蛸の日持ちはどれくらい?保存方法や賞味期限が知りたい!

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蛸の日持ちはどれくらい?保存方法や賞味期限が知りたい!

この記事では、蛸の日持ちがどれくらいかについてお話します。
美味しそうな蛸が手に入ったけれど、保存の方法や日持ちが分からないという方は、良かったら参考にしてみてくださいね!

目次

生ダコの日持ちはどれくらい?

生ダコはできるだけ早めに食べてしまった方がいいです。

①常温

生ダコは常温での保存はすぐに傷んでしまいます。

冷蔵庫や冷凍庫に入れることが出来ないのであれば、その日のうちに食べるか、食べきれなければ調理したりボイルしておくといいですよ。

ボイルしたものは翌日には食べきるか、火をこまめにいれると傷みにくいかもしれませんね。
あとはできるだけ涼しいところに置いておくのもポイントになります。

②冷蔵

冷蔵庫で生ダコを保存する場合は、翌日中には食べてしまいたいところです。
置けば置くほど傷んでしまいますし、冷蔵庫の中は乾燥しやすいので早めに食べきってしまいましょう。
調理して冷蔵しておくのであれば、3日くらいもちますよ。

③冷凍

冷凍庫で生ダコを保存する場合は、1か月くらいは保存がききますが、家庭用冷凍庫では次第に冷凍焼けしたり霜が降りたりするので美味しくなくなってしまいます。

冷凍だから無敵と思わず、1か月を目安に食べきると美味しく食べられますよ!

生ダコを保存するには?

生ダコを保存する場合には、まずしっかりぬめりを取ることが重要になります。

以前私も自分で釣った生ダコを食べる際に、塩もみが重要ポイントだと人から教わったのですが、始めはどういうことか分かりませんでした。

でも、このぬめりを取るか取らないかで後のタコの柔らかさが断然に違うんです!
だから、塩もみは念入りにやった方がいいですよ。

やり方は簡単で、生ダコにたっぷりの塩をもみこみます。
後は足を中心に念入りに30分近くかけて塩をしっかりも見込んでみてくださいね。

特に私は吸盤についている殻みたいなのが口にあたって苦手なので、それをとるつもりで足先に向かってしごくように塩をもんでいます。

ぬめりが取れたのを確認したら、あとはよく塩を洗い流して下処理が完了です。

①冷蔵

下処理をしたタコはよくキッチンペーパーで水気を取ったら、キッチンペーパーを敷いた密閉容器に入れて蓋をして冷蔵庫に入れましょう。
出来るだけ早めに使い切ってくださいね!

②冷凍

下処理をしたタコを調理しやすい大きさにカットします。
あとはキッチンペーパーで蛸についている水気を取ったら、ジップ袋に入れてしっかり空気を抜きましょう。アルミトレイがあればアルミトレイの上にのせて、冷凍庫に入れて冷凍保存の完成です。

茹でダコの日持ちはどれくらい?

①常温

茹でダコを保存する場合は、常温は傷みやすいのでおすすめではありません。

常温の場合はできるだけその日のうちに食べきるか、寒い時期であれば翌日中に食べてしまいましょう。

夏場の常温保存は腐りやすいのでやめておいた方が良いですよ。

②冷蔵

冷蔵だと3日~5日以内に食べきってしまった方がいいですよ。
特に夏場は傷みやすいので、出来れば3日以内に食べきってしまった方が安心です。

タコはいくら茹でても常温での保存はすぐに傷んでしまうので、出来るだけ冷蔵庫で保存をするのが望ましいですよ!
臭くなってきます。

③冷凍

冷凍で保存をする場合は、1か月以内に食べきると美味しく食べきることができます。
冷凍庫に何カ月も入れておくと、霜だらけになってしまっていたり、冷凍焼けしてしまって美味しくなくなってしまいます。
だから、いくら冷凍は保存がきくといっても、出来るだけ早めに食べきってしまうといいですよ。

茹でダコを保存するには?

生ダコを茹でて保存する場合は、しっかり塩もみしたタコを、たっぷりのお湯に塩を一つまみ落した鍋に足から入れていきます。

茹ですぎると、硬くなってしまうので、出来れば3分~4分で引き上げるのがおすすめです。

茹で上がったらそのまま冷蔵庫や冷凍庫に入れてしまうのはよくありません。
粗熱を取って、タコの表面についている水分をしっかりキッチンペーパーで拭き取ってから調理に使いやすい大きさにカットします。

胴体と足1本ずつに分けておくと、それだけでも使いやすいですし、こうすることですぐに調理することが出来るので便利ですよ!

あとは、ラップに包んで、ジップ袋に入れてしっかり空気を抜きましょう。

そのまま冷蔵庫に入れておいてもいいですし、アルミトレイがあればアルミトレイにのせて冷凍庫に入れて保存をしてくださいね。

ちなみに、我が家はキュウリの酢の物が大好きな子が多いので、タコが手に入ったら茹でて酢漬けにしておきます。
こうすることで、1週間くらい冷蔵庫で保存出来ちゃいますよ!

実家でよく母がやっていましたが、キュウリの酢の物の他にも、甘辛いタコの煮物に使っても、酢の効果でとってもタコが柔らかくなります。

冷凍したときの解凍方法は?

①自然解凍

タコを冷凍した場合、解凍の方法で一番おすすめなのが自然解凍です。
時間があれば、冷凍したタコを使う前日から冷蔵庫に移動されてじっくり解凍させるとすごく美味しく解凍することが出来ますよ!

②流水で解凍

私が一番よくやるのが流水での解凍です。

「今日の晩御飯は何にしようかな」と思い出すのが、お昼を過ぎてからなので、自然解凍だと間に合わなかったりするんですよね。
だから流水で解凍することがとても多いです。

流水で解凍する場合は、ちょっともったいないですが水をチョロチョロ流しながらボウルに解凍したい冷凍したタコの入った袋を入れておきます。

解凍時間はかなり短縮されますし、冷たいまま解凍することが出来るので美味しいですよ。

③レンジで解凍

更に時間がない場合は、レンジの解凍機能を使って冷凍されたタコを解凍しましょう。

レンジの温め機能を使ってしまうと、加熱し過ぎてしまう可能性がありますが、解凍機能を使えば加熱しすぎることがないのでおすすめです。

タコを柔らかくする裏技

タコは塩もみをすると良いというお話をしましたが、大根を使ってタコを柔らかくすることが出来ますよ。

皮を剥いた大根で、ぬめりを取ったタコをまな板の上でたたくと、大根に含まれる成分がタコを柔らかくしてくれるんです。
ちなみに私は大根おろしでもむ方が多いですね。

大根おろしでぬめりを取ったタコを15分くらい揉みこむと、タコは柔らかくなりますよ。大根に含まれるジアスターゼという成分が、タコを柔らかくしてくれるのに一役買っています。

タコを煮込む場合は大根と一緒に煮込むと柔らかくなると言いますが、確かに大根とタコを一緒に煮込むと柔らかくなってとっても美味しいです。

ぜひ、タコを柔らかくしたいなと思ったら、大根を使ってみてくださいね!