秋田県のおすすめ初詣スポット 。ご利益によって使い分けよう!

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秋田県のおすすめ初詣スポット 。ご利益によって使い分けよう!

暮れも差し迫ると、色々とバタバタして忙しくなりますよね。
おせちを作って、大掃除をして、年越しそばを用意して…。
ふっと一息ついたら、除夜の鐘が聞こえてくる。 「ああ、初詣にいかなきゃなあ…」
そう、今回この記事では初詣について書きます。
特に、私の地元である秋田県の神社仏閣のおすすめスポットを紹介しますよ!
甘酸っぱい気分になれちゃう、「初詣デート」についても書かせていただきます。

そして、「なぜ初詣しなければならないのか」という疑問にもお答えしますよ!

目次

神社のおすすめスポット

彌高神社

まずは神社からですね。 学生さんにとってもおすすめしたい神社があります。
それは千秋公園内にある「彌高神社」さんです。

ここの神社のご利益は「学業成就」その他となっています。
つまり、受験生の方や卒業試験を控えている方にぴったりなんです!

私自身も一度、中学生の時に訪れています。
その時は彌高神社さんが「学業成就」をかかげているとは知らず、「駅から近いからなんとなく」という理由で行ったのでした。 そう、彌高神社さんは秋田駅から一番近い神社で、観光にもうってつけです。

訪れた時は年越しのカウントダウンが終わったばかりで、確かドラム缶で火を焚いていたと思います。
今思うと、あれは昨年参拝者さんが購入し、返上したお守りやお札などを燃やしていたのですね。

この神社は先に述べたように利便性が良いので、初詣の時に並ぶ時間が少々かかります。
しかし佐竹城址にあるだけあって、その前後に観光することも可能で楽しいですよ。

太平山三吉神社

つぎは「太平山三吉神社」さん。

こちらはご利益が「無病息災」「厄除け」「商売繁盛」その他となっています。
新しいプロジェクトを起こすサラリーマンの方ですとか、企業の社長さん、政治家の方などにぴったりの神社です。

こちらの御祭神は大己貴大神(おおなむちのおおかみ)と少彦名大神(すくなびこなおおかみ)、三吉霊神(みよしのおおかみ)となっています。

大己貴大神は別名「大国主命(おおくにぬしのみこと)」といい、国作りの神様として有名。
三吉霊神は力の神、勝負の神です。

なにか大きな出来事が控えている方にぴったりで、商売繁盛を願う方にも適しています。
また、少彦名大神は「病気平癒」の神様。
ご利益に「無病息災」をかかげていますので、大きな病気や怪我をした方の心の支えにもなります。

お寺のおすすめスポット

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西法寺

県南の方に是非行っていただきたいお寺があります。
お寺の名前は

「西法寺」

さんです。

こちらのご利益は「無病息災」、「学業成就」、「厄除け」、「縁結び」、「商売繁盛」その他ととってもオールマイティ!
横手市にあるお寺なのですが、初詣は毎年多くの人で賑わいます。

最近ではご利益の中の「縁結び」に若い人が注目し、若い方の参詣が増えているとか。
隠れたご利益として、「子宝成就」なんてものもありますので、若い方が増えるのにも納得です。

ペットの火葬や納骨を受けている気さくなお寺さんで、由緒をただすと、享保3年(1718年)までさかのぼるのだとか。
駐車場も50台ぶん完備されていますので、遠方からの参詣でも安心ですね。

天徳寺

市内の方におすすめしたいのは

「天徳寺」

さん。
こちらは久保田藩(秋田藩)主の佐竹のお殿様の菩提寺です。

佐竹のお殿様の水戸から秋田への移動の際、このお寺も移動して秋田へきたのだとか。
秋田県民にとってはルーツとも言えるこちらのお寺、是非参詣しておきたいですね。

初詣デート するならここ!

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さて、上記であげた以外にも、初詣に向いている神社やお寺はたくさんあります。
ではなぜ紹介しなかったのか? この「初詣デートするならここ!」という項目でとりあげたかったからです!

ただし、秋田の神社仏閣は初詣のたびに出店が出る、なんてことはありませんので、その神社仏閣の雰囲気を楽しみたい方向けの項目として読んでください。

私の一押しは「秋田県護国神社」さんです。
秋田にある神社としてはナンバーワンを誇る境内の広さなんですよ。
何度か建て直している神社なのですが、現在地にあるこの社殿は荘厳で美しいです。
参拝をしてからゆったりと境内を散歩、というのもできるので、デートに向いていると思います。

歴史好きの彼女、いわゆる「歴女」が彼女でしたら、にかほ市にある「蚶満寺」さんをおすすめします。
こちらは松尾芭蕉が訪れた最北の地と言われていて、奥の細道にも載っているそうです。
また、司馬遼太郎もかつてこの蚶満寺を訪れ、旧友を再会したとか。
そしてここ、ミステリ好きのカップルにも訪れていただきたいのです。
なぜなら、「蚶満寺七不思議」というものが昔から語り継がれているんです。

内容は、

  1. 弘法投杉
  2. 猿丸大夫姿見の井戸
  3. あがらずの沢
  4. 木登り地蔵
  5. 北条時頼の躑躅(咲かずのツツジ)
  6. 夜泣きの椿
  7. 血脈授与の木

という、なんとも不思議としか言いようのないもの。
是非僧侶の方に内容を聞いてみてくださいね。謎が解けたら世紀の大発見かも!?

そもそもなぜ新年にお寺や神社に行くのか?

昔はお寺や神社は庶民に近しい存在でした。
つまり、神様や仏様は現代日本人が考えるより、もっと近くにいたわけですね。 そして、現代のように自然現象に対する知恵や手段は遅れていました。
なので、無事に過ごせた一年間の感謝を捧げ、新年の無事と平安を祈るようになったのです。
「なにもなかった一年だった」という方は、来年の初詣は、神様や仏様に「平穏に過ごさせてくれてありがとうございます」と感謝して手を合わせましょう。
それってとっても素晴らしいことなのですから。