赤ちゃんが離乳食を食べている途中で泣き出す!理由や対処法は?

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赤ちゃんが離乳食を食べている途中で泣き出す!理由や対処法は?

この記事では、赤ちゃんが離乳食を食べている途中で泣き出すのはどうしてなのか、一緒に考えてみたいと思います。
対処法についても触れていきますので、離乳食での我が子の癇癪にお困りの方は、良かったら参考にしてみてくださいね!

目次

途中から泣き出すのはなぜ?

①抱っこしてほしい

赤ちゃんが離乳食を食べている途中で泣き出すのは、もしかするとお母さんに抱っこをして欲しいからかもしれません。

我が家の娘たちも、離乳食の途中で抱っこをして欲しいときは、機嫌が悪くなり泣きながら両手を差し出して抱っこアピールをしてきましたよ。

その時は、気をそらして食べられる時は食べさせましたが、どうしてもだめな時は抱っこしてあやしました。
そのまま離乳食が終わることもよくありましたが、体重の増えも問題なかったので、あんまり気にしないようにしていましたね。

②眠い

よく子どもがご飯を食べながら睡魔と戦う動画がありますが、赤ちゃんも離乳食を食べている途中で眠くなりますよ。

まだまだ眠いということを口に出して言えませんし、眠いので機嫌が悪くなり、離乳食の途中で泣き出すという子は結構多いです。

我が家の娘たちも、離乳食を食べている途中でグズグズ言いだし、泣き出してそのまま抱っこして寝ることがよくありましたよ。

特に昼寝が少なかったとか、朝早起きだったという心当たりがあると、離乳食の途中で泣くのは眠いのかな?と推測することができますね。

③離乳食が気に入らない

硬すぎる・柔らかすぎる

離乳食のメニューによっては、硬すぎるとか柔らかすぎるといった理由で、離乳食の途中で泣き出す子もいます。

冷たい・熱い

離乳食が熱かったり冷たかったりして気に入らないと、赤ちゃんは離乳食の途中で泣きます。我が家の娘も、冷たいとブーっと口から出したり、お汁がちょっと熱かったらものすごい勢いで泣くので大変でした。

これは嫌!

メニューによっては味付けが気に入らなかったり、味が薄いことに腹を立てて泣き出す子もいます。
特に離乳食が進んでいくと、好みも出てきますよ。

我が家の長女も、離乳食後半になると、味が気に入らないとブーっと吐き出して泣いていましたし、三女は野菜の離乳食の大半はお皿をひっくり返して癇癪を起しながら泣いていました。

④自分で食べたい

赤ちゃんも成長していくうちに自我が芽生え始め、「自分で食べたい」という欲求が出てきます。
自分の思い通りに食べることができなければ、離乳食の途中で泣き出しますよ。

我が家の娘たちも、ぐっちゃぐちゃになりながらも自分で食べていたらすごくご機嫌でしたが、私が与えようとすると癇癪を起していましたね。

離乳食後期になると自分で上手に手づかみできるようになりますが、初期・中期はまだ難しいです。
我が家の娘たちは、初期・中期の頃自分で食べたがる時は、スプーンを持たせたりしていましたよ。
スプーンを持っているだけでも機嫌がよくなったりしていたので、良かったら試してみてくださいね。

⑤遊びたい

赤ちゃんも成長と共にできることが増え、視界やできることが広がって好奇心もどんどん旺盛になってきます。
すると、離乳食を食べていても、途中で飽きて遊びたくなって泣き出すこともありますよ。
気を紛らわせて離乳食を食べられるよう、対応をしてあげられるといいですね。
スプーンを持たせてみたり、楽しそうな声をかけてあげたり工夫してみてください。

⑥離乳食を食べるときの姿勢が嫌

離乳食の途中で泣き出すのは、ジッと座っているのが嫌な場合もあるので、その場合は椅子からおろして食べさせるというのもやってみてはどうでしょうか。

我が家もスイングを椅子にして食べさせていましたが、途中からそれを嫌がるようになり、床に座らせて食べたら食べるようになったことがあります。
赤ちゃんが座るのを嫌がって、立ったまま食べさせるというママ友もいましたよ。

⑦ミルクが飲みたい

離乳食の途中で泣き出す赤ちゃんの中には、ミルクや母乳を飲みたくて泣く子も多いです。

途中でミルクや母乳を与えると、機嫌が良くなって、以降の離乳食をスムーズに食べるという場合は、割り切って離乳食の途中でもあげてもいいのではないでしょうか。

ただ断乳や卒乳をする予定であれば、母乳の代わりにミルクにしたり、あやして乗り切る必要がありますし、「終わってから飲もうね」が通用する子であれば、それももちろんありです。

赤ちゃんによってみんな違うので、我が子はどうなのか試してみてくださいね。
ミルクを使った離乳食メニューを作るというのも、やってみてはどうでしょう。

泣いても食べさせたほうが良いの?

無理やり食べさせることによって、癇癪がひどくなるだけでなく、赤ちゃんが泣いているところに食べ物を無理に口に入れると、食べ物がのどに詰まったり誤嚥してしまうこともあります。
だから、泣いても無理に食べさせるのはよくないのではないでしょうか。

泣いても何とか食べさせようとして、無理やり座らせようとすると、赤ちゃんは余計に泣いたり酷い癇癪を起してしまいかねません。
これが続いてしまうと、離乳食の時間が苦痛になってしまい、離乳食の進みがうまくいかなくなってしまうかもしれませんよ。

また、必死に赤ちゃんに食べさせようとするお母さんの顔が怖かったら、ますます赤ちゃんは泣くかもしれないので、お母さんはリラックスしてくださいね!

