1歳、2歳の赤ちゃんは後追いするもの?しないのはおかしい?

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1歳、2歳の赤ちゃんは後追いするもの?しないのはおかしい?

赤ちゃんの成長とともに始まる「後追い」。日々の成長は嬉しいものですが、トイレにもゆっくり入れない後追いにはママもお疲れのことと思います。

しかもそれが1歳、2歳になっても続くなら、疲れは相当なものでしょうし「うちの子、おかしいの?」とちょっと心配になりますよね。

後追いはいつまで続くものなのでしょうか。
また、後追いにはどんな意味があるのかを知っていきましょう。

目次

後追いするのは普通?

1歳2歳の赤ちゃんが後追いをするのは普通のことです。

これには大きな個人差がありますので、必ず何歳まで後追いしますよという明確な答えはありませんが、3歳頃まではまだまだ子どもの世界は家族が中心。

自分が安心できる人を追いかけるのはおかしいことではありません。
甘えん坊なら小学校に入学する頃までママから離れられないという子もいますよ。

また、下に妹や弟が産まれて、出産の際にママと分離状態を経験したような子は、心の奥に離れることへの不安を持ってしまっていることもあります。

毎日後を追われるとママも疲れてしまいますが、子どもに「大丈夫だよ、一緒にいるよ」と何度も言い聞かせて安心させることも大切です。

いつから、いつまで?

後追いは早い子だと生後7ヶ月頃から始まると言われ、一般的にはハイハイを覚えて自分で動きまわれるようになる9~11ヶ月頃がピーク。

大抵の子は1歳半頃までには落ち着くと言われていますが、先ほども言ったように個人差が大きく絶対に何歳までということはありません。

我が子が当てはまらないからと言って不安になることはないですよ。

しないのは何かおかしい?

後追いは赤ちゃんの成長過程のひとつですが、後追いがひどい子もいれば全くしない子もいます。

普段の生活や性格にもよるでしょう。

いつも家にママ以外の人、例えば祖父母が同居でいるような環境であれば、1人になる不安も少ないので後追いしないこともあります。
1人になっても全然平気で後追いしない子もいますし、本当にそれぞれです。

後追いしないと発達に何か問題があるのではと不安になるママもいるかもしれません。

しかし、発達に問題があるときは他にも気になる様子が見られるはずです。

後追いの他にも気になることがあるのなら、地域の子育てセンターなどに相談してみましょう。

後追いをするのはなぜ?どんな意味があるの?

赤ちゃんが後追いをするのは、ママを特別な人と理解できるようになったから。

その姿が見えなくなると「ママがいない」と不安になります。

赤ちゃんはまだ「トイレに行った」「隣の部屋を掃除している」だからすぐに戻ってくるという考え方ができないために一生懸命ママの後を追います。

1歳2歳頃になると、ママが戻ってくるのも近くにいるのも大分理解しています。

それでも後追いをするのは、不安も半分はあるでしょうし姿が見えないと寂しいという気持ちも大きいのではないでしょうか。

赤ちゃんの頃からみると1歳2歳は成長したなーと感じますし、言葉が上手になってくるともう赤ちゃんは卒業のような気持ちになりますが、中身はまだまだ。

そのうち「ママあっちいって!」なんて言われる日が来ると思ったら、あとどれだけ後を追ってくれるのかなという気持ちになれますよ。

最後に

後追いには大きな個人差があり、生活環境や性格によっても違います。1

歳2歳でも後追いする子はいますし、しないからと言っておかしいわけではないのです。

今は気持ちに余裕が持てないほど大変でしょう。
早く終わってほしいと願う気持ちもわかります。

体は大きくなっても、まだまだ手のかかる赤ちゃんなんだ、という気持ちで乗り切りましょう。