ベーコンは生で食べても大丈夫?おいしい食べ方は?

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ベーコンは生で食べても大丈夫?おいしい食べ方は?

ベーコンって生で食べられるかどうか、ご存知ですか?
ハムは生で食べるイメージが強いけれど、ベーコンは生で食べてはいけない気がすると思っておられる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、ベーコンって生で食べても大丈夫なのかについてお話します。
ベーコンの美味しい食べ方や、生ベーコンについてもお話しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

目次

生で食べても大丈夫?

結論から言うと、国産ベーコンは生で食べても大丈夫です。
ベーコンの薄切りをスーパーで購入したところ、パッケージの裏を見ると太字で「そのままでも召し上がれます」と書いてありました。
だから、生で食べても大丈夫と言うことになります。
国産のベーコンは、大きく加熱食肉製品と非加熱食肉製品に分けることが出来ます。

(1)加熱食肉製品

私が購入した薄切りベーコンには“加熱食肉製品”と書かれていました。
衛生管理された場所で、加熱された食品なので、そのまま食べても大丈夫と言うことになります。

(2)非加熱食肉製品

ベーコンによっては、“非加熱食肉製品”と書かれたものがあります。
加熱していないので、生で食べたら危ないんじゃないかと思ってしまいますが、安心してください。生で食べることは出来るんですよ!
非加熱処理でも、乾燥を特にしっかりして、生で食べることが出来る環境で加工されているため食べられるんです。

(3)海外製のベーコン・自家製ベーコン

ベーコンを生で食べることが出来るというのは、国産の基準を満たしているものに関して言っています。
とうしても自家製ベーコンだと火の通りが甘かったりしますし、海外製のベーコンはしっかりカリカリに火を通すことが前提で作られていたりします。
だから、ベーコンを生で食べる場合には、国産であることが前提と考えてくださいね!

我が家では、ハムやウインナーが大好きな子どもたちは生でハムやウインナーを食べますが、ベーコンに関しても生のままで食べようとします。
私はウインナーとベーコンに関しては焼いて中の脂を溶かしてジューシーに仕上げたいのですが、子どもたちはそんなに気にしていないみたいですね。
友人の中には、ウインナーもベーコンも焼かないとお腹を壊すと言って、我が家の子どもたちが生で食べているのを必死に止めようとしていました。生でベーコンを食べられないと思っている人は、結構多いのかもしれませんね。

おいしい食べ方は?

ベーコンは基本的に、ばら肉が使われていることが多いので、じっくり焼くことによってベーコンの脂が溶けでて香ばしく食べることが出来ます。
カリカリになるまで炒めて食べるのもいいですし、カットして野菜と一緒に炒めたり、スープの具材として使うのもいいですね!
また、豚の肩ロースを使ったショルダーベーコンや、ロース肉を使ったロースベーコンに関しては、脂身も少な目なので生で食べても美味しく食べられますよ。

生ベーコンってあるの?

生ハムは聞いたことがある方も多いかと思いますが、生ベーコンなんて聞いたことがないという方は多いのではないでしょうか。
実は生ベーコンもあるんです。

“パンチェッタ”と呼ばれるのが生ベーコンです。
ベーコンは基本的に燻製したものを指しますが、“パンチェッタ”という燻製していない生ベーコンが存在します。
このパンチェッタは、塩漬けを行ったら乾燥・熟成させて仕上げたものを指しているんです。だから、燻製はしていないんですよ!
生ベーコンは主にイタリアが本場ですが、日本でも製造・販売されています。
私もよくトップバリュの生ハム“パンチェッタ”を購入していますよ!
輸入食品店でも購入することが出来ますし、スーパーにおいてあったりするので、ぜひチェックしてみてくださいね。

生ベーコンは焼かない方がいいの?

生ベーコンは、生のままで美味しく食べられるように加工されています。
でも焼いて食べてもとっても美味しいですよ!
生ベーコンはとても香り豊かです。
ちょっとあぶったり焼くだけでも、生ベーコンの食欲をそそる香りが引き立ちます。
また我が家はカルボナーラスパゲッティが好きなので、日曜日の昼食によく作りますが、その際に生ベーコンがあれば軽くフライパンで炒めて加えると、すごく美味しいです。もちろん、炒めずにそのまま生ベーコンを仕上げに乗せてもとっても美味しいですね。子どもたちも柔らかいので喜んで食べますよ。
ただ、生ハム同様に塩気がしっかり効いています。たくさん食べすぎると、喉が渇きますし、塩分の摂り過ぎになってしまうので、注意しましょうね。

生ベーコンの美味しい食べ方

(1)チーズ・クラッカーと一緒に

クラッカーの上に、チーズと生ベーコンを乗せて、オリーブオイルと黒コショウをかけるとワインに合います!
とっても美味しいのでぜひお試しくださいね。

(2)野菜巻き

水菜や生野菜、あるいは軽く茹でた野菜をクルっとベーコンで巻くと、ベーコンの塩分と脂の旨みでとっても野菜が美味しく食べられますよ!
お好みに応じて、オリーブオイルや黒コショウを振りかけてみてくださいね。

(3)トースト乗せ

食パンにとろけるチーズをのせて焼いたら、仕上げに生ベーコンをのせるだけで、ごちそうパンの出来上がりです。
同じ要領で、ピザにもすごくよく合いますよ!

(4)スープやサラダのトッピング

スープを作ったら、仕上げに生ベーコンを刻んでちらしたり、サラダの仕上げのトッピングにしてみてはいかがでしょうか。
スープやサラダに旨みが加わります、具材の一つとしても楽しめますよ!