ベビーカーっていつから使えるの?何歳まで使えばいいの?

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ベビーカーっていつから使えるの?何歳まで使えばいいの?

ベビーカーの購入を検討する際に、いつからいつまで使うことが出来るんだろうと思われる方、きっと多いですよね。
高価なものが多いので、いつからいつまで使うのか、本当に必要なのかと言った情報は購入を検討する際の判断材料にしたいところです。

また、いつからいつまで使うものなのか分かっていれば、どういったタイプのものをどう使うかという目安になりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

目次

何歳から使い始めるのがいいの?

ベビーカーは0歳から使えます。

ベビーカーは赤ちゃんの移動手段なので、歩けないうちに使い始めるのがいいですよ。
新生児に使用させたい場合でも、首の座っていない赤ちゃんでも安心して乗せられる、作りのしっかりした製品があるので十分対応することは出来ます。

新生児期は赤ちゃんもお母さんも身体を休めて、出来るだけ安静に過ごすことを推奨されているため、この時期からベビーカーを使用する機会はあまり多くないのではないでしょうか。

ただ、幼稚園や保育園に上のお子さんが通っていて、退院してすぐに新生児の赤ちゃんを連れて歩いて送迎をしなければならないというライフスタイルの場合は、新生児の時から使えるタイプのものが必要となります。

私は一番上の子は生後3ヶ月から、次女・三女は生後2ヶ月からベビーカーを使い始めました。
ライフスタイルにもよりますが、赤ちゃんが外に出て散歩出来るようになる生後2・3ヶ月頃からベビーカーを使用する方が一般的には多いのではないでしょうか。

もしくは比較的安く購入できる、背もたれがフラットにならないタイプのベビーカーの使用を狙って、7ヶ月頃からベビーカーを使い始めるという方もいますよ。

そもそもベビーカーって必要?

私はベビーカーが必要でした。
徒歩で移動する機会が多く、年齢の近い3姉妹で幼稚園への送り迎えが自転車も自動車も利用出来ませんでしたので、特に長女が幼稚園に通っている間はベビーカーが無かったらどうやっても幼稚園への送迎は出来ませんでしたね。

ただ、車による移動がほとんどで、外を散歩する時はおんぶや抱っこで十分という場合は特にベビーカーは必要ないかもしれません。
私の周りでベビーカーを持っていない人はいませんでしたが、ほとんど使わなかったという人は結構沢山います。

長女も1歳までにベビーカーに乗るのを嫌がり、立ち上がったり泣きわめくので、主人と「そんなにいらなかったね」という話をした記憶があります。

赤ちゃんが嫌がるかどうかなんて、赤ちゃんが大きくなって実際に使ってみなければ分かりません。
それならば生活の中で想像してみて使う場面があるのかどうか、もしくは実際に生活してみてあった方が移動が楽だなと思ったら購入するかどうか検討するということになります。
また、レンタルという方法もあるので、少しの期間だけお試しで利用してみるのもいいですね。

ベビーカーは赤ちゃんを乗せて気軽に移動することが出来るだけでなく、専用のフックを取り付けることで荷物も持ち運びしやすくなります。
折り畳んでもそのままでもそれなりに場所は取りますが、それこそ抱っこ紐やおんぶ紐と併用して使うと、かなり便利でしたよ。

選び方のポイントは?

ベビーカーは大きく分けて3つにわけることが出来ます。
値段や使用できる期間、ライフスタイルにあったものを検討して選ぶのがおすすめです。

(1)A型

A型のは新生児・もしくは生後1ヶ月から使えます。だから、がっしり重く安定感のある作りが特徴です。
フラットに寝かせることができること、対面式に切り替えることが出来ることから、新生児の赤ちゃんでも安心して寝かせることができるものが多くあります。

その代わりメーカーによって違いはありますが、値段は高いです。
3万円以上するものが多いですが、探してみると1万円台で購入することが出来るA型ベビーカーもあるので、ネットなどチェックしてみてくださいね。

