料理のレパートリー少なくて悩んでいます!増やすにはどうすればいいの?

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料理のレパートリー少なくて悩んでいます!増やすにはどうすればいいの?

この記事では、料理のレパートリーを増やすためにどうすればいいのかについて、お話します。

料理のレパートリーを増やしたいけれど、料理を毎日作っていてもなかなか増えている実感がないと悩んでいる方、よかったら参考にしてみてくださいね!

目次

レパートリーが増えないのはなぜ?

①1回きりの料理が多い

最近はクラシルやクックパッドをはじめとする料理レシピサイトが充実しているため、何を作っていいかわからない時、サッと検索して食べたいものを作ることができます。

これって、すごく便利なのは便利ですが、自分の料理のレパートリーになるかと言えばそうでもありません。
自分の料理のレパートリーにするためには、繰り返し作って身に着ける必要があるためです。

ネットレシピは簡単に検索できるので、毎日の料理も困りませんが、料理のレパートリーを増やしたいと思うのであれば1回きりの料理では、ちょっとレパートリーは増えないかもしれませんね。

実際、私もよく困ったときクックパッドを利用しますが、レパートリーになっていないものが多いです。

②初めから難しいレシピにチャレンジばかりしている

もちろん、難しいレシピにチャレンジして、家族においしいご飯を作って喜ばせたいと思うのは悪いことではありません。
でも、毎回難しい工程を経て出来上がった料理がしっかり自分に身についているかと言えば、そうでもないんですよね。

それならばまずは煮物の基本とか、炒め物の基本を押さえて、そこからアレンジをしていってみてはいかがでしょうか?
基本が身についていれば、難しいレシピでも、スッと自分の中で消化しながらレパートリーの一つにしていくことができますよ。

③家族が偏食

私の友人が、夫も子どもも偏食で決まったメニューしか食べてくれないので、作れる料理のレパートリーが増えないと嘆いていました。

家族の好みに合わせると、食べてもらえないと結局すべて自分で食べなければならないため、新しい料理にチャレンジする機会がないという場合もあるかもしれませんね。

レシピ本を買えば増える?

レシピ本を買うと、レパートリーを増やすことは可能です。
レシピ本のメリットは、次の4つです。

①味に外れがない

レシピ本を買うメリットとしては、レシピ本は味の外れがほとんどありません。
料理研究家や人気の主婦ブロガーが考えたレシピは、美味しいです。

②読みごたえがある

料理本は細かいポイントまでわかりやすく書かれているので、時間があるときに読み込むと勉強になりますよ!

ネットはサッと読むことができることに重きを置いているものが多いので、その時行き当たりばったりで見つけてサッと作る分には便利です。
でもそれがレパートリーとして定着するかといえば、そうでもないんですよね。
次、ネットで再びそのレシピに行き着くかどうかもわかりません。

③自分の興味のある料理を作れる

私は二人目の子どもを妊娠中に切迫早産で入院したのですが、友人が暇つぶしにと差し入れてくれた「syunkon カフェごはん」(宝島社:人気ブロガー 山本ゆり)にハマって、シリーズを購入しました。

私が憧れるおしゃれなごはんが、どれも簡単においしくできるので感動しましたし、どれだけ本を開いてみながらご飯を作ったかわかりません。

“カフェご飯”とか“和食”、“洋食”、“お弁当おかず”といった具合に、興味のある料理のカテゴリーごとにレシピ本を購入するのも、レパートリーにつなげやすいかもしれませんね。

④繰り返し使える

レパートリーを増やすためにレシピ本を使うのなら、その1冊をとことん日々の料理に繰り返し使えば、調理の手順や調味料の種類、分量を自然と覚えることができます。
教科書と一緒ですね。

繰り返し教科書を勉強して覚えれば、しっかり身に付きますよ!

料理教室に通えば大丈夫?

料理教室に通うことで、レパートリーを増やすことも可能です。
私の友人も料理教室に通う子が多かったですよ!

ただし、その料理教室がどんな料理をメインに教えてくれるのかを十分にリサーチしておくのがおすすめです。
手間がかかったり、いろんな調味料をそろえなければならない料理教室の場合は、料理教室で習っているときは充実していても、それで満足してしまってもう一度作ろうという気持ちにならないかもしれませんよね。

だから、事前にどんな料理を作る料理教室なのか、自分はどんな料理を作りたいのかわかっておく必要があります。

料理自体に苦手意識がある場合は、応用を利かせた特別メニューからではなく、基本的な和食や洋食・中華の作り方から教えてもらえると、日々の調理の基本なので料理の苦手意識も克服することができますよ!
また料理教室で作ったレシピを、自宅でも繰り返し作れば、レパートリーとして増やしやすいです。

レパートリーを増やすコツ(煮物の場合)

①まずは基本の味付けを覚える

完璧にレシピを見なくても作ることができるようになる必要は、ありません。
私もレシピをよく見ますよ。

でも、だし汁やしょうゆ・みりん・酒・砂糖を使った和食の味付けや、トマト缶やコンソメを使った洋食の味付けなど、漠然とした味付けが想像できれば、それだけでも味付けの幅が広がります。
特に和食は煮物の黄金比率を覚えておけば、大体の煮物はいけます!

