ナスの元気がない、育たない!どうすればいいの?

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ナスの元気がない、育たない!どうすればいいの?

どうやって食べても美味しいナス。

マーボナスに焼きなすに蒲焼、昆布締め、お漬物。

夏場は値段も安いですし、食卓を美味しく彩ってくれますよね。

「家で育てたらもっと美味しいナスを手軽にゲットできるのでは?」 そう考える方も多いと思われます。

そこで、ナスを育てるにあたって初心者の方が行き当たりそうな疑問に一挙回答!

手塩にかけた可愛いナスを美味しく食べるために、栽培の疑問を学んでいきましょう!

 

 

目次

一番花が咲いたのに幹が細い!

ナスに一番最初に咲く花を「一番花」、そこについた実は「一番果」と呼びます。

花が咲いたのに幹が細いのは、栄養が幹まで回っていないことが原因だと思われます。

また、水不足でも株が大きくならないことがあります。

たっぷりと水と追肥をやり、一番花は一番果になった段階で、大きく成長させようとせず収穫しましょう。

小さいうちに収穫すると、そのぶんの栄養が他の実や幹にまわります。

また、次の実はもっと大きくしようと生命力を呼び起こすこととなります。

幹が細すぎる場合は栄養と水をたっぷりやるしかないのですが、その際は支柱などをうまく使って支えてあげましょう。

葉っぱが切れたり縮んだりする

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生育中に葉っぱが健康に育たないのには、いくつか理由が考えられます。

まずは、水切れや肥料切れを起こしている可能性があります。

ナスは気温が上がってくると、株を大きく育てるために、水分と栄養をたくさん吸い上げます。

実をつけるようになると、吸い上げる水分と栄養素はさらに増えます。

そのため、かかさず水やりと追肥をすること、これは忘れられません。

特に水切れは、重症になると水を慌てて与えても回復せずに枯れてしまう場合があります。

肥料が切れているだけの場合、必要な量の肥料を与えるといずれ回復します。

逆に、肥料焼けしてしまっている可能性もあります。

ナスの根に直接肥料が触れてしまうと、必要な水分や養分を吸い上げることができず葉に影響がでます。

追肥の時には容器の縁に沿うようにしてあげましょう。

また、鉢やプランターで育てている場合は根詰まりが心配です。

これも十分に水分や肥料分を吸い上げることができなくなってしまいます。

ナスを植えるときには、プランターなら深型の30リットル以上、鉢なら深い10号鉢などにしましょう。

植えつけてしばらくすると根が広がり、容器の中でいっぱいになるので根切りをします。
8月上旬ごろ行う作業です。

地植えの場合は根元から30cm、プランターや鉢ではできるだけ根元から遠い15〜20cm離れた場所に、垂直にシャベルを差し込んで根を切ります。

根切りとともに枝葉も剪定すると、秋ナスも楽しむことができます。

また、一番困るのが病気にかかった場合ですね。

ナスがかかりやすい病気に、「半枯病」というものがあります。

株の片方の葉が集中して黄変して落下する病気です。

連作障害で起きやすい病気なので、植え付ける前に、土は新しいものに変えおきましょう。

最後に害虫ですが、ハダニ類がついた場合、葉っぱに黄変があらわれます。

水やりのついでに葉の裏に葉水をかけてあげると、予防することができます。

また、初期の場合は症状が出ていて虫のいる葉っぱを摘み取ってしまいましょう。

枝は育ったのに実がならない、なっても少ない

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ナスが実をつけないのにはいくつか理由があります。

まずは、花が咲いていないこと。

花を咲かせるにはいくつかの条件があります。

日照不足と肥料不足になってしまうと、ナスは花をつけることができません。

水不足になっても、せっかくつけた花が蕾のままで落ちてしまうことも。

また、「株が疲れる」という状態も起きます。

これは栽培前半では問題なかった株が、後半になって突然花や実のつきが悪くなることを言います。

そして窒素過多という可能性もあります。

ナスは肥料を好む野菜ですが、その時に窒素の多い肥料を使用すると、枝や葉ばかりが育って花芽がつかなくなります。

あげる肥料は窒素・リン酸・カリが同等のものか、リン酸が少し多いものにしたほうがいいでしょう。

実が大きくならない

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実が大きくならないのにもいくつか原因があります。

まずは水不足と肥料切れ。 これらはナスにとってとても大切なものなので、絶対に水分と養分を絶やさないでください。

養分は二週間に1回、化成肥料を追肥します。

日照不足も怖いです。

株が大きくなるとそのぶん葉も増えます。

そうなると葉が大きく影を作りやすいので、こまめに剪定してあげて日当たりをよくしてあげるのがいいです。

最後に「なり疲れ」という現象もあります。

最初は普通に実が大きく育っていたけれど、途中からいまいち…ならばこの可能性があります。

人間で言えば、夏バテを起こしているような状態です。

肥料が不足していなくても、ナスの株自体が養分を吸い上げることができなくなっているのです。

その場合は剪定をして株を休ませ。1ヶ月ほどまつとまた花がつき始めます。

育てやすい夏野菜だけど実は場所取りが大変?

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私の家では畑があるためナスは地植えしているのですが、ナスの栽培でなにが大変って、支柱を立ててナスがつるを巻きつけるようにするのが一苦労なんです。

結構高いところまで差し込まなければいけないので、ナスを栽培できる場所は限られます。

でも、ナスは連作障害を起こしやすい作物なので、毎年同じ場所に植えることはできないというジレンマ。

いっそプランターなどでひと夏楽しんだら、土は捨ててまた新しく買い直した方がお手軽かもしれませんね。