刺繍を綺麗に取りたい!簡単な方法とは?

この記事は約6分で読むことができます。

刺繍を綺麗に取りたい!簡単な方法とは?





刺繍と言っても、装飾としての刺繍もあれば、ネームとしての刺繍もあります。
人から譲り受けた洋服や運動着などについているネーム刺繍は取ってしまいたいものですよね。
細かい糸目で縫い上げられたネーム刺繍。
その刺繍の範囲は狭いと言っても、簡単に取るのは難しそうで、作業を開始するにはちょっと躊躇してしまいがち。
無理に力任せに取ったら、跡も残りそうです。
ネーム刺繍に限らず、取ってしまいたい刺繍というのはあります。
そもそも自力で取れるものなのか?取ってしまって影響がないものなのか?
気になる刺繍の取り方と注意点についてご紹介します。



自分で取ることはできる?

時間をかければ自分で取ることも可能です。
ミシンで縫っているネームなどの刺繍は糸目も細かく簡単に取れるものでもありません。
自分で取るために必要なものは取るための道具と「根気」です。

簡単な方法ってあるの?

刺繍は、刺繍糸で何度も布を往復して叩くように縫っているので糸目が細かいうえ、土台の生地もダメージを受けています。
スカートなどの裾上げの糸は、一箇所ほどけるとするすると抜けてしまいますが、刺繍の場合はそんなに簡単にするするとは糸がほどけてくれません。
丁寧に取らないと、土台の布自体へのダメージがかなり大きくなります。
根気強く丁寧に取っていくことをお勧めします。

方法としては、手芸店や100均でも売っている「リッパー」を使い、まず裏側の刺繍糸を切ります。
リッパーは先端が「J」のような形になっていて、間がカッターの刃のようになっています。
長い方の先端で糸の間に入り、根本にあるカッター部分で糸を切ってくれる便利な道具です。
ミシンで縫った糸を縫い直したい時などに使います。

何重にも重なった刺繍糸の間にくぐらせて、まとめて何本も糸を切ってくれるので、洋裁用のはさみを使うよりも簡単です。
この時に土台の生地を切ってしまわないように注意してくださいね。

裏側の糸を切ったら、今度は表に返して、同じように糸をリッパーで切ります。
あとは毛抜きで丁寧に糸を抜いていきます。
縫い始めや縫い終わり部分の糸は抜きずらくなっています。細かい作業ですが毛抜きを使って丁寧に抜いていきます。

道具は何を使えばいいの?

リッパーと洋裁用のハサミそして毛抜きを用意してください。
先の柔らかい「はぶらし」などもあると便利です。
刺繍を取った後はどうしてもミシン針のあとが目立ちます。
アイロンも必要です。

取るときの注意点は?

刺繍の糸は取れても、縫った針跡は残ってしまいます。
刺繍を取ったあとの縫い跡にアイロンの蒸気などをかけて目立たないようにすることは出来ます。
ただ生地によってはアイロンをかけても縫い跡が目立ち、刺繍は取れても、そのあとは使い物にならない場合もあります。
例えばガーゼやオーガンジーのような薄い布。

またサテンなども繊細な布は、刺繍がなくてもちょっとした引っかかっりでつれてしまうような布です。
これらの布は、とても繊細なため刺繍を取ってしまうと布自体のダメージが大きく、穴が開いてしまうこともあります。
繊細な生地、薄い生地、柔らかい生地に施されている刺繍を取ることはお勧めしません。

料金を払えば取ってもらえるの? どこに頼めばいいの?

お直しやリフォーム店でネーム刺繍を取ることを請け負っているところがあります。
刺繍を入れてくれる「刺繍店」は刺繍をするところではありますが、取ることに関しては積極的でないお店の方が多いようです。
理由はやはり、生地へのダメージが大きいからではないでしょうか。

どうしても依頼したい場合はリフォーム店などで聞いてみてください。
プロに頼んで取ってもらっても、刺繍あとが残るリスクは覚悟してくださいね。
プロであっても、穴が開いてしまっているモノを元に戻すことはできません。
密に刺繍されているものは、生地自体がミシンの針で無数に穴が開いている状態になっているんです。

柔らかい布などはミシン針で切断されていることもあります。
たとえばナイロンの生地やビニールコーティングされている生地、またガーゼ素材のような柔らかい生地の刺繍を取ったあとは穴があいてしまって使い物にならないでしょう。

業者に依頼するときも、リスクについてちゃんと聞いてお互いに理解したうえで頼みましょう。
ちゃんとしているリフォーム店であれば事前に説明してくれると思います。

まとめ

ネーム刺繍に限らず、小物などのアイテムにブランドの刺繍やプロスポーツの団体のロゴなど刺繍が施されている物はたくさんあります。

デザインなどの形や色合いが気に入っているけど、ロゴやネームが気に入らない。なんていうときもありますね。

そのような時でも、刺繍を取ってしまうことのデメリットと、自分が得たい結果を天秤にかけて、刺繍を取るかどうかを判断してみてください。