幼稚園の役員って先生が決めるの?選ばれやすい人ってあるの?

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幼稚園の役員って先生が決めるの?選ばれやすい人ってあるの?

幼稚園に子どもを通わせる上で気になるのが「役員決め」です。
役員をやりたいという人も中にはいるかもしれませんが、できればやりたくないという人が多いのではないでしょうか。

この役員はどうやって決めるのか、また選ばれやすい人というのがあれば知っておきたいですよね。

もちろん幼稚園によって決め方は色々ですが、どんな方法で決めるのか、事前に参考にしてみてください!

目次

役員は先生が決めるもの?

幼稚園によって、役員の決め方は異なります。
だから、幼稚園の役員は先生が決めるものというわけではありません。

むしろ幼稚園の先生が役員を選出すると、保護者との関係がギスギスしてしまうことがあるため、公平を期すためにも保護者間で決定してもらうという幼稚園が多いのではないでしょうか。
三女の通う幼稚園でも、保護者間で決めますよ。

でも幼稚園によっては、先生が直接役員のお願いをするというところもあるようですね。

選ばれやすい人ってあるの?

①一人っ子

正直お子さんが一人っ子の場合は選ばれやすいです。
先生も頼みやすいみたいですね。

②下に子どもがいない

下に子どもがいると、幼稚園の役員は難しいです。
それくらい仕事が多岐にわたりますし、とっても大変です。拘束時間も長いですし、会議に出席しなければならなかったりするので、下に子どもがいるとすごく大変ですよ。
その代わり一番下の子どもが幼稚園に入園したら、役員をやって欲しいという声がかかりやすくなります。

③働いていない

働いているお母さんは、断られることが想定されるので、選ばれにくいです。
幼稚園に子どもを通わせているお母さんは、専業主婦の人ばかりと思われるかもしれませんが、子どもを迎えに行くまでの時間だけ働くというお母さんはかなり多いです。

④幼稚園の方針に対して理解のある人

幼稚園の先生も、仕事を引き受けてくれやすそうな人に声をかけたいですし、幼稚園の方針に対して理解のある人に役員をお願いしたいと考えるのは自然な流れです。
だから先生と普段からコミュニケーションを積極的に取っている人も、先生からするとお願いしやすいかもしれませんね。

他の決め方は?

幼稚園の先生から直接お願いされる以外の決め方は、次の3つが挙げられます。

①立候補

出来れば仕事の多い役員はやりたくないという人がほとんどですが、年少や年中のうちに役員をやっておいた方が、年長の時に会長に当らなくて済むという理由で、年少・年中で役員に立候補する人も多いです。

実際、私も今年の三女の幼稚園入園を機に、役員に立候補しましたよ。
三女の通う幼稚園では、1度役員をすれば5年間は免除されるため、会長や会計といった責務の大きな役が当たる年長の前に、年少で役員に立候補する人がとても多いです。
逆に、年長で立候補する人は全くいないですね。

②抽選

誰も立候補がいないとなると、抽選によって役員を選出します。
既に上の兄弟の時に役員をしている人や、妊婦さん、下の子どもがいる場合は役員が免除されるため、抽選といってもそんなにたくさんいません。
当らなかったら本当にラッキーですね。
三女が通う幼稚園では、年長の役員さんは立候補がいないため、抽選となります。

③推薦

幼稚園によっては、前年度の会長からの推薦で役員が決まるというところもあるようです。

推薦されやすい人ってどんな人?

①会長の知り合い

娘の通う小学校のPTAは、地域のつながりが強いところなので、小学校の会長は前年度の会長から指名されます。
会長の知り合いだったり、会長が信頼している人が次年度の会長を任されていますよ。
幼稚園でも同じように、会長が次年度の会長を選出するという地域は結構あるようです。

②断らなさそうな人

強気に「出来ません」という人は推薦されにくいですが、お願いしたら嫌と言えなさそうな人は推薦されやすいです。押しに弱い人は要注意ですよ。

③専業主婦の人

三女の通う幼稚園では、専業主婦でも働いていても役員に当ったら誰でも必ずやらなければなりません。でも推薦で役員を決める幼稚園では、「あの人は働いているから」といった気遣いが発生すると、どうしても専業主婦の人に役員の白羽の矢がたってしまいます。

④社交的な人

社交的でどのお母さんとでも話しをしているという方は、会長に推薦されやすいです。
色んな人と話をしているから人脈が広いとか、まとめるのが上手そうと解釈されやすいですね。

⑤普段から幼稚園への行事に積極的な人

普段から幼稚園への行事に積極的で、世話を焼いてくれる人は、「役員にぴったり」と思われやすく、推薦されやすいです。

幼稚園の役員は忙しい

幼稚園の役員はすごく忙しいです。

というのも、幼稚園の行事を行う際には、先生だけでは人数が少ないので、役員がサポートしなければ成り立たないためです。

三女の通う幼稚園でも、毎月必ず役員が集まって、行事ごとの仕事の振り分けをして、行事の用意もしています。

例えば、臨海保育があれば一日付き添って園児が海やお風呂に入るのを手伝ったりしましたし、七夕があれば笹を山にとりにいったりしました。

地域の夏祭りはお店を出店するため、その準備に何度も集まり景品集めやセッティングなど事前に動き、更に当日も7時間炎天下の中現場でお店に立ち続けました。

今後は運動会があるので、運動会の予行練習や当日のお手伝いの確認をしたり、幼稚園祭りのバザーの準備、など盛りだくさんです。

そして、三女の通う幼稚園では、役員は市の会議にも出席しなければならないので、月に1度は市の給食会や勉強会などに出席していますよ。

でも、忙しくても園での子供たちの様子を見ることが出来るというのは、嬉しいですね。
また役員同士の絆も芽生えて、楽しく役員活動が出来ているのも良かったです。悪いことばかりではありませんよ。

幼稚園の役員の決め方は、幼稚園によって決め方が違うので、事前に先輩ママさんに聞いてみたり園に確認をしてみてくださいね。