かぼちゃの種は殻ごと食べられるの?食べ方を教えて!

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かぼちゃの種は殻ごと食べられるの?食べ方を教えて!

かぼちゃを購入して実を食べたけれど、種って殻ごと食べられないのかな?と疑問に思われる方は多いのではないでしょうか。

かぼちゃの種自体は食べられますし、種には嬉しい栄養素がとっても多く詰まっているんです。

この記事では、かぼちゃの種だけではなく、さらには殻も食べられるのか、またその美味しい食べ方についてお話します。
気になる方は良かったら参考にしてみてくださいね。
 

 

目次

殻ごと食べられる?

かぼちゃの種は殻ごと食べられるのは食べられます。

海外のかぼちゃの品種によっては、殻ごと食べるというところもあるようですね。

一方 、日本で栽培されたり流通している日本かぼちゃや西洋かぼちゃの殻は、硬いのでそのまま殻ごと食べるのは結構至難の業なんですよ。

でもかぼちゃの殻に一工夫すれば、殻ごと食べることが出来ます。

剥いた方が美味しい?

私は殻を剥いた方が好きです。
殻の中の柔らかい実の甘さに集中したい派です。

でもかぼちゃの殻を剥かずに、じっくり油でローストした方が、殻のパリッとした食感が楽しめて美味しという人も沢山いますよ。
だから結局のところ、好みによりますね。

まずは1つ試しにかぼちゃの種を殻付きのまま、ローストして食べてみてはいかがでしょうか。
食べ比べをしてみるといいですよ。

ちなみに、私は殻を剥いた方が好きですが、ビールのおつまみになるのは殻付きではないかと思っています。
ちょっとお塩を振って食べると、お酒がすすみます。
実家の私の父は殻付きで食べるのが好きですね。

ただし、殻付きのかぼちゃの種を食べる際には、消化にあまりよくないので、食べ過ぎには注意した方がいいですよ。
さらに言えば、かぼちゃの種の中身も油分が多いので、小さいからとどんどん口に運んでいては、摂取カロリーが結構高くなってしまいます。ご注意くださいね。

どうやって剥くの?

何度も言いますが、かぼちゃの種の殻は硬いです。
だから、剥くのも結構大変なんですよね。

①何を使う?

かぼちゃの種に、包丁などで切れ目を入れて剥いてもいいのですが、なかなかうまく剥けなかったり、手を切りそうで怖いという方も多いのではないでしょうか。

そんな時に便利なのが、ペンチやキッチンバサミ、爪切りです。

我が家はキッチンバサミを使っていますが、実家の祖母はペンチでいつも剥いていましたよ。更に、私の叔母は爪切りを使った方がやりやすいという裏技も教えてくれました。

確かに、使い慣れた爪切りなら扱いやすそうですね。

②剥き方は?

かぼちゃの種の縦に切り込みを入れて剥いた方が、横に切り込みを入れるよりも剥きやすいように感じているので、私はいつも縦に切れ込みを入れています。

また、かぼちゃから種を取り出したら、そのまますぐにむくのではなく、まず種をよく洗ってぬめりを取り、ザルの上において天日干しをした方が滑らないので剥きやすいですよ。

更に言えば、私はフライパンで乾煎りしてから剥いていますが、断然乾煎りした方が剥きやすさはアップします。

弱火でじっくり乾煎りすると、次第に香ばしい香りがしてきますし、うっすら種に焦げ目がついてきますよ。
あとは冷ましてキッチンバサミやペンチで剥くだけです。

手間に感じるかもしれませんが、安全で手軽に剥くことが出来るので、ぜひ試してみてくださいね。

ちなみに、フライパンで乾煎りするのが面倒という方は、お皿に平たくなるようにかぼちゃの種を並べてレンジでチンをしましょう。手軽に乾煎り効果が得られます。

この際に注意したいのが、レンジでチンしすぎると焦げたりするので、あまり加熱し過ぎないようにしましょうね。

生で食べられるの?

かぼちゃの種の殻をむいたら、そのまま生で食べられます。
柔らかくて香ばしいですし、甘みもあるのでとっても美味しいですよ!

よくお菓子を作ったりする時に使われるかぼちゃの種は、ローストしてあるのものが多いですが、ローストしても香ばしさがアップした上にカリッとした食感がとってもいいですよね。
どちらでも美味しく楽しむことが出来ますよ!

私は我慢できずに、かぼちゃの種の殻を剥きながらむしゃむしゃ食べちゃいます。

ただ、殻付きの種は、殻を生で食べるのはすごく食べにくいです。
ローストしてから食べるのが絶対におすすめですよ。

美味しい食べ方を教えて!

①そのままおつまみとして

シンプルに殻付きのままローストしてもいいですし、かぼちゃの種の殻から実を出して更に香ばしくローストしてもとっても美味しいです。
お塩を振ると、ちょっとしたおつまみになるのでおすすめですよ。
ブラックペッパーや七味をかけてもいいですし、甘いのが良ければお砂糖や蜂蜜をまぶしてもいいのではないでしょうか。

トッピングとして

我が家では、かぼちゃのサラダを作ったらそのトッピングでかぼちゃの種をのせます。
かぼちゃのスープにトッピングするのもいいですね。

かぼちゃの種と言えば、お菓子に使われているイメージを持っている人も多いかと思います。
クッキーやマフィン、カップケーキなどのトッピングにのせると美味しいですし、いいアクセントになりますよ。

具の一つとして

かぼちゃの種を、グラノーラに混ぜて食べたりしてもとっても美味しいですよ。
殻を剥いて、中身だけ加えてもいいですし、カリカリに殻をローストしたかぼちゃの種を入れても、歯ごたえを楽しむことが出来ます。

かぼちゃの種ってどんな栄養があるの?

かぼちゃの種には、驚くほど体に嬉しい栄養素が詰まっていることをご存じでしょうか?
だから、かぼちゃを買って種は捨てているなんて方は、実はもったいないんです。

①ミネラル

かぼちゃの種には、亜鉛や鉄分、マグネシウムが豊富に含まれています。
亜鉛は抗酸化物質なので、アンチエイジング効果が期待出来ますし、貧血気味の人にとって鉄分はありがたいですね。

②不飽和脂肪酸

かぼちゃの種には、不飽和脂肪酸であるオレイン酸やリノール酸、α-リノレン酸が多く含まれています。
中性脂肪やコレステロール値を下げてくれたり、動脈硬化を始めとする生活習慣病を予防することが出来ちゃいますよ。

③ビタミンE

かぼちゃの種には、肌に嬉しいアンチエイジング効果が期待出来るビタミンEも多く含まれています。ホルモンバランスも整えてくれるので、女性はぜひ適量を摂取したいところですね。

④植物ステロール

植物ステロールはストレスやホルモンバランスの乱れを改善し、自立神経機能を正常にしてくれます。排尿に関してのトラブルにも効果がありますよ。

かぼちゃの種には、他にもたくさんの栄養素が含まれていますが、沢山食べればいいというわけではありません。
食べ過ぎはカロリーの摂り過ぎや、消化不良を引き起こすので、適量を心掛けるようにしてくださいね。1日に10粒程度にとどめるのが望ましいのではないでしょうか。