カリブロ、ロマネスコ、カリッコリー 違いはあるの?どんな味?

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カリブロ、ロマネスコ、カリッコリー 違いはあるの?どんな味?

最近一般のスーパーでもたまに見かける、形が前衛的な野菜……。

「カリブロ」「カリッコリー」「ロマネスコ」と呼ばれているアイツです。

サグラダファミリアのような、巻貝がびっしりついているような、とっても不思議な形ですよね。

でも、なぜ呼び名が違うのでしょうか?

そして、この野菜の正体はなにものなのでしょうか。

美味しくいただく方法と、産地や原産国、名前の由来などを取り上げます。

食卓に上手にとりいれたら、ちょっといつもと違うごはんが食べられるかも!?

名前が違うけど同じものなの?違うものなの?

ロマネスコの違い
この野菜の呼び名はたくさんあります。

「カリブロ」、「カリッコリー」、「サンゴショウ」なんて呼び名まで。

これはイタリアで「ロマネスコ」と呼ばれている野菜の別名で、すべて同じものを指しています。

ロマネスコは、カリフラワーとブロッコリーの先祖と言われています。

フラクタルの構造をもった特徴的な見た目で、最近ではスーパーの外国野菜のコーナーなどに置かれるようになりました。



なぜ呼び方が違うの?

なぜ呼び名が違うの
「カリブロ」と「カリッコリー」という名前は、まるで食感がカリフラワーとブロッコリーの中間だからそう名付けられました。

突然「ロマネスコ」なんて言われても馴染みがない名前ですものね。

ちなみに「サンゴショウ」というのは、その形状から名付けられました。

どれも親しみのない外国野菜を日本に浸透させようとつけられた別名です。

中身に違いはなく、どれを買っても同じですのでご安心を!

「カリフラワー・ロマネスコ」や「ブロッコリー・ロマネスコ」が正式名称とされています。

産地はどこ?

ロマネスコの原産地はどこ?
もともとイタリア野菜として栽培されてきた品種です。

「ロマネスコ」という名前も、原産地がローマに近いことからつけられたと言われています。

ただしイタリアではなくドイツが原産国だとする向きもあり、どちらかは今のところわかっていません。

でもヨーロッパで16世紀ごろから栽培されていることは確かです。

現在では日本の温暖な場所などで育てられることも多く、家庭菜園でも栽培できるようタネも通販で買うことができます。



旬の時期は?

ロマネスコの旬
ロマネスコはカリフラワーやブロッコリーと同様、寒い時期が旬です。

11月から4月上旬が最盛期です。

旬の新鮮なロマネスコは生で食べることも可能です。



どんな味がするの?美味しい食べ方は?

ロマネスコの美味しい食べ方
味の方ですが、「カリブロ」や「カリッコリー」の呼び名の由来になった通り、ブロッコリーとカリフラワーの中間のような食感と風味がします。

茹でたり蒸したりして食べるのが一般的な食べ方です。

ブロッコリーと同じく、茎や葉も食べられるので、加熱するときは是非一緒に使用しましょう。

美味しい茹で方ですが、食べやすい大きさにしたロマネスコを、たっぷりのお湯と1~2%の食塩で、3分から3分半ほど加熱するだけです。

冷ます時には水にさらさず、そのままざるにあけた状態で冷まします。

水にさらしてしまうと水分を吸ってしまい、水っぽい仕上がりになってしまいます。

さて、美味しい料理の仕方です。

もちろんサラダのようにオリーブオイルと塩で食べてもかなり美味しいですよ。

イタリアではグラタンやピクルスにもしますし、パスタに入れたりシチューの彩りにするのにも向いています。

ブロッコリーやカリフラワーよりしっかりしている食感ですので、その歯ざわりそのものを楽しむ調理法がいいでしょう。

いくつかご紹介しますので、是非作って見てください。

①さっぱり食感を楽しむ!ロマネスコのピクルス

一口大に火を通したロマネスコを、オリーブオイル、お酢、はちみつで一晩寝かせるだけ!

オリーブオイルとお酢は3:2の割合で、はちみつは好みの量を入れましょう。

オリーブオイルとお酢を一度鍋で別々に熱してから漬け込むと、味がマイルドになります。

はちみつは最後に加えます。

②素材の味を生かして!ロマネスコの天ぷら

洗ったロマネスコを一口大に切り分けて、衣をつけて揚げるだけです。

衣には米粉をいれるとさっくり美味しいですよ。

サクサクした衣に、シャッキシャキでコリコリのロマネスコが最高です。

てんつゆもいいのですが、塩で食べるのも甘みを感じられていいです。

③和風の味付けもぴったり!ロマネスコとホタテのバター醤油炒め

こちらはホッとする味のおかずになります。

一口大に切り分けたロマネスコと輪切りのにんじんを茹でます。

水気を切ったら、縦半分にして切ったエリンギなどのキノコ類をサラダ油で炒めます。

きのこにしっかり火が通ったら、火を止めてバターを落とし、ホタテとロマネスコとにんじんを加えてもう一度火にかけます。

十分に加熱されたら、さっと醤油を振って完成です。

醤油は火を止めるぎりぎりのタイミングで加えましょう。

バターや醤油は焦げやすいので、十分に注意しましょう。

変わった野菜がどんどんこれから増える!?

近年、西洋のみで食べられている野菜などがどんどん日本でも手に入るようになりましたね。

アーティチョークなどは「鎌倉野菜」として定着しつつあるとか。

ロマネスコも、味がしっかりとしていて美味しいので、十分定着する可能性があります。

変わった形をしていますが、これも数年後には受け入れられてスタンダード化するでしょう。

美味しい野菜が増えるのはとっても嬉しいですね。

食べたことのない方も、ぜひチャレンジして見てください!