お墓参りに行ったら、花がいっぱいで供えられない!どうすればいいの?

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お墓参りに行ったら、花がいっぱいで供えられない!どうすればいいの?




この記事ではお墓参りに行った際、花がいっぱいで供えられない場合、どうすればいいのかについてお話します。
これからお墓参りに行こうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

前の人の花が枯れていたら?

お墓参りに行って、前の人の花が枯れていたら、枯れている花と自分の持ってきた花を交換しましょう。
私もよく実家のお墓参りをする時に母から「お墓参りするなら、花が枯れていたら替えといて」と言われます。
だから、お墓にお供えしている花が枯れていたら、その花を取って、代わりに自分が持ってきた新しい花を生けるという風にしていますよ。

枯れた花の処分に困るところですが、枯れた花は持ち帰って捨てるか、霊園の場合は霊園にゴミ箱が設置されている場合があるので、そこに捨てましょう。

私の実家は山にお墓があり、祖母は昔からお墓にお供えした枯れた花を燃えるゴミとしてゴミに出すのはバチが当たると言って、家の前の川に流すか畑に埋めていました。
仏壇に供えている花も然りです。

でも、今の私の住まいがあるところは自由になる土地もないですし、そこまで田舎でもありません。
母にお墓に備えてあった枯れた花について、処分をどうすればいいのか相談したところ、「新聞に包んでゴミの日に捨てるしかないんじゃないの?」と言われたので、その通りにしていますよ。

前の人の花がまだきれいなまま

お墓参りに行って、お花を持って行ったけれど、まだ花がきれいで自分の持ってきた花を供えるスペースがない場合はどうすればいいのでしょうか?
せっかく持ってきたお花ですし、お墓にお供えしたいですよね。

①スペースを見つけて活ける

とりあえず枯れた花がないかチェックをして、自分の持ってきた花を活けるスペースがないか確認をしましょう。スペースがあれば、花を一緒に活けます。

②お寺に事情を説明して渡す

お寺にお墓があり、お墓に綺麗な花がいっぱいで自分の持ってきた花を活けることができない場合は、お墓にお花を供えずお寺に相談をしてみてはいかがでしょうか。
「良かったら、本堂にお供えしてもらえませんか?」と渡すと、受け取ってもらえる場合がありますよ。

③供えず持ち帰る

お花をお墓に供えず持ち帰り、自宅用の花として飾ったり、仏壇に供えるというのも一つの方法です。
実家の墓地に毎年親戚がお参りにきますが、花がいっぱいで活けられない時は、「花がいっぱいだったから仏壇に供えて」と家にもってきますよ。

④供えて持ち帰る

私の祖父母はお墓に供えた花は持ち帰ってはいけないと言っていたので、私はしませんが、地域によってはお墓にいったん供えて持ち帰るという人もいるようです。
その場合、一度はお墓に供えた花なので自宅の仏壇に供えるのはやめましょう。
自宅の部屋で飾ったりするといいみたいですよ。

自分の花は置いて帰る?持って帰る?

お墓参りに行ってお花がいっぱいで花を活けるスペースがない場合、自分の持ってきた花は持ち帰りましょう。
せっかく持ってきた花ですし、出来れば置いておきたいという気持ちもわかります。

でも、そのまま放置しておくと結局枯れてしまってゴミになってしまったり、虫がわいたり、後から来る人に迷惑をかけてしまいかねません。
だから持ち帰る方が良いですよ。

また、最近では霊園でも花を供えたら、当日お持ち帰りを推奨しているところが多くあります。
生けていた花が枯れて、水が汚れて匂いが出たり、虫が湧いたり、花粉が飛んだりといったデメリットがあるためです。
霊園を利用している他の人の迷惑にもなりかねないということで、その日のうちに花を持って帰るようにとしている霊園は多いんですよ。

そもそも生花は必要?造花じゃダメなの?

最近では、生花の代わりに造花を選択する人がとても多いです。
花の水替えをしたり、処分をしたりといった手間が省けますし、長く綺麗なままを保てるので造花の方が扱いやすいというのもうなずけますね。
スーパーの切り花売り場に、生花と一緒に造花が置かれているところもありますし、一度検討してみるのもいいかもしれませんよ。

お花を忘れた!どうすればいいの?

お墓参りに行って、お花を忘れたなんてこと、ありませんか?

私はお墓に行くまでの道中で、お花を購入しようと思って、結局買えずにお墓につくということがよくあります。
その場合、ないものは仕方がないので、手を合わせてお墓参りして帰りますよ。
でも大体先に来た人がお花を活けていてくれたりするので、特に問題ないですね。

気になる場合は、他の親族に「花を忘れてお参りした」と伝えておくと、誰かが花を持って行ってくれます。
だから、花がなくてもお参りはできますよ!

私の周りにも、あえて花を持たずにお参りする人は多くいます。
理由としては、花の後始末が大変だからとか、花がいっぱいだと持って帰らなければならず困るからといったことが聞かれますよ。

お参りする気持ちが大事

せっかくお墓参りに持参したお花を活けられなくても、生花でなく造花でも、お墓参りに花を忘れても、結局のところご先祖様の前で手を合わせるということが大事なことです。

だから、お墓参りでお花やお線香といったことは、実はそんなに気にする必要はないのではないでしょうか。
そして霊園にご先祖様のお墓がある場合は、霊園独自のルールがある場合がほとんどなので、気になることや分からないことがあれば、まずは霊園に問い合わせてからお参りをするとトラブルになりませんよ。

最近は、お花の管理に関しても細かくルールが決まっているところも少なくありません。
気持よくお参りが出来るように、ぜひ事前に霊園に確認をしてからお参りしましょう。