白だし、ほんだし、めんつゆの違いは何?使い分けを教えて!
この記事では、白だし、ほんだし、めんつゆの違いについて、お話します。
色んな調味料があるけれど使い分けが出来ず困っているという方は、良かったら参考にしてみてくださいね!
目次
白だしとは?
白だしは昆布や鰹節などから取っただしに、薄口醤油や白醤油、みりん、酒、砂糖などを加えて作られた調味料です。
液体タイプで売られているもののほかに、粉末タイプもありますので、自分の使いやすい方を選択して調理に使うといいですよ。
一見薄い色をしているので、味も薄味だと思われがちですが、そのまま原液をなめるとあまりの塩分の高さにびっくりしてしまいます。
白だしは薄めて使うのが基本で、食材や料理の色を変えずに調理することが可能です。
ほんだしとは?
ほんだしは和風だしの素です。
味の素から販売されている商品で、色んな素材から作られています。
だしは料理によって変えることによって、美味しくなりますよ。ほんだしの原料は、種類が多いです。
- 鰹節
- 昆布
- 飛魚
- いりこ
- 合わせ(鰹節と昆布)
1つずつの素材からだしを取ろうと思うと手間がかかりますが、ほんだしがあれば水に溶かしたりそのまま振りかけたりして、手軽にだしとして活用することができます。
めんつゆとは?
めんつゆは白だし同様に、昆布や鰹節などから取っただしに、濃い口醤油やたまり醤油、みりん、酒、砂糖などを加えて作られている調味料です。
濃い口醤油やたまり醤油が使われている分、色は濃い黒っぽい色をしていますし、白だしに比べて甘みが強いと言えます。
また、黒っぽい見た目なので、濃い味を想像されるかと思いますが、塩分は白だしの方が多く含まれていますよ。
それぞれの使い分けを教えて
白だしもほんだしもめんつゆも、どれも同じなんじゃないかと思われるかもしれませんが、それぞれの味は全く違います。
ですから、それぞれの個性を生かした料理を作ることができます。
白だし
白だしは、だし巻き卵やお吸い物、うどんの汁、茶碗蒸しなどに使うと美味しく食べられます。
白だしは塩分が高いですが、味がバシッときまりますし、色が付かないので扱いやすいですね。
唐揚げの下味や、炊き込みご飯、煮物にも使えますよ。
ほんだし
ほんだしは白だしやめんつゆと違って、醤油やみりんなどは入っていないため、自分の好みの味付けにすることが可能です。出汁として味噌汁の出汁や煮物、炒め物など色々使えます。
ほんだしの原料によって、昆布やいりこ、カツオなど様々ですので、色んな和食に活用できます。
めんつゆ
めんつゆは名前の通りめんを食べる時のつゆとしてそのまま、あるいは希釈して使えます。
そうめん、うどん、そばなど和食のめんつゆとして重宝しますよ。
また、めんつゆはそれ一本に醤油やみりん、お酒などが入っているため、煮物やおでん、天つゆなど色んな使い方が可能です。お浸しにもおすすめです。
料理が苦手な人にぴったり
白だしやほんだし、めんつゆは料理が苦手な人にとってもおすすめです。
出汁をどうとったらいいか分からないという人は、ほんだしを入れればしっかり出汁はとれます。
また、白だしを入れればお吸い物が上手に作れます。
私も、グループホームで働き始めた時、ほとんど料理が作れませんでした。
お吸い物を作ってと言われても、どう調味料を合わせていいのか分からなかった時、主婦の同僚が「白だしで作ったら簡単よ」と教えてくれて、いざ作ってみてその美味しさにびっくりしました。
一気に自分が料理上手になった気持ちでしたね。
それから白だしはずっと家にあります。
また、めんつゆも煮物が簡単に作れるので、煮物に対して苦手意識を持っている方にもぴったりです。
時短にもなりますので、料理に対してコンプレックスを持っている方は、良かったら使ってみてはいかがでしょうか。