新生児から3歳くらいまで使えるので、長く使いたいなと思ったらA型がおすすめです。
我が家も長女が生まれた際に購入しました。

出来るだけ軽いものがいいと思い、コンビの「メチャカルファースト」を購入しましたよ。
片手で開閉できるのが凄く便利でした!
生後1ヶ月から使えるとのことだったので、新生児期には利用できませんでしたが、新生児期の受診はおくるみに包んで抱っこで移動だったので生後1ヶ月から使えるタイプで十分でした。

(2)B型

B型のベビーカーは生後7ヶ月頃から3歳頃まで使えるタイプが多いです。
背もたれがフラットにならないので、お座りがしっかり出来るようになってからの使用となります。

その代わり、その分お値段はA型に比べるとお安く1万円台から購入することができますよ。
A型はどうしてもどうしても値段が高いので、お座りが出来るようになってB型を購入するという人も多いです。

我が家は三女が3歳の時に7年間使ったベビーカーがついに壊れてしまい、ご近所さんからお古のB型のをもらいましたが、すごく助かりました。
作りがしっかりしているので、安全に乗せることが出来て良かったです。

(3)バギー

バギーは生後7ヶ月頃から3歳頃まで使えるタイプが多いですが、B型との大きな違いは軽さを一番の売りにしているので、B型よりも簡易的な作りをしています。

お値段も5000円くらいから購入することができるので、気軽に購入することができちゃうんです。
折りたたんでも場所を取りませんし、軽いので持ち運びしやすいですよ。

A型・B型のベビーカーだと、しっかりしている分、重いし結構場所をとりますが、バギーならサッと乗せて移動することができますし、小回りがきくのでとっても楽ちんです。

ただ生後7ヶ月から使えると言っても、成長がしっかりしていなければ、簡易的な作りのバギーを使用する際に腰を痛めてしまいかねなので、使う前にはしっかり赤ちゃんがしっかりお座りできることを確認してから使うようにしましょうね。

使い始めたら気をつけることは?

(1)持ち手にかける荷物

ベビーカーの持ち手に専用のフックを装着すると、荷物をかけることが出来て便利です。
ただこのフック、対面式の場合は問題ありませんでしたが、赤ちゃんを前向きに乗せる場合には注意が必要です。

と言うのも、あんまり沢山の荷物をかけてしまうととっても危ないんです。
移動でちょっと段差を乗り越えるのに前輪を浮かせたら、後ろに重力がいっぺんにかかるので赤ちゃんがひっくり返ります。
私も一度やってしまい、三女がひっくりかえってしまいました。

ものすごくヒヤッとしたのでそれから荷物を掛け過ぎないように気を付けましたが、赤ちゃんを前向きに乗せるように変えたら、基本的に荷物はベビーカー下の部分に置くようにしましたよ。

(2)ベルトは必ずする

子どもが大きくなってくると、ちょっとそこまでのお出かけの場合、ちょこんと乗るだけでベルトをしないという慣れも出てきます。
まさに私もそうでした。

3人目だし大きくなったし、3歳になればちゃんと座っておけるから大丈夫という過信もあったと思います。
ある日次女の幼稚園のお迎えに遅れると思って、三女をベビーカーに乗せてベルトなしでダッシュしていたら、段差につまづいて三女は前にドンと落ちました。

本当に可哀想なことをしたなと思うのですが、えらい勢いで飛んだのでおでこは打つし、泣きやまないし散々でしたね。
やっぱりベルトはしないといけないんだと反省しました。

(3)止まる時にはロックをかける

ベビーカーを押す場合、ちょっと立ち止まって持ち手から手を離す場合は、必ずロックをかけましょう。

私の友人は信号が赤になった横断歩道の手前で靴ひもを結び直していたら、後ろの人がつまずいて友人の止めていたベビーカーにぶつかってしまい、ベビーカーが道路に出てしまうという体験をしました。
幸いすぐに気が付いたこと、車がきていなかったことから事故にはなりませんでした。
でもそれを聞いてから、私もこまめにロックをかけるようになりましたよ。
いつ何がどこで起こるか分からないので気を付けてくださいね!

