産後の仕事復帰後も母乳をあげたい。どうすればいい?

この記事は約10分で読むことができます。

産後の仕事復帰後も母乳をあげたい。どうすればいい?





産後に仕事復帰をしたいけれど、赤ちゃんに母乳もあげたいというお母さん、きっと多いですよね。

確かに母乳は栄養が沢山詰まっていますし、お母さんと赤ちゃんのコミュニケーションとしても重要です。

でも仕事に復帰しなければならない場合、母乳を与えることは諦めなければならないのかなと思うと、仕事復帰はしない方がいいのかもしれないと思えてきますよね。

この記事ではそんなお悩みを解決するために、保育園に預けても母乳を与える方法についてや、働きながらの母乳育児の捉え方、職場での搾乳についてお話します。

働きながら母乳育児をどう捉えるか、よく考えて納得した上で仕事復帰できるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

保育園に預けはじめたら母乳は無理?

保育園に預けはじめたら母乳は無理かどうかは、保育園によって可能な場合とそうでない場合があります。

私は長女を出産後、生後7ヶ月からお手伝いで週に3回ほど仕事に行っていました。
その時は長女に母乳を与えていましたが、職場の敷地内に託児所があったので、休憩中や母乳を与えなければどうにもならない時には内線電話がかかり、ちょっと仕事を抜けて母乳を与えに行っていました。

でも保育園の場合は完全に日中預けて会えないわけですから、母乳を与えたくても保育園側が粉ミルクでなければダメと言われるのであれば、保育園の方針に従わなければなりません。
私の周りでも、保育園から母乳をやめてから入園させるようにと言われ、仕方なく断乳してから子どもを保育園に預けている人が結構沢山います。

保育園によっては「搾乳した母乳を冷凍して持ってくれば与えます」と言ってくれる場合もあるので、とりあえず保育園に確認をしてみましょう。

また、保育園では粉ミルクにして自宅では母乳というスタイルも立派な母乳育児ですよ。

冷凍母乳ってどう?保育園に解凍はたのめるの?

冷凍母乳は名前の通り母乳を搾乳して冷凍しておいたものです。
赤ちゃんに飲ませたい時解凍して飲ませることができるのでとっても便利ですよ。

母乳育児を推進している保育園は、冷凍母乳の受け入れを積極的にしてくれます。
ただ、冷凍母乳を扱う場合、保育園側としては衛生管理に配慮しなければならないことから、受け入れは難しいと判断する保育園は多いのも現実です。

特に冷凍母乳を預かった際には、保管の方法や解凍方法も徹底しなければならないので、結構手間となります。
沢山の赤ちゃんの受け入れをしている保育園であれば、なかなかそこまで手が回らないというところもあるので、保育園に確認してみましょう。

冷凍母乳の受け入れをしてくれるのであれば、保育園で解凍してくれます。
保育園に冷凍母乳を預ける際には、次のことに気をつけましょう。

(1)鮮度のいい母乳

搾乳後1週間以内の冷凍母乳を用意しましょう。
いくら冷凍してあるとはいえ、冷凍庫に入っている時間が長ければ鮮度も落ちて劣化してきます。
また搾乳後はすぐに母乳バックに入れて冷凍しましょうね。
お母さんが発熱や下痢をしていたり、胸や乳頭に異常がある場合は、搾乳はしない方がいいですよ。

(2)衛生的に搾乳

搾乳前にはしっかり手洗いをして乳頭も清潔にして搾乳をしましょう。
搾乳器は綺麗に消毒したものを使いましょうね。菌が混入して繁殖するのを防ぐことができますよ。
また、母乳バックの内側を指で触らないようにしましょう。

(3)誰の母乳かわかりやすく記名

他の赤ちゃんへ間違って母乳を与えることを防ぐためにも、母乳バックには名前を書きましょう。同時に搾乳した日も書いておくと保育園側も確認しやすいので、搾乳した日も欠くようにしましょうね。

やっぱり断乳してからのほうが良い?

