安納芋が甘くない!苦い!原因は何?

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安納芋が甘くない!苦い!原因は何?

この記事では、安納芋が甘くなく苦い時にはどうしたらいいのかについて、お話します。
せっかく買った安納芋が甘くなくてショックという方、苦くて食べてもいいのか迷ってしまうという方は、良かったら参考にしてみてくださいね!

甘くないのはなぜ?

安納芋はじっくり焼けば糖度40度という、スイーツ並みの甘さを誇るとっても甘いサツマイモの種類ですが、甘さを期待して購入した安納芋が甘くないとなると、ショックですよね。

甘くないのには理由があります。
それは“熟成していない”ためです。

安納芋に限らずサツマイモ自体、収穫してすぐに食べるよりも収穫後2週間~3週間置いたほうが美味しくなりますが、これは熟成させるためです。

私の祖母も、毎年サツマイモを収穫したら「すぐに食べても美味しくないからしばらく置いてから食べんさい。」といつも言っていました。
だから安納芋が収穫後すぐに自宅に届いたのであれば、熟成しきっていないため甘くないということが考えられますよ。

甘くすることはできる?

甘くない安納芋を甘くすることはできます。

①熟成させる

甘くない安納芋は、熟成させることによって、甘くすることができます。

安納芋は種子島が発祥のサツマイモです。
種子島は九州の南にある暖かい島で、通常日本列島で収穫できるサツマイモに比べて長い期間畑に置いておくことができるため、でんぷん量が増えます。

さらに収穫してそこから1~2か月ほど熟成させることによって、βアミラーゼという酵素が活発になり、でんぷんを糖分に変化させるため、とっても甘くなるという仕組みなんです。
だから、同じように自宅で安納芋を熟成させちゃいましょう。

やり方はとても簡単です。
サツマイモを一つずつ新聞紙に包んで乾燥を防ぎつつ、段ボールや米袋に入れて室温13度~15度の場所に置いておくだけです。

ここで注意したいのが、安納芋は10度以下になってしまうと、腐りやすくなってしまうので、出来るだけ温度が下がりすぎない場所に置くようにしましょう。
2週間~3週間ほどおいてから食べると、とっても甘くなりますよ。

②じっくり加熱する

安納芋が甘くなくても食べたい場合は、じっくり加熱することで甘さを引き出すことができます。
安納芋を綺麗に洗ったら、ぬらしたキッチンペーパーに包んで、その上からアルミホイルを巻き、時間をかけてオーブントースターで焼きあげてみてください。甘くなるかもしれませんよ。

苦いのは腐ってる?食べない方がいい?

安納芋を食べた時苦みを感じる原因は、次の3つが挙げられます。

①アク

サツマイモにはアクが含まれていますが、安納芋にもアクはあります。
サツマイモのアクはポリフェノールなので食べても問題はありませんが、調理の前にカットして水にさらしてから使うと、アクの苦みは気にならなくなりますよ。

アクはサツマイモを切ったら酸化して青黒く変色しますが、食べても問題はありません。
ポリフェノールは抗酸化作用があるので、美肌効果があるので、気にならない方はそのまま食べてみてはどうでしょうか。

②ヤラピン

サツマイモを切った時、ジワっと皮の近くの表面に白い液体が付くのを見たことがあることはないでしょうか。
この白い液体は、“ヤラピン”と呼ばれるサツマイモ特有の栄養素なのですが、酸化すると黒くなり苦くなってしまいます。
ヤラピンは特に口にしても問題はないですし、むしろ胃腸の調子を整えてくれる効果がありますよ。

③腐っている

安納芋の味がおかしいと思ったら、もしかすると腐っていることも考えられます。
その場合は、見た目が変色していたり、悪臭がしたり、カビが生えたり、溶けかけていたり、ブヨブヨしていたりするので分かり易いです。
腐っていると判断できるのであれば、食べずに捨てましょう。

甘い、苦いは見た目で分かる?

安納芋の表面に黒い斑点があると苦いかも!

安納芋の表面に黒い斑点があれば、それはサツマイモに含まれるヤラピンという栄養素が酸化して黒くなっていることが考えられます。
このヤラピンは酸化して黒くなることで、苦みがでてきます。
だから、安納芋の表面に黒い斑点がある場合はご注意くださいね。

丸くてずっしりしていると甘いかも!

安納芋は細長いものもありますが、丸くてずっしりしているものの方が甘いと言われています。見た目が丸いものを選ぶようにするといいですよ。

蜜が染み出ていると甘いかも!

安納芋は“蜜芋”と呼ばれるくらい、甘くておいしいです。
だから、端の切り口から蜜が染み出てきていたら、特に甘い証拠です。

皮が黒く変色していると苦いかも!

皮が黒く変色している安納芋は、苦みやえぐみを感じます。
私も「食べられるかな?」と思って蒸してみるのですが、結局苦みとえぐみが強くて捨てるというのを何度か繰り返したことがあります。
皮が変色していると、カットした時中も黒く変色しやすいので、アク抜きしても苦みは取れないかもしれません。

甘みがない時の調理法

安納芋が甘くないけれど調理に使いたいという場合は、安納芋をじっくり焼く方法をお話しました。

本来の安納芋自体はとても甘いので、例え甘くない安納芋でも、普通のサツマイモよりも少し甘いか同じくらいではないでしょうか。
それならば、天ぷらやスイートポテト、栗きんとんといった、普通のサツマイモと同じ使い方をしても美味しく食べられますよ。
熟成させる時間がないという方は、試してみてくださいね。