炊き立てのご飯を入れた茶碗が熱くて持てない!熱くならない素材の茶碗ってあるの?

この記事は約7分で読むことができます。

炊き立てのご飯を入れた茶碗が熱くて持てない!熱くならない素材の茶碗ってあるの?

熱々のご飯を茶碗によそったら、熱くて茶碗を持ってご飯を食べられない場合、どうやって持てば熱さを気にせず食べられるのでしょうか。

この記事では、熱い茶碗を持つコツや熱くならない素材の茶碗についてお話します。
気になる方は、良かったら参考にしてみてくださいね!

目次

熱いお茶碗を持つ時のコツは?

熱い茶碗を持つコツは、茶碗のフチと茶碗の底の出っ張っている高台(糸底)がポイントになります。

利き手ではない方の手で茶碗を持ちますが、その際にまずは親指を茶碗のフチにかけましょう。

あとは親指以外の指を糸底に添えて持つようにすると、熱いお茶碗でも持つことが可能です。

糸底まで熱くなるのは安物?

お茶碗の底の出っ張っている高台は、焼き物を作る過程で、ろくろから切り離す際に糸で切り離すことから糸底と呼ばれます。

この糸底があれば熱々のご飯を入れても持つのに熱くなりにくいですが、お茶碗によっては熱くなってしまうんです。
安物だから熱くなるのかなと思われるかもしれませんが、一概にそうとは言えず100円均一で購入した茶碗でも問題なく使うことが出来るものもあれば、ちょっと糸底の高さが低いせいか熱く感じるものもあります。

これは、1000円前後のお茶碗でも同じことが言えますよ。
値段の高い茶碗は薄く軽い作りになっているものも多く、薄い分だけ熱伝導もいいです。
ですからものによっては糸底まで熱くなるものもあるようですね。

熱くならない素材ってあるの?

熱くならない素材の茶碗は、熱伝導率の低い素材です。

メラミン

メラミンは熱伝導率が低い素材のため、メラミン素材の茶碗に熱いご飯を入れても熱く感じにくいです。
ですから、扱いやすい素材の食器となります。

おしゃれなデザインのメラミン素材の食器は多くあるので、自分の気に入る茶碗が見つかるかもしれませんよ。

ただし、メラミン素材は電子レンジに対応していないものが多いので、事前に確認をして納得した上で購入するようにしてみてくださいね。
陶器に比べて割れにくいので、子供が使う食器としても、人気が高いです。

木製

木製の茶碗も熱伝導率が低いため、持ちやすくなります。
冷めにくいため、温かいまま食べられるのも木製の魅力ですね。

木製の茶碗なんて見たことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、インターネットで購入することが可能です。

漆器

木製の茶碗に漆を塗った漆器も、熱伝導率が低いため持ちやすいです。

日本の伝統的な食器ということで色鮮やかですが、ちょっと扱いにくいイメージがあるかもしれません。
でも最近では食洗器で洗えるような、気軽に扱える漆器が多くありますので、軽くて使いやすい食器の一つと言えます。

ポリプロピレン製

ポリプロピレン製の茶碗は、プラスチックで割れにくいですし、手軽に扱いやすいです。
熱々のご飯を入れてもあまり熱さを感じないため、持ちやすいです。

レンジで使いたい場合は、レンジ対応かどうか確認してから使うようにしましょう。

サーモス 魔法瓶食器

サーモスが販売している魔法瓶食器のご飯茶碗は、ステンレス製ですが真空断熱構造で外側が熱くならない造りになっています。
ですから、熱々のご飯を入れても、熱さがストレスにならず持つことができますよ。

お値段は2000円前後ほどしますので、ちょっとお高めですが扱いやすい素材ですので、良かったら購入を検討してみてはいかがでしょうか。

電子レンジでも熱くならない茶碗ってあるの?

レンジアップメラミン樹脂

通常、メラミン素材は熱伝導率が低いため熱くなりにくく茶碗の中のご飯も冷めにくい性質がありますが、電子レンジでの使用は不可でした。

ですが、レンジアップメラミン樹脂はレンジに対応したメラミン素材ということで、冷めたご飯も移し替えずにそのままレンジでチンが出来る優れものです。

レンジ耐熱用の漆器

レンジ耐熱用の漆器も、熱伝導率が低いため熱いご飯を入れても持ちやすいですし、電子レンジで温めて熱々になっても持ちやすいのでおすすめです。

ポリプロピレン

電子レンジでの使用が可能となっているポリプロピレン製の茶碗であれば、電子レンジで温めても大丈夫ですし、陶器などに比べて熱くなりにくいです。

電子レンジはラップのかけ方でも工夫が出来る

電子レンジで陶器の茶碗に入ったご飯を温める際、茶碗のフチ全体をしっかりラップしてしまうと、電子レンジで温め終わって取り出す際、熱くて持つことも出来ません。

持ち手部分のフチにラップがかからないようにすることと、茶碗にふんわりラップをすることによって、ラップをかけなかった持ち手部分のフチの部分が熱くならず、持ちやすくなりますよ。

レンジの時間も温めすぎてしまうと茶碗が熱くなりすぎてしまいますので、時間を少しずつ増やして様子をみるようにしてみてくださいね。