泣いたらとりあえず離乳食を中断して、あやしたり抱っこしたり赤ちゃんが落ち着く方法を取りましょう。
賛否両論ありますが、テレビをつけてDVDや教育テレビを見せたりしてもいいのではないでしょうか。

お子さんもお母さんもストレスのない方法で、あやすことができるといいいですね。

離乳食に工夫が必要?

離乳食のメニューに不満があって泣く子の場合は、離乳食に工夫をすることで泣くことを防ぐことができるかもしれませんよ。

①手づかみできるメニュー

離乳食を自分で食べたいと思っている子どもの場合は、手づかみしやすい離乳食のメニューを作ると、子どももご機嫌で食べてくれるかもしれませんね。

②離乳食の柔らかさに注意

赤ちゃんによっては、硬すぎたり柔らかすぎたりして嫌だという子もいるかもしれません。

まず月齢に合った硬さが分からないという場合は、市販の離乳食を購入して一口食べてみてください。
この月齢はこれくらいの硬さのものを食べられるという参考になるので、おすすめですよ。

それでも赤ちゃんによってはもっと柔らかい方が好きとか、硬い方がいいという場合もあります。
おかゆは嫌だけど軟飯は食べるとか、ドロドロが嫌で固形は食べるという子も多いみたいですね。

子どもの好みの硬さに合わせて調節してあげてみてください。

③赤ちゃんの好きなメニューを取り入れる

離乳食のメニューの中に、赤ちゃんの好きな味付けだったり好きな食材を取り入れることで、ご機嫌で食べてくれるかもしれません。

ただ、離乳食はいろんな食材に慣れるための時期でもあるので、いろんな食材に赤ちゃんの好きな食材を混ぜたり、好みの味付けを施してみてはいかがでしょうか。

④離乳食の温度にも注意

離乳食を与える前に、離乳食の温度が適切か確認をしましょう。
特にレンジでチンをした場合は、外側が熱すぎたり、中が冷たかったり差が激しいので、注意してあげてみてくださいね。

⑤ミルクを使ったメニューを考えてみる

離乳食の途中でミルクを飲みたがる場合は、粉ミルクを使ったメニューを出してみてはいかがでしょうか。

もちろん、赤ちゃんの中には味がどうというよりも、母乳やミルクを吸うことで安心感を得たいという場合もあるでしょうが、ミルクの味で気持ちがちょっと切り替わるかもしれませんよ。

いつからいつまで続くもの?

赤ちゃんが離乳食を食べている途中で泣き出すのは、個人差があるので一概にいつからいつまで続くというのは言い切れません。
赤ちゃんによっては、離乳食初期から泣き出す子もいますし、離乳食が完了するまで毎回泣く子もいます。

ちなみに我が家の娘たちは、眠くて泣いているなというのは、離乳食初期からありましたよ。
それでも毎回ではなかったです。

ただ、中期を過ぎてくると、自分で食べたいという気持ちが強かったようで、離乳食の途中で癇癪を起すことがとても多かったです。

離乳食が完了する頃にはあんまり泣かなかったような気もしますが、時々食事をしながら機嫌が悪くなってお皿をひっくり返して泣き出したりということはあったので、この時期からこの時期までというのは言い切れないです。

でも、赤ちゃんも成長と共に、少しずつコミュニケーションを取ることができるようになってくるので、なんとなくこれが嫌なのかなというのがわかってくるかもしれません。

我が家の娘たちも、「今は眠いのかな」とか「離乳食の内容が気に入らないのかな」「自分で食べたいのかな」等言うのがわかってくるようになりましたよ。
これが食べたいというのも、1歳を過ぎる頃には、指を指して訴えられるようになっていました。

いろんな方法を試してみて!

離乳食の途中で泣き出す赤ちゃんの理由というのは、赤ちゃんによってそれぞれ違います。
だから、もしかすると今回挙げたような項目が原因で泣いているのではなく、もっと別の原因があったり、ただ機嫌が悪いというだけかもしれません。

離乳食の途中で泣かれると、こっちもイライラしてしまいますし、「もう勘弁してくれよ」という気持ちになりますが、とりあえずいろんな方法を試してみましょう。

ご飯の時にテレビなんて!と思われるかもしれませんが、テレビは上手に使えばお母さんも赤ちゃんもストレス泣く過ごすことができるお助けアイテムです。

立って食べさせるなんて行儀が悪い!と思われるかもしれませんが、この時期は仕方がないと割り切って立って食べさせたっていいじゃないですか。
いずれこの離乳食の途中で泣き出すこともなくなりますし、こちらのいうことを理解してくれる日が来ますよ。

とりあえず、離乳食の時期は赤ちゃんが食べ物を口に入れることに、慣れることができるようにする時期です。
食べることが苦痛に感じるような離乳食時期にだけはならないようにしたいところですよ。

赤ちゃんによっていろんな方法を試してみて、我が子にぴったりの方法がみつかるといいですね!