年長の男の子の反抗期。癇癪・暴言・言うこと聞かない!対応のしかたを教えて!

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年長の男の子の反抗期。癇癪・暴言・言うこと聞かない!対応のしかたを教えて!

イヤイヤの激しい魔の2歳児、3歳児を過ぎてそろそろ落ち着くかと思いきや、またまたやってくる反抗期。

だいたい4~6歳頃に始まると言われていますが、我が家は4歳の時がひどくて、毎日戦いでした。

子ども相手につい本気でイラッとして怒ってしまい、後で落ち込んだり、どうすればいいのか悩んだり。

みなさんはどう対処していますか?

今回は我が家ではこうしていたという例を紹介します。

目次

癇癪をおこした時


自分の要望が通らなかったり、何か気に食わないことがあると、とたんに癇癪をおこしたりしますよね。

ギャーギャーとわめいて手がつけられません。

我が家の場合ですが、そんな時は落ち着くまで放置でした。

興奮している時に何を言っても聞こえないので、ちょっと時間を置いて落ち着いてから諭したものです。

子どもにもわかるように、ひとつひとつ「わかる?」と聞いて話をすすめていましたね。

もちろんそれでもダメな時もありますし、子どもによっては落ち着くまでとても時間がかかる子もいるでしょう。

それでも落ち着かなければ話し合いはできないのです。

人に迷惑がかかる時と場所であれば、担いでその場を去っていましたよ。

なんと、4~5歳が最も癇癪をおこしやすいと言われているそうです。

もうこの歳になればこちらの言うこともわかるし、と思ってしまいますが、まだまだ産まれて4,5年目なんですよね。

暴言を吐くとき

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時にはどこでそんな言葉を覚えてきたの?と思うような衝撃的な言葉を発することもあります。

保育園はもちろん、テレビのひとコマや周りの大人の話を聞いていたりするんでしょうね。

子ども相手に本気でイラついてしまうのですが、それを何とか飲み込んで落ち着きます。

暴言に暴言を返しても何も解決しないので、自分に対する暴言についてはなるべく聞き流します。

ただし、お父さんやおじいちゃんおばあちゃん、その他の人たちに暴言を吐くようなことがあればその場で思い切り叱ります。

本当はいけないことというのを理解はしているので、一度叱るとその後はなくなりました。

暴言に関わらず、人前で恥ずかし い言葉をわざと発する時期もありますよね。

そんな時は、「しばらく人のいるところには連れて行かないからね、恥ずかしいことだからね。」と伝えていました。

スーパーも公園も行けないとわかると、「もうやめる」と言います。
まあ、子どもなので一時的にやめてもまた始まるんですけどね。

毎日繰り返しです。

言うことを聞かないとき

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これはもう、半分以上諦めといいますか、命に関わる危険なことでなければある程度放っておきました。

例えば、お風呂上がりに裸でいたりします。

「風邪をひくから早くパジャマを着て」と言っても聞かなかった場合、風邪をひくことがありますよね。

こういう場合、失敗することで子どもは身をもって学びます。

ただ、公園で遊んでもう帰りたいのに「帰らない」というような場合は「ママは帰ってご飯を作らなきゃいけないのよ」と言うと「まだブランコとトンネルくぐりをしていないから帰れないんだよ」などと返ってくることがあり、「そうか」と納得してしまう場面もあります。

うちはまだそうやって自分の理由を伝えられるからマシだったと思うのですが、これが「やだ!帰らない!」だけだとイライラしてしまいますよね。

どうして言うことを聞かないのかをたまには本人に聞いてあげてださい。

意外とイライラが笑いになることもあります。

ただし、暴言の時と同じで人に迷惑をかける時や危険なことであれば、理由はどうであれ思い切り叱ります。

うまい叱り方は?

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うまいかどうかはわかりませんが、我が家で気をつけているのは「なぜ叱られているのか」を本人にわからせること。

「ダメだよ」「やめてね」だけではなく、どうしてダメなのか・やめてほしいのかの理由をきちんと話します。

4~6歳になるともう物事もわかっているので、きちんと言えば理解します。

ただし、興奮時には何も聞こえないので、とにかく落ち着いてから叱りました。

子どもを落ち着かせる時間で、カッとなってしまった自分もクールダウンできるのでお互いに丁度良いのです。

そして、一度「おもちゃが欲しかったんだよね」、「こうしたかったんだね」と子どもの気持ちに共感してあげることで、驚くほどその後の話を聞いてくれます。

まだ言葉をうまく使えない子どもにとって、あなたの気持ちはわかっているよという姿勢を見せることで安心するようです。

なかなか話を聞いてくれないとお困りの時は試してみてください。

体罰ってダメ?

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大人だって完璧ではありませんから、つい手が出てしまいそうになったり、手が出てしまうこともあると思います。

自分がそうしつけられたから、という人もいるでしょう。

しかしそれは子どもにとって、ただ恐怖なだけで何の解決にもなりません。

大人に叩かれるという経験がトラウマになって、びくびくする子になってしまう可能性もありますし、子ども自身も人を叩いて言うことを聞かせるようになる恐れもあります。

大変ですが根気よく言って聞かせてわかってもらうのが一番良い方法ではないかと思います。

反抗期を通して親も子も成長する

反抗期って本当に大変ですよね。

でもこれは誰もが通る道です。

成長への階段と思って見守るしかありません。

そして、その時は辛いと思っても過ぎてみればあっという間です。

この時期の反抗期はずっとは続きません。
一時的なものです。

過ぎてしまえば子どもはもちろん自分もちょっぴり成長していることに気付けますから、頑張ってくださいね。