ルッコラに花が咲いた!そのままにしておいていいの?

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ルッコラに花が咲いた!そのままにしておいていいの?

ルッコラは栄養価がとても高く、食卓を彩ってくれるハーブです。
このルッコラの葉をちぎって収穫していたら花が咲いてしまい、この花をどう扱っていいか分からないという方は多いのではないでしょうか。

ルッコラの花は食べることが出来るか、そのままにしておくべきか、取った方が良いのか、迷ってしまいますよね。
この「花の扱い」を知っていると知っていないとでは大違いです。
もしかすると、損をしているかもしれませんね。

ぜひ、ルッコラの花の扱いについて知ってみてください。
ルッコラの食べ方が変わるかもしれませんよ。

目次

花をそのままにしておいても、葉は食べられる?

ルッコラは育つと、葉の真ん中に茎が立ち上がり、花が咲いてしまいます。
この花が咲くことを「とうが立つ」といいます。

ルッコラに花が咲いても、葉を食べられないことはないのですが、葉がものすごく硬くなってしまいます。
だからまだまだルッコラの葉っぱをちぎって収穫したいという場合は、ルッコラの花を残さずに摘んでしまった方がいいですよ。

もう十分ルッコラを楽しんだので葉は食べないという方は、花をそのままにしておいて、花を食べたり種をとってもいいですね。

すぐに摘んだ方が良いの?

ルッコラの花が咲いてしまうと、葉は硬くなるので、つぼみを見つけたらすぐに摘んじゃったほうが良いですよ。
気が付いたら花が咲きかけていたのを慌てて摘んだという場合でも、葉は硬くなり始めているかもしれません。

生食で食べるには硬すぎるという場合は、加熱して食べることが出来るので、茹でてお浸しにしたり、油で塩コショウと一緒に炒めて食べてみてくださいね。

ルッコラの花は、1つ摘んでもすぐに横からどんどん生えてきますよ。

花は食べられるの?

ルッコラの花はただ咲くだけではありません。
ちゃんと食べられるので、ぜひ食べてみてくださいね!

味は葉と同様にちょっとした苦みと辛みがありますが、ごま風味で美味しいですよ。

私は菜の花に似ているなと思いましたが、それもそのはずでルッコラ自体はアブラナ科の植物です。
菜の花に似ているというのもうなずけます。

生で食べられるので、サラダやカルパッチョに飾っても綺麗ですし、美味しいですよ。
ぜひ花が咲いて終わりではなく、花も食べてみてくださいね。

ちなみにルッコラのつぼみを取った方が葉も柔らかいままですし、つぼみも美味しく食べることが出来ますよ。

種を採取したいなら?

ルッコラは葉も花も食べられる万能ハーブですが、種を取っておくと次にルッコラを育てる時にわざわざ種を購入する必要がないので、ぜひ種を取っておきましょう。

種の取り方はとっても簡単です。

ポイントは、ルッコラをしっかり枯らせましょう。
ルッコラに限らず、他の野菜や花でも、しっかり枯らせてから種を取ると、乾燥しているので採取しやすくなりますよ。

ルッコラは放っておくと花が沢山咲きますが、その花が枯れた後に種ができるので、種を取るのであれば花が枯れるのを待ちましょう。

花が枯れた後に緑色の細長い俵型の種が入った房が出来るので、それを2週間~3週間放置して更に枯らせます。
ベージュ色の細長い房になるまで待つと、その房の中から茶色い種が出てきます。

取れた種は乾燥剤と一緒に瓶に入れて、冷蔵庫で保管しておきましょう。

ルッコラの保存方法

ルッコラは沢山採れた時には、冷蔵・冷凍保存をすることが可能です。

①冷蔵保存

冷蔵保存をする時には、ルッコラを抜いて根がついた状態で、キッチンペーパーに包み、根の先を濡らしてポリ袋に入れましょう。
ルッコラが育っているように、立てて保存すると長持ちしますよ。

②冷凍保存

また冷凍保存をする場合は、ルッコラをサッと茹でて、硬く絞ったら適当な長さにカットします。
あとはラップに包んで、ジップ袋に入れて冷凍庫に入れましょう。
1ヶ月以内に食べきると、美味しく食べられますよ。

加熱しているので、ミキサーにかけてソースにしてもいいですし、炒めたりお浸しにして食べてみてくださいね。

ルッコラは葉っぱだけでなく、花も食べられる万能選手です。
美味しく余すところなく食べて、ルッコラの健康パワーの恩恵を受けましょう!