揚げ物が初心者でダンドリが分からない!最初から順番に教えて!

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揚げ物が初心者でダンドリが分からない!最初から順番に教えて!

から揚げにとんかつ、エビフライ。

揚げ物って美味しいですよね。

でも、いざ自分で作ろうとすると、何からはじめたらいいのか分からないという人もいることでしょう。

専用のものが必要なのか、初心者でも簡単なのはどんな揚げ物か、何を用意すればいいのか、揚げ物をするときのダンドリを教えます。

目次

最初に取り組む揚げ物は何がいいの?


初心者さんだとまず、油はねが怖いという人が多いと思います。

確かに揚げ物は揚げる素材や処理の仕方によって、ひどく油はねするものもあります。

熱くなった油に食材を入れるときにも、怖くて投げ入れてしまう人もいますよね。

そこで最初に取り組むのにおすすめなのが、フライドポテトです。

フライドポテトは衣をつける必要もありませんし、何より冷たい油にじゃがいもを入れてから加熱していくので、食材を入れるときの恐怖もありません。

ただし、必ず気をつけなければならないのが、じゃがいもを切って水にさらした後、しっかり水分を拭き取ることです。

少しでも水分が残っていると、油はねの原因になります。

また、水がべちゃべちゃについた状態で冷たい油に入れると、熱くなったときに油の中で水蒸気が発生して爆発するおそれがあり大変危険です。

上手に揚げ物をするためには、どんな食材でも水分は禁物です。しっかり覚えていてくださいね。

しっかり水分を拭き取ったじゃがいもは、表面がかくれる程度の油に入れてコンロの火をつけます。

次第にシュワシュワと気泡が出てきます。

じゃがいもの切り方にもよりますが、太めなら中火から強火でじっくり揚げ、細めなら強めの中火から強火で、どちらもこんがりキツネ色になるまで揚げていきましょう。

カリッと揚がったら、網じゃくしや菜箸で取り出し、キッチンペーパーを敷いたお皿の上に置き余分な油を落とします。

ぱらぱらと塩をふればフライドポテトの完成です。

専用の鍋を買ったほうがいい?

揚げ物専用の温度計がついた鍋なども売っていますよね。

よほど頻繁に揚げ物をするのであれば専用の鍋を用意するのもいいでしょう。

たまに食べたい程度であれば、わざわざ用意しなくてもフライパンでも十分ですよ。

何を用意すればいいの?

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揚げ物をする際に必要なものを紹介しますね。

  • 揚げ物用の鍋またはフライパン
  • 菜箸
  • 網じゃくし(無くてもOKですが、揚げ物のカスを取ったりもできるので、あると便利です。)
  • キッチンペーパーや油を切る網つきバット

最低限、これだけあれば揚げ物はできます。

油はねが怖くなければ、菜箸でなく普通の割り箸なんかでもいいですよ。

油の量はどれくらい?

揚げ物というと大量に油を使うイメージがあります。

確かにたっぷりの油で揚げたほうが焼き色も均一で出来上がりがきれいですが、家庭だとなるべく油を少なく作りたいですよね。

慣れればフライパンを使って1センチ程度の油で揚げることもできますし、そういうレシピも多く出ています。

挑戦してみてうまくできない場合は、レシピよりも油の量を少し増やしてみる、または揚げ物のコツをつかむまでは基本どおり油をたっぷり使うことをおすすめします。

油の温度はどうやってわかるの?

これは、箸を使って簡単に知ることができるんですよ。

あたたまった油に箸の先を入れます。

150℃より低いと箸の先からポツ、ポツと気泡が出ます。

160℃~170℃くらいになると、箸の先から細かい気泡が立ちます。

180℃以上になると、入れた瞬間からジュワジュワーっと勢いよく気泡が出ます。

揚げ物は食材によって温度を変えますので、これを目安にしてみてくださいね。

揚げ方を教えて!

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フライドポテトの場合は冷たい油からのスタートと書きましたが、通常の揚げ物は油をあたためてその揚げ物の適温になったところから食材を投入していきましょう。

油がこわくても、食材は放り込まず優しく入れてください。

また、油はねがこわいからと弱火にしてしまうと、仕上がりがべチャッとなってしまいます。
から揚げやとんかつなど、食材は揚げる前に常温に戻しておくと、中が生焼けになるのを防ぐことができます。

しっかり水分を拭き取り、食材にあった温度を守れば、美味しい揚げ物が出来上がりますよ。

使った油はどうするの?

それほど汚れていなければ、何回かは揚げ物に使うことができます。

ただ、油は時間がたつほど酸化していきますし、古くなると揚げ物もカラッと揚がらなくなります。

それほど多く揚げ物をしない場合は、何か入れ物に移して普段の炒め物などに使ってしまえば処理の手間もありません。

それ以外で油を処理するのであれば、市販の凝固剤を使ったり、ちぎった新聞紙や使い終わったキッチンペーパーに油を吸い込ませ燃えるゴミに出す。

あと、冷めてからペットボトルに入れたものをリサイクルしている市町村もあるので、確認してみるといいですよ。

最後に

揚げ物はコツさえつかんでしまえば、少ない油でもできるようになりますし、難しいものではありません。

何度もやってみることで慣れてくるので、敬遠せずに挑戦してみてくださいね。