ちゃんちゃん焼きの美味しい食べ方。 ピッタリの付け合わせと汁物は何? 味噌がないときは?
北海道の郷土料理のひとつ、ちゃんちゃん焼き。
鮭をたっぷりの野菜と一緒に鉄板やホットプレートで焼き、味噌だれをからめたものです。
私の住む石狩の漁師町では9月になり鮭漁が始まると家庭でよく作ります。
友人と集まって大きい鮭1匹分を豪快に料理することも。
「ちゃんちゃん」とは、ちゃちゃっと作れることから・鉄板がチャンチャンと音を立てることからなど様々な説がありますが、実はどれも定かではありません。
魚と野菜をたっぷり食べられるちゃんちゃん焼きについてお話しします。
目次
定番の具は何?
私は北海道の石狩在住で、鮭漁が始まるとたびたび鮭をいただく機会があります。
色々な料理にして食べますが、ちゃんちゃん焼きはこってり味で子どもたちも食べやすいので定番となっています。
入れる具としては、生の秋鮭、キャベツ・玉ねぎ・にんじん・しめじをバターで焼いていき、途中で味噌だれを入れ蓋をして蒸し焼きにします。
これらの具材はたいてい冷蔵庫に入っているので定番となっていますが、特に決まりはないので、その時にあるものを入れるといいですよ。
例えば、キャベツの代わりに白菜にしたり、きのこ類をたっぷり入れてもいいですね、
家計の味方であるもやしを入れてももちろん美味しいです。
私の住む町ではズッキーニを育てている家庭も多いので、ズッキーニが入っても抵抗ありません。
ボリュームを増やしたいのならじゃがいもを入れるのもおすすめです。
たいてい秋に食べるものなので、野菜も豊富なんですよね。
味噌に合うものならお好きなように入れてみてください。
味噌がなくても美味しく作れる?
昔ながらのちゃんちゃん焼きは味噌だれが基本ですが、味噌を切らしてしまった!という時やちょっと気分を変えたい時、実はしょうゆベースの味付けでも美味しく作ることができます。
レシピを検索すると結構出てきますよ。
砂糖を多めに甘辛しょうゆ味にしたり、バターをきかせてバターしょうゆ味にしたり、豆板醤を足してピリ辛を楽しんだり、めんつゆで味付けすれば間違いなく味が決まるので便利です。
作る工程は味噌だれの場合と同じですので、味付けを変えて楽しんでみてください。
ちゃんちゃん焼きにおすすめの付け合わせと言えば?
ちゃんちゃん焼き自体がボリュームあるものなので、1品で完結することが多いのですが、付け合わせるとしたらさっぱり系のサラダや酢の物、和え物などがいいですね。
浜の母さんたちだと、漬物を漬けている人が多いので、ちゃんちゃん焼きと自慢の漬物があればもうそれで満足です。
ちゃんちゃん焼きで野菜もたっぷりとれるので、切るだけの冷奴など簡単なもので十分だと思います。
食べ盛りの若い男性が多い場合は、天ぷらやフライなど揚げ物を付けてあげると満足感がアップします。
ちゃんちゃん焼きに合う汁物とは?
ちゃんちゃん焼きに何か汁物が欲しいのなら、もちろん普通の味噌汁でもいいと思います。
味噌に味噌はちょっと・・・と抵抗があるのでしたら、わかめスープや中華風スープ、すまし汁などあっさりした汁物がおすすめですよ。
余談になってしまいますが、ちゃんちゃん焼きにはビールが最高!
鉄板やホットプレートで豪快に作ることが多いので、必然的にみんなでワイワイ食べることになり、ビールがとっても進みます。
最後に
最近は魚を食べない子どもが多いですよね。
我が子もあまり食べてくれないのですが、鮭は骨もうるさくなくクセも無いので食べやすいです。
さらにちゃんちゃん焼きにすると、魚に加えたくさんの野菜を美味しく食べることができるので大人も子どもも本当におすすめな料理です。
ホットプレートや鉄板でなくても、フライパンやホイル焼きで1人分だけ作ることも可能です。
ご家庭に合わせた作り方でちゃんちゃん焼きを味わってみてください。