何歳くらいまで使う?

メーカーによって違いはありますが、“生後36ヶ月・体重15キロまで”を安全にベビーカーの使用ができる基準として掲げているメーカーが多いです。
子どもは3歳になると歩くことが出来るようになりますし、私の周りでも3歳を目安にベビーカーを卒業させる親御さんは多いですよ。

我が家は長女が1歳で乗りたくないと言い出して乗らなくなり、次女は2歳半くらいで卒業しました。
次女はベビーカー大好きっ子でしたが下の妹が生まれると、バトンタッチして歩いてもらいました。

でも次女が疲れた時には、三女を抱っこ出来る間は三女を抱っこして、次女をベビーカーに乗せていましたね。
我が家の場合は車を主人が出勤で使うことに加えて、子ども3人を自転車に乗せて移動することが出来なかったので、3人の子どもたちはベビーカーと抱っこと歩かせるという移動スタイルでした。

長女と次女は頑張って歩きましたが、三女は下がいないので実は4歳までベビーカーに乗っていました。
我が家のように歩かなければならないライフスタイルの場合は、お子さんを長くベビーカーに乗せる方も多いですよね。

でも我が家の長女のように「もう乗りたくない!」と言って、1歳前後で乗らなくなるというお子さんも少なくありません。
ライフスタイルや、お子さんによってお子さんが何歳までベビーカーに乗るかどうかは異なりますが、使用基準となる月齢・体重には注意して乗るようにしましょうね。

ベビーカーにおすすめのアイテム

(1)レインカバー

ベビーカーを雨の日でも快適に使用することが出来るのが、レインカバーです。
各メーカーでも専用のレインカバーが販売されていますが、ちょっとお値段が高いのが難点です。
でもお店によってはどのベビーカーにも大体合うというノーブランドのレインカバーも多くあるので、検索してみてくださいね。
私もネットで1000円ほどでノーブランドの製品を購入しましたが、4年間しっかり使えてとても助かりました。

(2)日よけシェード

我が家のA型ベビーカーは「幌(ほろ)」と呼ばれる日よけ部分が、他の製品に比べてしっかり覆わない作りになっていました。
だから赤ちゃんが日に当てられることが多くなるので困っていたんです。

そんな時に見つけたのが、クリップでとめられる日よけシェードです。
子どもが大きくなるにつれて、日よけシェードをベビーカーにつけていると取りたがりました。
でも子どもが寝てしまったら日よけシェードをつけることで、日差しをカットすることができてとても便利でしたよ。

(3)ブランケット用のクリップ

一人目の時にはブランケット用のクリップを使っていなかったので、冬にブランケットをかけていてもいつの間にかずり落ちて、ベビーカーのタイヤで踏んでしまうということがよくありました。
二人目の時に友人からブランケット用のクリップをもらって、こんな便利なものがあるのかと目から鱗でした。
キャラクターがついた可愛いクリップもあるので、ぜひ使ってみてくださいね。

(4)ベビーカーフック

ベビーカーの持ち手部分にベビーカーフックを取り付けることで、ちょっとした荷物をかけることができてすごく便利です。
ただし、重い荷物をかけてしまうと、ベビーカーのバランスが取れずに赤ちゃんがひっくり返ってしまうこともあるので要注意です。
ベビーカーフックは100均にも売っているので、ぜひ探してみてくださいね!

ベビーカーに取り付ける便利アイテムは沢山あります。
こうしたアイテムも踏まえて、購入するかどうか検討するといいですね!
またレンタルも視野に入れると、無駄なく利用することも出来ます。
ベビーカーを上手に活用して親子で楽しくストレスなく移動手段として生活に取り入れてみてくださいね!