グループホームで働くのに、料理ができないと厳しい?どのくらいできればいいの?

この記事は約7分で読むことができます。

グループホームで働くのに、料理ができないと厳しい?どのくらいできればいいの?

グループホームで働いてみたいけれど、仕事の内容に調理が含まれている。
これって料理が出来ないと採用してもらえないってことかな…と疑問に思われる方、いらっしゃいませんか?

グループホームは認知症高齢者の方や、障害を持った方が少人数で共同生活する場です。
職員はそのお手伝いをする形になります。

「家庭」と同じなので、栄養士さんや調理師さんはいません。
だから職員と入居様で献立を考えて一緒に調理します。

では、料理ができなければグループホームで働けないんでしょうか…??

目次

料理はできないとだめ?

グループホームで働く場合、料理ができないとだめということはありません。
実際、私も高齢者のグループホームに勤めていましたが、始めは料理がほとんど出来ませんでしたし、私の後輩で入ってきた18歳の男の子は、包丁も握ったことが無いという子でしたよ。

もちろん、ベテラン主婦の方も職員として働いておられましたが、何よりも高齢者グループホームの場合は、入居者様という何十年も台所に立ってこられた主婦の大先輩方がおられます。
だから料理が出来なくても、分からないことは聞くとか、本も置いてあったりするのでそれを見ながら調理するという方法もあるため、そこまで料理に過敏になることはありませんよ!働きながら自然に調理の方法を学ぶことが出来ます。

どのくらいできればいいの?

料理が出来れば出来るほど、限られた時間の中で冷蔵庫の中の物を使ってササッと作ってしまうことが出来るため、グループホームでは戦力になります。
でも、あくまでグループホームで生活されている入居様が主体となることが目的なので、例えば職員が「ごぼうのササガキ」が出来なくても、入居者様に「教えてもらえませんか?」と声をかければ、「それくらいしてあげるよー」と手伝って下さる方は必ず一人はいらっしゃいます。

もちろん、認知症の進行具合によっては調理の仕方を忘れてしまったという方もいますが、出来る方もたくさんいらっしゃいます。
「出来ないわ」と言いながらもごぼうと包丁を持つと綺麗にして下さる方もいらっしゃいますしね。
それくらい女性の入居さまにとって、料理は長年自分たちがやってきたこととして体に染みついているんです。
だから、教えてもらいながら一緒に作ったら大丈夫ですよ。

私も入居者様に、ささがきや魚の3枚おろしなどお願いしてやってもらいました。
ただ、味付けは入居者様にお任せするとどうしても濃くなってしまいがちなので、職員が先に味をつけてから、それを味見してもらって足していくという方法の方がいいですね。

そういった面からも、本を見ながら野菜が切れて味をつけられれば十分じゃないかなと思います。
勤め始めの頃は16時から夕食を作り始めて、17時45分の配膳開始までに一汁三菜揃えなければ!!と、ものすごく時間を気にしながらの調理も、料理の本を見ながら入居者様に下ごしらえを手伝っていただき何とか間に合わせるというのを毎日のように繰り返していったら、自然と要領よく作ることが出来るようになっていきましたよ!

料理なしのグループホームってあるの?

調理しなくてもいいグループホームもあります。
というのは、要介護度の高い入居者様が多いグループホームの場合だと、入居者様と一緒に調理するのが難しい状況になります。そういったグループホームの場合は、調理済みのお総菜やお弁当を業務提携して業者から配送してもらっています。もちろん配膳は職員が入居者様と一緒にしたりしますよ。

また、グループホームの中には有名な美味しいお弁当屋さんのお弁当を利用しているということをウリにしているところもあるくらいなんです。

だから、どうしても調理は不安だから調理したくないけど、グループホームで働きたいという場合には、そういったグループホームを探すのもいいですね。

少しでも上達したいならこうしよう!

料理の腕前を少しでも上達させたいのであれば、とりあえず料理を作って経験を重ねることです。
私は1人暮らしだったので、毎日自炊をして経験値を上げていきました。
実家で暮らしておられる方も、一品自分で作るといったことでいいので、料理をする習慣をつけるといいですよ。

あと積極的にテレビの料理番組や、料理の本をよく見るようにしました。
味付けの基本がわかってきますし、食材の下処理のやり方なんかも勉強になりますよ!

また、基本的な味付けを覚えると便利です。
煮物には醤油と砂糖と酒、みりんとか、酢の物は酢と砂糖とか、組み合わせを知ると料理がしやすくなります。
そして、分からないことは聞きましょう。
入居者様や先輩主婦の職員さんなどみんな教えてくれるはずです!

グループホームで花嫁修業

私自身料理が得意だったわけではなく、どちらかと言うと不得意でした。
そんな私の料理の悲惨さを知っている友人たちは、しみじみと「あんなにひどかったのにねー」と口をそろえて言います。

私の母も、「グループホームに勤めて花嫁修業が出来たんだからよかったじゃないの!」なんて言っています。
実際、私の同僚たちも「花嫁修業出来て良かったねー」なんていいながら、結婚していきました。
それくらい私の料理はひどかったです。

「私、こんなまずいもん人生で食べたことあらへんわー!あんた、ここでしっかり勉強せな、お嫁のもらいてないでー」と、勤め始めてすぐに入居者様に言われたのを今も覚えているくらいです。
そんな私でも働けていたので、料理が出来なくても大丈夫ですよ!

ぜひ、グループホームで入居者様と楽しく美味しいご飯を作ってみてくださいね!