最近「スーパーフード」というものが定着してきましたね。

チアシードやスーパースプラウトなどがそう。

その中でも「キヌア」は、ダイエットや美肌効果で女性に嬉しい食材として注目されています。

でも、これってどうやって食べると美味しいんでしょうか？

調理の仕方や美味しい食べ方をご紹介します！

そのまま食べられるの？

キヌアはヒユ科の植物で、そばなどと同じ位置付けの雑穀の一種です。

高タンパク低カロリーで、糖質制限ダイエットをしている方にも強い味方。

ビタミンB類が豊富に含まれている上に、なかなか摂取しにくい葉酸や、リジンなどの必須アミノ酸を9種類全て含んでいるすごい植物です。

白米よりもタンパク質は2倍、食物繊維は8倍、カリウム6倍、カルシウム10倍、マグネシウム7倍、リン7倍、鉄分8倍と豊富な栄養素が魅力。

地元である南米ではスープに入れたり、粉に挽いてパンのようにして食べます。

基本的には加熱して食べるものなので、生食は避けましょう。

茹でると5倍に膨らみ、プチプチとした食感が楽しい食物です。

日本では雑穀としてご飯に混ぜて、炊飯器で炊くのが主流です。

炊くの？炊飯器で大丈夫？

キヌアは鍋でも炊飯器でも炊くことができます。

加熱した際に5倍ほどに膨れるので、初めは少量を試して見ましょう。

ざっと洗ったものでしたら、そのままスープなどに入れて茹でて食べるのも可能です。

次の項目でキヌアの鍋と炊飯器を使用した炊き方を書きますので、是非チャレンジしてみてください。

炊き方は？

キヌアの炊き方をいくつかご紹介します。

まずは下準備ですが、お米と同じように研いで洗ってください。

鍋で炊く場合

1. キヌア1に対し水を2、塩をひとつまみ鍋にいれる。
2. 強火にかけて沸騰したら弱火にする。
3. ざるにあげて水気を切る。（柔らかくしたい場合は水を切らずに蓋をしたまま10分蒸らす）
4. 胚芽が現れて透明になり、食べて見て芯がなければ完成。芯がある場合は少し蓋をして蒸らす

。

炊飯器で炊く場合（2合ぶん）

1.研いだキヌアを米と同様の分量の水で炊く。

白米と一緒に炊飯器で雑穀ごはんとして炊く場合

1.良く洗ったキヌアと研いだお米を合わせ、お米を炊くぶんの分量の水で炊飯する。

どうですか？ とっても簡単で、これなら手軽に取り入れられますね！

炊いた時に独特の匂いはするのですが、味はそこまで違和感なく、普通の雑穀ごはんとそこまで変わりません。

水の分量を変えて炊くこともしなくていいので、楽チンですね。

他に美味しい食べ方はある？

キヌアはプチプチした食感が楽しく、トッピングなどに大活躍する穀物です。

味の濃いものと合わせると、その真価を発揮します。

いくつかレシピを記しますね。

キヌアは上手に保存して調理しよう

キヌアは穀物なので、お米などと同じく、冷暗所での保存が向いています。

冷蔵庫に入れておくとベストですね。

一度加熱して調理したキヌアは、冷凍庫で保存しておくと良いですよ。

ラップやジップロックに入れて、その上から包丁の背などでブロックに分けて冷凍しておくと、その後使用しやすいです。

使うときはカレールーのように割って解凍するだけ。

スーパーフードの中でも取り入れやすい雑穀なので、ぜひ食べて見てください。