お片づけをしない・出来ない子供にイライラ。うまく片付けさせるには? 年齢ごとにコツがあった!

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お片づけをしない・出来ない子供にイライラ。うまく片付けさせるには? 年齢ごとにコツがあった!

「出したものはしまいなさーい」
「片づけなさーい」
「片づけないと捨てるよー」
どれも、みなさん一度はお子さんに声をかけたことがあるのではないでしょうか。

我が家もしょっちゅう私が大きな声で叫んでいます。
でも、お片付けをしてくれないんですよね。
何でしないの…とこちらはイライラメーターが振り切れそうです。

そして、最終的にゴミ袋におもちゃや放ってあるのもを突っ込んで「捨てるから!」と言うのですが、本当に捨てるのももったいないと隠すと、小学生や幼稚園の娘は「本当に捨てるわけじゃない」というのが分かっているから全く響かないんですよね。

本当に捨ててしまうのも、こちらがお金を払って購入したものだから、何度もこんなことをしていては身が持ちません。
物を大事にして欲しい。片づけて欲しい。ただそれだけなのに…
うまく片付けさせるコツ、知りたいですよね?

目次

1歳、2歳の子どもの場合は?


1歳、2歳のお子さんの場合、お片づけを理解してもらうのはなかなか難しいですよね。

もちろん「片づけて」と言って片づけられるわけがないんです。
だから、親御さんと一緒にお片づけをするというのを学びます。

我が家の場合は「おっ片付け―、おっ片付け―」と歌いながら一緒に片づけるというのをやってきました。歌は子どもが大好きですし、ノリノリで片づけていましたよ!

本棚に本を戻すとか、箱におもちゃを入れるとか、そういったことを「お片付けしようね」とか「おもちゃがおうちに帰りまーす」とか「おもちゃがおうちに帰りたいって言ってるよー」など声をかけて、物を元あった所に戻すということを一緒にやると、スムーズにお片付けしてくれます。

この時にもう一つポイントとしたいのが、ご飯の前にとか、おやつの前に、お出かけ前に、寝る前にと、お片づけをする時間を決めて、その都度声をかけると、メリハリあるお片付けができますし、お子さんも自然とご飯の前やお出かけ前、寝る前にはお片付けという習慣がついておすすめですよ!

幼稚園児の場合は?

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幼稚園児になると、幼稚園という集団生活の場で片づけるということを学んでいます。
つまり、お片づけをするということが理解できています。

だから、自宅ではまず物を片付けやすい環境を整えてあげて、あとはお子さんのテンションをあげましょう!
この年代の子は、片づける能力は備わっています。
でも、片づける場所が明確でないと迷ってしまったり、分からないのですぐに気がそれてお片づけははかどりません。
分かりやすく、「ミニカーの箱」「お人形セットの箱」など分けてboxを置くと、子どももすごく片付けやすくなります。

あとは、「ママと一緒にしたい」と言うお子さん、結構多いんじゃないでしょうか。
普段幼稚園で一人で頑張っているわけですから、おうちではママと一緒にしたいと甘えるのも分かりますよね。
そんな時は、どうせお母さんも手伝わないといけないなら、「競争」でテンションを上げてみてはいかがでしょうか!
子どもはお母さんと「競争」って好きですよね。
「どちらが早く片付けられるか、ヨーイドン!」と一声かければ、結構ノリノリであっと言う間に片づいてしまいます。
我が家もまさにそうです。
そして我が家で忘れてはいけないのが、「さすが年長さん」という自尊心をくすぐる褒め言葉です。
誇らしげな笑顔から「フフン、私すごいでしょ」という雰囲気が伝わってきます。
幼稚園に行き始めたから何でもできるというわけじゃないというところを抑えつつ、お片づけをサポートしてあげるといいですね!

小学生になったら?

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我が家でも苦戦しているのが、小学生の娘の机周りのお片付けです。
何度言ってもしないですね…。

学校の先生から家庭訪問の時、「すごく几帳面でしっかり片づいていないと気が済まない感じのお子さんで」と言われた瞬間、「はい??」と聞き返してしまいました。

「自宅の勉強机を見ていただきたいくらい…」と言うと、娘は速攻扉の前に張り付いて「だめー!」と叫んでいましたね。
そこで初めて、上の娘は外ではすごく綺麗に整頓しているんだと初めて分かりました。

ということは何故家では片づけられないんだ?

と思った時、本人が片づけたくなるような環境にして、気持ちいいを実感させることかなと思い、早速可愛いboxやファイルなどを揃えてみました。

すると、早速張り切って綺麗にしていましたね。
「あーなんかすっきりしたわっ」と伸びをしていましたよ。
でも、気を抜くとすぐに元通りになるので、結局またこちらはなんかモヤモヤしちゃいます。

学校で頑張っているので、家では気を抜きたいんでしょうね。でも限度があります…。

もう一つ我が家で効果てきめんなのが、お友達が来ることをちらつかせることです。
「明日また急にお友達が来ることになったら、これはちょっと恥ずかしすぎじゃない?」と言うと、慌てて片づけます。この年代の女の子は周りのお友達の目を気にしたりするので、そういったところを刺激するのもいいですよ!

お片付けにおススメグッズ

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・カラーボックス

これは定番ですね。
カラーボックスは横にしたり縦にしたりして使うことが出来るので、収納の幅が広がります。
専用のカラーボックスに収まる箱は100均を始め色んなお店で売っているため、合わせて使うと綺麗に収納することができますし、シンプルに絵本を収納してもいいですよね!

・可愛い(かっこいい)大き目の収納box

我が家にもありますが、バスの形をしていたり、可愛らしいキャラクターの絵が描いてある収納ボックスを3つ購入しました。我が家は3人子どもがいるので、一人一つずつです。
このボックスに入る分だけの量しかオモチャは保持しないと決めて、新しいものを購入したら使っていないものは処分するようにしています。
それぞれのおもちゃがあるので、自分のおもちゃをしまっていきますが、その際に子ども部屋におもちゃが残っていたら、それは処分するという話はあらかじめしています。物の増え過ぎにならないので助かっています。

・小物を入れるかごや箱

リビングやお子さんの机の上に、小さいものが沢山散らばっていたりしませんか?その際にはこの小物を入れるかごや箱を一つ置いておくと、机の上のものを一時的に避難させる場所として活躍してくれます。
お子さんと一緒にこれはどうするとか、これは必要ないと定期的により分けて、片づけたり処分することができるので、結構便利です。

・ポールハンガー

子どもが小さい間は、自分で手の届く所に制服をかけたりすることができる場所が確保していないと、脱いだら脱ぎっぱなしになってしまいます。
我が家もどうしたものかと思っていましたが、ポールハンガーを一つ置いたら、自分でハンガーに服をかけるようになりました。

成長とともに環境も整えてあげる

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片づけなさいと言われても、どこに何をしまっていいか分からないと思っているお子さんは多いと思います。
小さい頃は出来るだけ分かりやすく、この中にポイするだけでいいよというのがいいです。
そこから少しずつ年齢に応じて細かく物を戻す場所を決めて行ってあげると、お子さんもスムーズにしまうことができてきます。
お子さんと一緒に収納グッズを探すというのもいいかもしれませんね!

ぜひお子さんの自尊心をくすぐりつつ、上手くお片付けが出来るように、工夫してみてくださいね!