オーブンレンジの正しい使いかた。 「予熱」と「余熱」の違いは何? 設置場所と掃除方法も大事!

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オーブンレンジの正しい使いかた。 「予熱」と「余熱」の違いは何? 設置場所と掃除方法も大事!

これからはじまる新しい生活に胸を膨らませ、新居で使う家電を選んでいる最中のあなた、最近のオーブンレンジって本当に多種多様でどれを選べばいいのか悩みますよね。

オーブンレンジの機能については、それぞれ好みがあると思いますが、主婦にとって重要になってくるのは使いやすさや日々のお手入れのしやすさなんです。

ここではオーブンレンジの基本的な使い方やお手入れの仕方を紹介したいと思います。

目次

最近のオーブンレンジ事情


私は料理が好きなのですが、我が家のオーブンレンジは数年前に購入した、特別な機能のない普通のものです。

それでもお菓子を作ったりパンやピザを作ったりと大活躍。

不満はないのですが、最近のオーブンレンジを見ると、とても便利そうで惹かれるものがたくさん出ています。

加熱水蒸気で油を使わず揚げ物ができるとか、熱風コンベクションは庫内に熱風を循環させることで早くムラなく焼き上げることができるとか、栄養素を守りながら調理しますとか、1台で何役にもなるんですね。

メニューボタンひとつで料理を作ってくれるなんて、忙しい主婦には最高じゃないですか。

ただ、全ての機能を使いこなせるようになるかは使う人次第。

自分がどんな料理を得意とするのか、これからどんな 料理をしたいのかも考えながら選ぶといいですよ。

設置場所の注意点は?

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オーブンレンジを購入したら、次は設置場所です。

購入前には必ずサイズを測っておくのがおすすめです。

というのも今やオーブンレンジは大型のものがほとんど。

これくらいのスペースなら置けるかな、と思っていてもいざ買ってみたら入らない!なんてことになったら悲しいですよね。

さて、設置場所ですが、まずは電源が取れる場所であるかを確認。

オーブンレンジは熱くなりますので後ろや横を壁から数センチ離して、放熱できるスペースが必要です。
ただこちらは放熱しないタイプで「後ろぴったりに置けます」といったオーブンレンジであれば必要ありません。

このような条件を満たしつつ、実はとても重要なのが「家事動線」なんです。

日々キッチンに立つ 主婦は、少しでも調理をスムーズにこなしたいもの。

料理を作ってさっと盛り付けられるスペースや、1歩動くだけで手が届く調味料の置き場所、家電の置き場所などが大事なんです。

これが、あっちにバタバタ、こっちにバタバタでは料理の出来上がる時間にも差が出てきますよね。

オーブンレンジも日々使うもの。

すっと手が届いて使いやすい場所を選びましょう。

予熱の仕方をおしえて

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ケーキやクッキーなどのお菓子を焼くときに、あらかじめオーブンをあたためておくことを予熱といいます。

最近のオーブンレンジでしたらたいていは予熱機能がついていると思います。

予熱のタイミングとしては、お菓子や料理作りにとりかかる直前にスイッチを入れておくと、ちょうどいい頃に予熱が完了します。

オーブンの中の天板はとり出しておきますが、中には天板もあたためておくようなレシピもあるので事前に確認しておきましょう。

実は「予熱」と「余熱」があるのです

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どちらも「よねつ」なのですが、どちらの漢字かで意味が違ってきます。

予熱は、さきほど書いたとおり「あらかじめあたためておくこと」なのですが、これが余熱になると「何かを熱した後にあまった熱」になります。

どちらも料理を作る際には必要なものなんですよ。

予熱はピザやパン、お菓子作りを成功させるためにに欠かせませんし、余熱は煮物やお肉をジューシーに仕上げてくれます。

基本的にオーブンレンジで使う頻度が高いのは「予熱」ですが、レンジ機能でお肉を加熱するような時には「余熱」が使われることもあります。

掃除は毎回したほうがいいですか

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オーブンレンジを購入して、レンジや温め機能を使っているうちはそんなに汚れも見えないので掃除も必要ないかな?と思ってしまうのですが、いざオーブン機能を使うと、熱くなるにつれて浮き出る汚れに「こんなに汚かったの?」と驚きます。

オーブンレンジの中には見えないようでも食品のカスや汁などが飛んでいます。

オーブン機能によって熱が加わると、それが焦げ付いてしまって掃除もやっかいなものになってしまいます。

今のオーブンレンジは庫内もフラットになっているので、さっと拭くのが簡単です。

毎回ゴシゴシ磨く時間はなくても、何かのついでに拭くくらいはしておいた方が、いつまでもきれいな状態を保つことができます。

簡単な掃除方法をおしえて

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軽い汚れの場合は、500mlの水にセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯溶かしたものを汚れにスプレーし、拭き取ることできれいになります。

重曹を使った掃除方法は、簡単でぴかぴかになることでよくテレビなどでも取り上げられています。

耐熱性のコップに一杯水を入れて、重曹を大さじ1杯入れます。量はだいたいで大丈夫です。

それをレンジで3分くらい加熱すると蒸気が充満してくるので、扉を開けずそのまま10分~20分庫内を蒸らしておきます。その後扉を開け、ふきんやキッチンペーパーでふき取るだけ。

重曹の代わりにセスキ炭酸ソーダでもできます。

どちらもドラッグストアや100円ショップで手に入れることができますよ。

色々なお掃除に重宝 するので、ひとつ常備しておくのがおすすめです。

最後に

オーブンレンジをはじめ家電製品は一度購入すると長く使うものがほとんどです。

最新型やたくさんの機能は確かに魅力的だし使いこなせれば便利ですが、自分が本当に使いやすいものか、また日々のお手入れがしやすいかも考えておくと、とても便利な良きパートナーになりますよ。