プチにんにくは家で栽培できるの?方法を教えて!
プチにんにくって、ご存知でしょうか?
普段慣れ親しんでいるにんにくは、6片が一塊になっているにんにくですが、プチにんにくは1片だけから成り立っているにんにくなんです。
ただ、プチにんにくは国内に流通している量が少ないので、なかなか目にする機会がないかもしれません。
だから、気になる方はぜひ家庭栽培してみてはいかがでしょうか。
この記事では、プチにんにくが家で栽培できるのか、そしてその栽培方法についてお話したいと思います。
やってみたい方は参考にしてみてくださいね!
目次
自宅で栽培できる?
プチにんにくは自宅でも栽培できます!
場所を取らないため、手軽に作ることが出来ちゃいますよ。
私の実家では、祖母が珍しがって作り始めましたが、毎年収穫したプチにんにくを種球にして栽培を繰り返していたら、プチだった大きさのにんにくがいつのまにかちょっと大き目になってきました。
そして父はそのプチにんにくを使って“黒にんにく”を作っています。
我が家の冷凍庫には、父がプチにんにくで作った黒にんにくが保存されていて、調理の際に重宝していますよ!
一般的なにんにくが、6片に別れるのに対して、プチニンニクはちっちゃな玉ねぎみたいで中が分裂しておらず、ひと塊の形状をしています
そのため、「一片種にんにく」とも言われています。
種から育てるの?どこで売っているの?
にんにく全般に言えることですが、にんにくは種から育てるわけではありません。
にんにくは「種球」から育てますが、種球とは繁殖のための球根です。
つまり、収穫したにんにくを乾かして保存し、それを次の年に植えて育てると、にんにくが育つというわけなんです。
プチにんにくも、種から育てるのではなく、「種球」から育てます。
プチにんにくは珍しいので、なかなか園芸店に種球は売られていません。
ホームセンターでも見かけることはほとんどないのではないでしょうか。
もしかすると、道の駅や地産地消の野菜直売場、地元のスーパーで取り扱っているところもあるかもしれませんが、珍しいにんにくなので出会えるかどうかは不明です。
近所の農協に問い合わせてみるのも一つの方法ですが、インターネットで購入するのが一番手っ取り早いのではないでしょうか。
スーパーや道の駅などで売られている、食用のプチにんにくを植えてみるのもいいですね。
栽培の仕方
自宅で栽培したい!という人のために、用意するもの・栽培のポイントをまとめてみました。
まずは初めに用意するものです。
用意するもの
次に、プチにんにくを栽培するときのポイントをあげてみました。
育て方のポイント
芽が出ない!原因は何?
せっかく道具もそろえて栽培をはじめたのに、なかなか芽が出ない、何でだろう?
そんな時は下記のポイントをチェックしてみてくださいね。
ここをチェック
収穫の時期は?
プチにんにくの収穫時期は、5月頃です。
葉が黄色くなったら収穫時です。
収穫時期かどうか自信がない場合は、全てを収穫するのではなく、とりあえず一つ収穫してみてください。
収穫してみて、お尻の部分が少しへこんでいると、収穫のオッケーサインです。
プチにんにくの美味しい食べ方
- そのまんまの姿焼き・姿揚げ
- 薬味として
- 「黒プチにんにく」にする
- 醤油漬けにする
アルミホイルにプチにんにくを包んで、オーブンで焼いたり、プチニンニクをそのまま素揚げにすると、ものすごくホクホクして美味しいです!
オリーブオイルで揚げ焼きもおすすめですよ!
臭いが控え目なので、薬味としてプチにんにくを活用するのもおすすめです。
実家の父がよく作ってくれるのですが、キッチンペーパーと炊飯器、プチにんにくを使って黒にんにくを作ることが出来ちゃいます。
10日ほど炊飯器にプチにんにくを入れて保存をしておき、あとは炊飯器から取り出して2日ほど乾燥させます。
甘みがアップするので、そのまま食べても美味しですし、料理に加えるとコクになります。私はカレーに入れたりしていますよ。
プチにんにくの下の硬い部分を取り除き、保存用の瓶に入れたら、醤油をひたひたに入れます。
後は冷蔵庫で1週間以上つけておけば出来あがりです。
にんにくの香りが移った醤油を料理に使ってもいいですし、にんにく自体も醤油が移って美味しくなりますよ!