1歳児。とにかく良く寝る。寝すぎると何か問題が?

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1歳児。とにかく良く寝る。寝すぎると何か問題が?

昔から寝る子は育つって言われていますよね。

でも、「うちの子は本当によく寝るんです。起こさなければずっと寝ているのではないかと思い、途中で起こすくらい。」
「ずっと起きっぱなしも心配ですが、寝すぎも良くない気もするし……。」

と、悩まれるママも多いのでは?

そんな疑問にお答えします!

目次

1歳児の睡眠時間はどれくらいが目安?


我が家の娘も、良く寝る方でした。
疲労がたまると、ところかまわず目を閉じはじめるのです。何度か、大好きな食事中に寝てしまったことがあり、家族の驚きと笑いを誘いました。

1歳児の子どもの睡眠時間は、1日11~13時間前後です。

1歳児といえばつかまり立ちをしたり、ハイハイをしたり、歩きはじめたり。何にでも興味を持ち、次から次へと移動して、遊んでいますよね。

昼間にたくさん動き回ったり、お友達と遊んだりすると、そのあとは疲れてぐっすり寝るのではないでしょうか。私も、帰り道の車の中で、何度も娘が眠りに入ってしまうのをて、運転席のミラー越しから、微笑んだ経験がありました。

寝すぎるのは良くないの?

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我が家の娘も、さすがに寝過ぎではないかと、体調に異常がないかと心配したこともあります。
しかし、検診のときなどに一緒に確認したところ、寝すぎが原因で悪いようなところは、見つかりませんでした。

睡眠時間は、体質や性格の一部であることがほとんどです。
寝すぎることが良くないとは一概に言えませんが、この時期から昼寝を減らして、夜によく寝るといった生活リズムに切り替えるのも大切ですね。

夜、寝る時間を決めて、家族みんなでそのように行動しましょう。
子どもが眠くなってから布団に入ればいいやと思うと、その日のスケジュールによって、夜の10時や11時まで寝ない可能性もあります。

生活リズムを決めてそのように行動すると、だんだんと睡眠時間も整ってきますよ。

寝る子は育つってほんと?

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このことわざ、案外、迷信ではないようです。
事実、寝すぎかと心配していた我が家の娘も、小学校に上がった頃は男子を交えても身長が一番大きかったのです。
もちろん、寝る時間だけが要因ではありませんが……。

成長ホルモンが活発に分泌されるのは、睡眠時と言われています。
子どもの軟骨組織に働きかけ、骨を伸ばす作用があるのです。

タンパク質の合成を促進し、骨を丈夫にしたり、骨を支える筋肉を作ったり、睡眠は子どもにとって、重要な役割を果たします。
また、ただ寝るだけではなく、ぐっすりと良く寝ることが大事です。

寝る部屋の明かりを落としてあげたり、布団に入る前は遊びまわって興奮させないことに気をつけたりして、子どもがゆっくりと寝ることのできる環境を作ることも大切ですね。

なにか病気の可能性は?

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顔色が悪いような異変が見られた場合、体調不良を疑いましょう。
免疫力の作られていない1歳の子どもは、菌に感染しやすく、発熱や下痢を繰り返し、脱水症状に陥る危険もあります。

他にも、睡眠時間が長いことは、身体的・精神的の発達障害である可能性も捨てきれませんので、大人が良く観察し、異常がありそうな場合には、すぐに病院へ連れていくことをおすすめします。

まとめ

1歳の子どもが寝すぎて、悪いことはないようです。

まだ小さな子どものことですから、寝すぎることによってなにか病気にかかってしまわないかなど、心配が尽きないお気持ちは、良く分かります。

睡眠は成長においてとても大切ですので、「うちの子いつまでも寝てくれないから、自分から言い出すまでは、そのままにしている」といったご家族もいますが、大人が一緒に布団に入って添い寝をしてあげたり、絵本を読んであげたり、夜の決められた時間に安心して寝ることができるよう、家族で協力してくださいね。