です。
そして、糸こんにゃく、麩、しいたけ、焼き豆腐、春菊、長ネギ、牛脂、卵というのが大体我が家のすき焼きに入る食材のレギュラーたちですね。

まず何から始めればいいの?

まずは食材を切りましょう。
肉は大きなものをそのまま食べた方が、すき焼きって感じがしますし、好みにもよりますが我が家では肉は切りません。
野菜は白菜をちょっと斜めにそぎ切りにして、白ネギは斜めに切り白い部分だけを使います。
青い部分はラップをして後日チャーハンに入れたり、主人が煮豚を作る時に臭み消しで使ってもらいます。糸こんにゃくはさっと湯がいておきます。

麩は水にもどして軽く絞っておきます。

しいたけは石づきをとって、春菊は洗って根元だけ切っておきましょう。焼き豆腐は食べやすい大きさに切っておきましょう。

卵はお好みですが、卵をつけて食べたい人は小皿に生卵を入れてかきまぜておきます。

あとは火をつけて鍋を熱します。

肉と野菜どちらが先?

結論から言って、まず肉です。

関西風はまず熱したお鍋に牛脂を塗り、お肉を一人一枚ずつお鍋で焼きます。
焼きながらそこへお砂糖を投入して、お醤油とお酒を入れて甘辛く味付けします。
火が通ったらサッとあげてまず卵にからめて頂きます。

その後、お鍋にお肉や白菜の芯の方、白ネギを入れていきます。白菜の水分がポイントで、関西風はすき焼きに水をいれません。野菜や豆腐の水分のみです。

白菜の芯に火が通って水分が出てきたら、豆腐や糸こんにゃく、しいたけ、麩を加えてグツグツ煮ます。最後にサッと春菊を足して出来上がりですね!

味が濃くなったら、お酒を加えて薄めていきましょう。
水っぽくならないのでおすすめですよ。

食材の入れる場所はきちんと分ける?

普段私はおおざっぱなのですが、すき焼きの食材を入れる場所はきちんと分けたい衝動に駆られます。
昔、職場で食事を作っていた時に、同僚のおばさまから、「お肉と糸こんにゃくは近くにしちゃだめなのよ!お肉が固くなるから!」なんて言うことを聞いたことがあります。

それを忠実に信じて今も糸こんにゃくとお肉は離してお鍋に入れるようにしています。

結局最終的にはぐちゃぐちゃになっちゃうんですが、出来上がりの瞬間は綺麗で食欲をそそりますよね!
あと、食材を入れる場所が分けてあったほうが、自分の食べたい食材を取りやすいので便利かなと個人的に思っています。

食べるタイミングは?

これはもう火が通ったら食べ始めましょう。

お肉は火を入れすぎると固くなっちゃいますし、出来たそばからどんどんあげていって、食べちゃいましょう。空いたスペースにまたお肉を入れておけば、次に火が通った食材を食べることができますよ!
美味しい時に食べないと損ですね!
生卵にからめて食べることで、関西風特有の醤油と砂糖の甘辛さがマイルドになってすごく美味しですよ!

すき焼きのしめはやっぱりうどん!

私は面倒くさがりなので、普段家で作るすき焼きはフライパンが多いです。
すき焼き鍋を使って調理するのは、夫の実家で食べさせてもらう時がほとんどです。
フライパン一つで出来ちゃうのですごく簡単ですし、砂糖と醤油、酒で味付けも完了するので、わざわざ割り下を作ったり、すき焼きのタレを購入しなくてもいいので経済的で簡単です。
ただ、どうしても最後は辛くなっちゃうんですよね。

子どもたちは生卵が苦手なので、早めに味が濃くなる前に切り上げてお皿に盛っちゃいます。
ラストにうどんを入れるのですが、これが子どもたちのお気に入りです。

濃くなった所にお水を加えてうどんを入れて煮込むだけですが、お肉や野菜のダシが出て美味しいです!
簡単な関西風すきやき、フライパンで出来ちゃうので気負わずにちょっと作ってみてくださいね!