筍の孟宗竹、破竹、真竹の違いは何?

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筍の孟宗竹、破竹、真竹の違いは何?

この記事では、筍の孟宗竹・破竹・真竹の違いについてお話します。

筍は色んな種類がありますが、その違いが分かっているという人は少ないのではないでしょうか。

一見同じように見える筍でも、ちょっとした違いを意識して調理して食卓に並べると、とっても美味しく筍を食べることが出来ますよ!
気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!

それぞれの違いは何?

(1)孟宗竹(モウソウチク)

孟宗竹

孟宗竹の旬は、3月~5月ごろです。

筍は土の中から掘り起こすイメージが強いかと思いますが、まさにこの孟宗竹は土の中から掘り起こす筍で、地面から筍が顔を出してしまうと、エグミが出始めてしまうんです。

よくテレビでも筍堀名人が、土がモコっとなっているところを探し当てて、筍を掘り当てていますが、孟宗竹はまさにこのタイプの種類ですね。
見た目の特徴としては、産毛がびっしりしていて太めです。

筍の中でも大型で厚みがあり、筍の代表格として有名ですよ。

孟宗竹は肉厚で柔らかく美味しい筍です。

(2)破竹(ハチク)

破竹

破竹の旬は5月頃です。

孟宗竹と違って、土の中から筍を掘り起こすのではなく、地面から30㎝~40㎝くらい出てきたところを収穫します。

あく抜き無しで美味しく食べられますが、時間が経過した破竹に関しては、あく抜きが必要となるので注意してくださいね!

見た目の特徴としては、赤紫の皮で細身です。葉先の葉っぱが縮れているのも大きな特徴ですよ。

破竹は孟宗竹に比べるととても扱いやすい筍なので、破竹がよく採れる地域ではよく食べられています。

(3)真竹(マダケ)

真竹

真竹は別名、苦竹(ニガタケ)と呼ばれ、孟宗竹が竹になる梅雨前の5月下旬~6月始めにかけて、旬を迎える筍です。

真竹も破竹と同じく土の中から筍を掘り起こすのではなく、地面から30㎝~40㎝くらい出たところを収穫する筍なんですよ!

真竹の見た目は、産毛がなく黒い斑点模様の皮が特徴です。

昔から真竹の皮を使って、民芸品を作ったり、物の包装がされてきました。

スーパーや八百屋で売っているのはどれ?

孟宗竹・破竹・真竹はそれぞれ収穫の時期が少しずつずれています。
産地によっては、スーパーや八百屋でそれぞれの筍を購入することが出来ますよ。

でも、筍が一般的に旬とされるのは孟宗竹の3月~5月が多いため、スーパーに並ぶのも孟宗竹が多いのではないでしょうか。

破竹や真竹の産地であれば、孟宗竹の旬が終わった後でも道の駅やスーパーの地産地消コーナーに置かれていたりするので、チェックしてみてくださいね!

味に違いはあるの?

孟宗竹・破竹・真竹に味の違いは多少あります。
私の中で、孟宗竹は甘みが印象的な味です。シャキッとした歯ごたえもありますし、大好きですね!

破竹に関しては、エグミが少ないので食べやすい筍です。
コリっとした食感も癖になります。

そして真竹は硬い印象が強く、あとは孟宗竹や淡竹に比べると苦みがありますよ。
しっかりあく抜きをすれば美味しく食べることが出来るので、甘みを足す意味でも米ぬかで丁寧にあく抜きをしてみてください!

調理法も違うの?

孟宗竹・破竹・真竹はどれも収穫したての場合は、あく抜きをしなくても調理に使うことが出来ると言われています。
でも、スーパーで購入した筍に関しては、時間が経過しているためあく抜きが必要です。

どの筍も、煮物にしてもいいですし、吸い物や和え物、焼いたり上げたりするのもおすすめですよ!

(1)孟宗竹

孟宗竹は新鮮な採れたてのものであれば、あく抜きの必要はないです。
でも人から頂いたけれど、いつ掘ったものか分からない場合はあく抜きをした方が、美味しく食べられます。
吸い物、和え物、煮物、揚げ物など、オールマイティな筍料理を楽しむことが出来ますよ!

(2)破竹

破竹は新鮮なものだとあく抜きの必要はありませんし、あく抜きをする場合でも、米ぬかは必要なく水で茹でるだけで十分あく抜きが出来ます。
そして破竹の場合、皮をむいてからあく抜きをするという点でも、他の筍と大きな違いがありますね。

新鮮な破竹は、そのままワイルドに皮ごと蒸し焼きにしてもいいですし、煮たり天ぷらにするのもおすすめです。
個人的に、破竹は火の通りもいいので手軽に日々の料理に使えて好きです。薄切りにして煮て卵とじをしても美味しいですよ。

(3)真竹

真竹はとにかく苦みやエグミが強いので、米ぬかを使ってしっかりあく抜きをする必要があります。

真竹も新鮮な採れたての筍であれば、あく抜きをしなくてもそのまま調理に使うことが出来ると言われています。
でも私はその言葉を信じて食べた真竹が苦かったのが今でもトラウマで、あく抜きは必ずして食べていますよ。

真竹も天ぷらや煮物、炒め物など何でも美味しく食べられます。

日本には美味しい筍がいっぱい!

日本にはたくさんの種類の筍が生えてきます。
そのうちのいくつかをご紹介します。
美味しく食べられるものがとても多いので、ぜひ食べてみてくださいね!

(1)四方竹(シホウチク)

シホウチク

高知県特産の四方竹は、秋が旬です。煮物や天ぷら、炒め物など他の筍と同じような調理法でとても美味しく食べられます。
甘みがありますし、コリっとした食感も癖になりますよ。

茎の断面が四角い形をしているから、四方竹といいますが、高知県内のアンテナショップや道の駅、スーパーマーケットで購入することができます。

私も以前高知県の道の駅で、四方竹の水煮を購入しました。
煮物でいただきましたが、とっても美味しかったのでもう一袋購入すればよかったなと思いましたね。

(2)根曲がり竹

根曲がり竹
山陰や東北・北海道で多く収穫される根曲がり竹は、姫竹とも呼ばれています。
一見筍と思われるかもしれませんが、実は笹の若芽なので正確には筍ではないんです。

でも、筍と同じく収穫してしばらく置くとアクやエグミが出てくるので、あく抜きをしなければなりませんし、味は筍にとっても近いです。

また歯ごたえだけでなく風味も良く、調理もしやすいので産地では親しまれていますよ!ただなかなか流通していないので、口にしたことがないという方も多いかと思います。

孟宗竹と比べると細くて小さいのが特徴です。
東北では味噌汁の具材に入れるのがポピュラーな筍ですし、私の実家では姿焼きや天ぷらが多かったですよ。