断乳してから仕事復帰すれば気持ち的にも楽ですが、6ヶ月や1歳を過ぎて復帰する場合には断乳がまだ出来ないという場合も多いですよね。
でも保育園に預ける前にまとめてしっかり母乳を与え、日中は人工ミルクで対応してもらって、迎えに行ってから母乳を与えるというスタイルでも、十分母乳育児は続けることは出来ますよ。

私も長女の時に授乳で託児所へ行くことが出来ないことも想定して、粉ミルクも渡しておくようにしましたが、あまり飲みませんでした。
哺乳瓶の乳首がどうしても気に入らなかったようです。

生後7ヶ月を過ぎていたので、赤ちゃんせんべいを細かく砕いて与えてもらったり、離乳食を多めに持たせて、しのいでもらいましたよ。
私の場合は、基本的には母乳メインで与えられない時には粉ミルクと割り切っていたので、気持ち的にも楽でした。
私の周りも自宅では母乳を与えているという人、結構沢山いましたよ。

人間の身体は不思議なことに、朝と晩しか母乳をあげなくなったら、身体が次第に母乳を作る時間帯や量を調整して朝と夜だけ母乳がしっかり出るようになってきます。
もちろん始めは大変ですが、次第に体も切り替わってくるので楽になってきますよ。

仕事復帰のチャンスがあるけれど、母乳をあげられないのであれば仕事復帰は諦めた方がいいのかな?と迷っている方は、粉ミルクとの併用も視野に入れてみてくださいね。

ただ、どうしても母乳育児をしたいと思う気持ちが強いのであれば、無理に職場復帰をする必要はありません。
自分の気持ちと相談して、悔いのない決断をしてくださいね。

仕事中に胸が張ってきたら、搾乳したほうがいいの?

仕事中に胸が張ってきたら、搾乳しましょう。

私も長女を託児所に預けていて、授乳をしに行くことが出来なかった時は、胸がパンパンに張って痛いし母乳パットから漏れてくるので搾乳をしなければ辛くて仕方がありませんでした。
女性の多い職場だったので、同僚に搾乳してくると伝えて仕事の合間に搾乳をしましたよ。

胸の張りを我慢していると、乳腺が詰まって炎症をおこしてしまう乳腺炎になりかねません。
乳腺炎になると抗生物質を服用しなければならなので、母乳を赤ちゃんに与えることが出来なくなりますし、痛みも伴い高熱が出る場合もあるので、仕事を休まなければなりませんよ。
だから休憩中に搾乳することをおすすめします。

ここで気になるのが搾乳場所ですが、私はトイレでサッと搾乳をすることが多かったですね。
女性が多い職場とは言っても、男性スタッフもいるので男女兼用スペースのロッカーとかは無理でした。
実際同僚も搾乳場所でトイレを選択する人がほとんどでした。

私は搾乳器は使わず手で絞っていましたが、もちろんトイレで搾乳した母乳なんて赤ちゃんに飲ませることが出来なかったので、母乳パッドにしみこませて持ち帰って捨てました。
きっと私の祖母が母乳を捨てているなんて聞いたら「母乳を捨てるなんてもったいない罰当たりだ」と怒ると思いますが、どうしようもないので仕方がないと割り切っていましたね。

トイレ以外の場所で搾乳する場合は、衛生面に配慮すれば搾乳した母乳を母乳パックに入れて、職場の冷凍庫に保管して持ち帰ることも可能です。
ただこの場合は職場の人の理解も必要なので、勝手なことはせず上司に確認をとってくださいね。

搾乳に関して注意しなければならないのが、搾乳しすぎると母乳がより分泌されてもっと胸が張ってしまうということです。
しこりが取れるくらいにして、ちょっと胸が楽になる程度搾乳したらそこまでで終えるようにしましょうね。

仕事復帰しても母乳育児を続けるには、保育園との連携が必須

仕事復帰をする際に母乳育児も継続したいという気持ちがあるのであれば、保育園との連携は必要不可欠です。

保育園によっては粉ミルクが原則でも、母乳育児を出来るだけ続けたいという相談をすれば、手助けをしてくれる園もあったりするので、まずは保育園に確認をしてみましょう。
職場が保育園から近かったら、「お昼休みに授乳をしにきてもいい」と言われることもありますよ。

また、日中搾乳する時間が無くて保育園へのお迎えの時に授乳をしたい場合、保育園で授乳をさせてもらうことが可能かどうかも聞いておきましょう。

赤ちゃんにとっても母乳を飲むことでお母さんを近くに感じて安心することが出来ますし、仕事復帰をしても母乳育児を続ける方法はあるので、少しずつ仕事をしながらの授乳リズムをつかんでいきましょうね!