爪の甘皮ってどこ?無いのは病気? 再生できるの?

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爪の甘皮ってどこ?無いのは病気? 再生できるの?

ネイルケアをする方は「甘皮処理をした方が見栄えが綺麗になる」ということを聞いたことがあるかもしれませんね。

甘皮は爪にとっては必要なものなので、整えるにしても適正な頻度があります。

そもそも、甘皮とは爪のどの部分になるのか、どんな役割を果たしているのか、無いと病気なのか?という疑問を解消していきましょう。

目次

甘皮ってどの部分?

甘皮とは、爪の根元と皮膚の境目にあります。

甘皮には、爪の根元の組織の保護の役割があり、爪の根元の組織への細菌や遺異物の侵入を防ぎ、爪の健康状態を維持する役割があります。

ですが、甘皮が広がり過ぎたり厚くなりすぎるとささくれの原因にもなってしまいますし、本来は爪へいくはずの水分・油分を吸収してしまい二枚爪の原因にもなってしまいます。

だからと言って甘皮処理をし過ぎてしまうと爪のためにもよくないので、多くても2週間に1回程度にしておいた方がよいでしょう。

甘皮処理は100円均一でもネイルプッシャーが売っているので自分でもできますし、お風呂に入って指がふやけたときに濡らしたガーゼで優しく甘皮部分を擦ってあげるだけでも整えることはできます。

その際にはハンドクリームを塗ってしっかりと保湿してあげてくださいね。

甘皮が無いのは病気?

甘皮が爪の健康状態を維持するのに大事ということは、甘皮が無いのは病気なの?と思いますよね。

人によってはもともと薄い方もない方もいますし、甘皮が無いのは病気になりやすい状態というだけで、甘皮が無いのは病気ではないので安心してくださいね。

ただ、生活習慣によってはなくなってしまうこともあります。

原因として考えられるのは、洗剤などの薬品からの刺激でダメージを受けたり、不規則な生活や栄養不足による場合、乾燥や手荒れで皮膚の水分が失われている場合です。

自分の爪確認してみて甘皮が見当たらない場合は生活習慣の見直しやハンドクリームを塗るなど、ケアをしてあげるとよいですね。

再生できるの?

甘皮は爪と同じ成分で出来ているので再生させることはできます。

ただ、生活習慣の乱れや手荒れによってなくなってしまった、ということは規則正しい生活とバランスの良い食事、手指のケアを改善しなければいけません。

そうなると、どうしても時間がかかってしまいます。

甘皮が完全に再生するのには個人差はありますが1か月以上はかかるでしょう。

病院にいった方がいい?

単純に甘皮が無いだけで、手指に腫れや痛みなどの異常が出ていないのであれば病院へ行く必要はないでしょう。

ですが、そのまま甘皮がない状態を放っておくと先ほど述べたような病気になってしまうこともあるので、生活習慣やケアを考える必要はありますね。

クリームでケアするほかにも、爪専用のネイルオイルというものもあるので、それを甘皮周辺に塗り、優しく指をマッサージしてあげるのも血行を良くさせ、乾燥を防ぐことができるのでおすすめですよ。

傷になってしまったときは細目に気にすること

私はセルフジェルネイルをよくするので、その時に甘皮処理を必ずしてからネイルをしています。

その方がジェルネイルの見栄えがよくなるので、ついつい力を入れ過ぎてしまい出血してしまうことがあります。

以前、指と爪の間から膿んで化膿してしまった経験があり、大事には至らなかったもののかなり痛い思いをしたので、それからはオロナインやマキロンで消毒をして絆創膏を張るようにしています。

ちょっとの傷でも長引くと痛い思いをするので、これくらいは大丈夫だろうと思わずに、ちゃんと消毒などの処置をしてあげてくださいね。