私が一番初めに覚えたのが、だし汁:醤油:みりん=10:1:1ですね。
あとは、甘辛い煮物をするときは、醤油:酒:砂糖:みりん=1:1:1:1を覚えました。

今はほとんど目分量ですが、味見して辛かったら水を足して、薄かったらいずれかの調味料を足しているので、かなり適当です。
でも、基本的な味付けがわかっていれば、応用はいくらでもできますよ!

②食材の組み合わせ

例えば大根だけを煮てもおいしいですが、そこに厚揚げや鶏肉、豚肉、牛肉といった出汁の出る食材がプラスされると、うまみが強くなります。
それだけでも、レパートリーって増えていますよね?
これが大根だけでなく、ジャガイモだったり、ニンジンだったり、白菜だったり、いろんな野菜で応用ができちゃいます。

レパートリーを増やすコツ(炒め物の場合)

①味付けに変化

炒める際に、塩コショウだけだったり、焼き肉たれやサラダのドレッシングを変化球で使ってみたり、味付けを工夫するだけでレパートリーは増えます。

特にタレやドレッシング、ソースやケチャップなどは、味付けがそれ一本で決まるので、楽な上においしくないことがあんまりないので、おすすめですよ。
立派なレパートリーになってくれます。

②食材に変化

キュウリや長芋って炒めたりしたこと、ありますか?
私はキュウリをごま油で炒めたり、長芋をバターとニンニク・醤油で炒めたらおいしいということを知った時、目から鱗でした。

自分の中でキュウリや長芋は生で調理するものというイメージが強すぎたみたいですが、以前働いていた職場で、同僚の先輩主婦が調理しているのを見てすごくびっくりしたんですよね。

炒め物は味付けの変化もそうですが、食材そのものの味を生かすという意味では、いろんな食材を炒めて楽しむのもおすすめです。
そこに肉やシーチキン、ベーコンや卵などもプラスしてみるとさらに変化しますよね。
いろんな食材を炒めてみてください!

③油で風味が変わる

炒め物をするときに、サラダ油はもちろんですが、バター・ごま油・オリーブオイルによって大きく風味が変化します。
どれを使ったらいいかわからないという時は、洋風に仕上げたい時にはオリーブオイルを、中華風に仕上げたいときはごま油を、さっぱりしたい時にはサラダ油を、コクを出したい時にはバターを使ってみてください!

使い分けをしていくうちに、こんな使い方もできるんじゃないかとか、いろいろひらめきも生まれてきますよ!
風味が違うだけでも、立派なレパートリーではないでしょうか。

レパートリーを増やすコツ(その他)

①一つの食材をとことん変化させる

例えばジャガイモ一つとっても、調理法としては揚げる・ふかす・煮る・炒めるなどさまざまです。
ほかの食材だってそうですよね。

我が家は魚料理のレパートリーが少ないですが、子どもが学校で「マグロのオーロラ煮がおいしい」というので、それを検索して作ってみたら大好評でした。
自分の中で、マグロの刺身を生以外で食べる発想がなかったので、目から鱗でしたね。かなり作りこんで、今では自分のレパートリーとして定着してきました。

自分が思っている以上に食材は派生させることができるので、試しにいろんな食材を派生させてみてくださいね!

②一つ料理の基本ができれば、ほかの食材・味付けで派生できる

例えば、我が家ではよく麻婆豆腐を作りますが、麻婆豆腐を作ることができれば、麻婆ナス・麻婆白菜・麻婆小松菜、麻婆揚げじゃがといった具合に色々派生できます。

また、ひき肉を使ってハンバーグを作り成形するまでの工程にしておけば、そこから肉団子にして揚げたら照り焼き味・酢豚風の味付け、エビマヨ風の味付けといった風に派生させることができますし、ピーマンに詰めればピーマンの詰めになります。

基本の料理が作れるということは、食材を変化させたり、味付けを変えるだけで、どんどん広がりますよ!

家族の意見も聞いてみて!

料理のレパートリーがマンネリ化しているなと思ったら、お子さんの意見やご主人の意見も聞いてみてください。

我が家では、小学生の娘二人が、「今日の三食丼がおいしかったから作って」とか「マグロのオーロラ煮が一番おいしい」といった給食の話を自宅でよくします。

あとは聞いたメニューの名前をノートに書いておき、レシピを検索して結構な頻度で作りますね。
子どもも好物なので、絶対喜んで食べてくれますし、こちらも食べてくれるからと作る頻度が増えます。
そうなると、作る回数が増えるため、いつの間にか自分のレパートリーが増えていくというわけです。

たまたま作ったご飯でも、主人がすごく喜んでいたなというメニューもノートに書いていますよ。
私は物忘れが激しいので、ノートに書いておかないと、せっかくの情報もなかったことになってしまい、毎回「今日のごはん何にしよう…」と憂鬱になってしまいます。

だからレシピの内容までは書かなくても、家族の好きなメニューの名前だけ書いておくと、ちょうど安く食材を変えた時、ノートを見て「そういえば最近これ作っていないな」というものを見つけて作ったりしていますよ。
もちろん、ノートにわざわざ書かなくても、スマホのメモの機能を使ったりしてもいいですね。
私のように物忘れの激しい方、おすすめです!