アスパラガスの冬支度の方法を教えて!

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アスパラガスの冬支度の方法を教えて!

この記事では、アスパラガスの冬支度の方法についてお話します。

アスパラガスは特に手入れをしなくても育ちますが、それでも手をかけてお世話してあげると、長く立派なアスパラガスを育てることが出来ますよ。

特にアスパラガスは冬場、土の中で春になるのをじっと待ちながら過ごすわけですが、冬支度をしてあげることで成長度合いも変わってくるので、良かったら参考にしてみてくださいね!

冬の間は枯れちゃうものなの?

アスパラガスは他の野菜とちょっと違って、一度アスパラガスの株を土に植えると、そのまま10年近く毎年収穫を楽しめちゃいます。

その成長過程をみていくと、普段スーパーに並ぶ大きさのアスパラガスは、そのまま収穫せず収穫時期を過ぎると、どんどん茎が伸びて成長していくんです。

夏から秋にかけてはアスパラガスの擬葉とよばれる部分が枝分かれして伸びていき、光合成を繰り返して土の中の株にたくさんの栄養を蓄えます。

秋が過ぎ冬になる頃には、他の周りの植物同様に茶色く枯れていきますが、ここまでの工程はアスパラガスが翌年も沢山収穫できるためにとっても大事なんです。

冬の間は枯れてしまいますが、夏の間にたくさんの栄養を取り込んだアスパラガスの株が、冬の間も土の中で眠っています。
だから冬を元気に過ごせるよう冬支度をしてあげるのがおすすめですよ!

枯れた後はどうすればいいの?

夏から秋にかけて生い茂っていたアスパラガスの擬葉が茶色く枯れきったら、少し手間に感じるかもしれませんが、しっかり刈り取って燃やしてしまいましょう。

そのままにしておいても、その枯れた葉が栄養になったり冬の寒さをしのぐために役に立ちそうだなと思われるかもしれません。

確かに、その枯れた擬葉に何の問題もなければ、放置しておいてもいいかもしれませんね。
でも、万が一アスパラガスのその枯れた擬葉が病気にかかっていたら、そのまま放置してしまうことによって、病気が越冬してしまい、翌年芽が出てきたアスパラが病気になってしまうかもしれません。

だから、枯れた後は面倒ですがちょっとひと手間で、刈り取って燃やしてしまいましょう。

実はどのタイミングで収穫するの?

①実が赤くなってから

アスパラガスは、雄株と雌株があり、成長とともに雌株は実をつけます。
この実は始めはもともと緑色をしていますが、成長と共に赤く色づくんです。

緑色の実の状態で収穫してしまうと、中の種はまだ出来上がっていないので種として植えようと思っても、芽は出てきませんよ。
実を収穫する場合は、秋になり実がしっかり赤くなってからのタイミングで収穫をするようにしましょうね。

②実が落ち始めたら

実が赤くなっても、どのタイミングで収穫したらいいのかって、ちょっとわかりづらいですよね。
私の実家では、実が落ち始めたら収穫しています。

始めはハリのある赤い実ですが、実が落ちる頃には少し乾燥してきて赤い実の皮にシワが寄ってしまっているものが多いです。
また、触るとポロッと実が落ちやすくなっていますよ。
参考にしてみてくださいね!

冬の間は水や肥料をあげなくても良い?

冬の間はアスパラガスに何もしなくてもいいのかなと思われるかもしれませんが、寒い冬の土に中でも、アスパラガスは栄養を蓄えながら静かに春の訪れを待っています。

①冬前に肥料を与えて冬支度

枯れた擬葉を取り除いて土の表面を綺麗にしたら、アスパラの株周りに溝を掘って、そこに肥料と石灰を蒔きます。

②冬前に土をかぶせて冬支度

アスパラの株に肥料を与えたら、土を多めにかぶせましょう。
アスパラの株の上に多めに土を乗せることで、寒さを軽減することが出来ますよ。

ちなみに、実家では稲を作っていて籾殻がたくさんあるので、冬前にアスパラの土をかぶせたら、たくさんの籾殻も一緒に布団代わりにかけています。

祖母はアスパラを育てていた時、冬前になるとマルチングをしていましたが、父は面倒だからと籾殻をかける方法を取っていますよ。

③水やりはあまり必要なし

冬場のアスパラガスは、水のやりすぎはNGです。
実家でもほとんど冬場のアスパラガスに水やりはしていませんね。
あんまり与えすぎてしまうと、根っこが腐ってしまいますよ。

冬を越した後にすることは?

①乗せていた土を薄くする

冬を越すために、土を多めにアスパラの株の上にのせましたが、この土はそのままにしておくと、芽が出てくる時に邪魔になってしまうため、土を戻しましょう。

②肥料を与える

土を戻したら、肥料を与えてあげましょう。
芽が出てくるのに合わせて、しっかり栄養を与えてあげると、元気なアスパラガスが出てきますよ!

③必要であれば株を分ける

アスパラの株は、10年近く収穫を楽しむことが出来るというお話しましたが、大切に育てれば毎年大きくなります。
冬を越した株が大きければ、それを株分けして植えると、根っこの絡まりを改善することが出来ますし、広範囲でアスパラを育てることが出来ますよ!

冬を超えたアスパラガスは甘い!

北海道や青森産の寒い地域で摂れるアスパラガスは、とっても太くて甘みが強く、みずみずしいことから人気が高いです。

よく母が冬の野菜は寒ければ寒いほど甘くて美味しいという話をしていましたが、冬の中でも、真冬の野菜ってすごく甘みが強く美味しいんですよね。また、厳しい冬を乗り越えた春キャベツもその甘さは毎年感動してしまいます。

これは真冬の厳しい寒さの中、野菜自身が凍らないよう、糖分をたっぷり蓄積するためだそうで、寒ければ寒いほど冬の野菜の甘さは増すためなんです。

アスパラガスも寒い厳しい冬の土の中でじっと眠り、栄養分をたっぷり蓄えて土から芽を出すわけなので、美味しくないわけがないですよね。

美味しいアスパラガスを収穫するためにも、ぜひ冬支度をしっかりしてあげてみてください!