年少さんの水筒。最適なサイズはどれくらい?使いやすいおススメは?
年少さんから幼稚園や保育園に通うお子さんの場合、園から水筒を用意するように言われてもどのくらいのサイズがいいのか迷ってしまいますよね。
特に一言で水筒と言っても、沢山の種類がありますし、素材によっては結構なお値段がする場合もあります。
出来るだけ長く使って欲しいからと張り切って大きなサイズのものを購入したけれど、子どもが使いづらそうで結局買い替えたなんてことになるともったいないですよね。
この記事ではそんなお悩みを解決すべく、年少さんの水筒の選び方について、サイズや素材などポイントをお話します。
同時に使いやすいおススメの水筒についてもお伝えするのでぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
何リットルが最適?
子どもがお茶を飲む量は個人差がありますが、年少さんの場合は“0.5L”までの水筒が最適です。
我が家は3人の子どもがいますが、3人とも公立の幼稚園に通うため、年中さんからの入園です。
長女の時に何の気なしに選択したのは“0.47L”です。
あまりお茶をガブガブ飲むタイプではないこと、体型も特に大柄なわけではなかったので大きな水筒は必要ないと判断しました。
そこで試しに購入したのが0.47Lでした。
長女は問題なく年長の春まで使って、年長の夏から0.8Lに変更しました。
でも、次女は年中の春の遠足の時点で0.47Lでは足りないことが分かり、夏に備えて0.6Lを購入しました。
年長さんの夏は0.6Lでは足りないというので、小学生に備えて1Lに変更しましたよ。
そして今年から幼稚園に通い出す三女も次女がほとんど使わなかった0.47Lの水筒があるので、0.47Lからスタートする予定です。
だから年少さんの場合も0.5Lまでの水筒で十分ではないでしょうか。
あまり飲まないと判断するのであれば、容量を少な目にするなどすれば十分対応することができますよ。
何リットルにするか決め兼ねる場合は、幼稚園や保育園に大体どのくらいのものをみんな持たせているのか確認しましょう。
その際に、幼稚園や保育園で水筒が空になったら継ぎ足してもらえるのかも確認するといいですよ。
それによっても違ってきます。
と言うのも、我が家の娘たちが通う幼稚園では9時~14時までの保育で、一日自宅から持っていたお茶のみで過ごします。継ぎ足しは基本的にありません。
だから周りのお子さんでも、年中から0.6L以上の水筒を持参している子もとても多かったです。
でも周りのこども園や保育園は、お茶を継ぎ足してもらえるので0.5Lでも余ると言っていました。
そしてあまりに容量の多いものからスタートすると、遠足を考えた時肩から下げて重いと感じるような水筒ではお子さんも大変なので、リュックに入るくらいの容量である0.5Lを目安に考えられたらいいのではないでしょうか。
ストロータイプ、直飲み、どちらがいい?
年少さんの場合は、どちらかというとストロータイプの方が使いやすいというお子さんが多いのではないでしょうか。
ちなみに我が家の娘たちが通う幼稚園では、コップタイプの水筒を指定されます。
公立幼稚園なので年中さんからスタートするため、練習すればコップ飲みが出来るようになる年齢だからです。
入園前説明会で「ストロー飲みや直飲みは口の中の唾液や雑菌が水筒の中に入って衛生的に良くないので、コップ飲みの水筒を持たせるように」と説明をうけました。
なので、幼稚園に入園する前にコップにお茶を注ぐ練習を何度かさせてから幼稚園に通わせます。
年少さんの場合はこのコップに水筒のお茶を注ぐのはとても難しい作業です。
そうなってくるとストロータイプにするか、直飲みタイプにするかということになりますよね。
ストロータイプは年少さんでも飲みやすいです。
離乳食でもストローから始まってコップ飲みに進みます。
コップ飲みが出来るから直飲みは簡単だと思われがちですが、直飲みは狭い吸い口にいっぺんにお茶が押し寄せてくるため、こぼれやすいです。
三女も今では水筒でコップ飲みも直飲みも出来ますが、1年半前は直飲みをすると勢い余って口からお茶があふれ出ていつもびちゃびちゃでした。
でも長女の時に比べると早くから直飲みをしていたため、年少さんからでも直飲みは出来る状態でしたよ。
これに関しては個人差が大きいので、練習してこぼさず飲めるのであれば直飲みをおすすめします。
まだ直飲みではこぼすし本人がストローの方が安心できそうなら、ストロータイプの水筒にしてはいかがでしょうか。
そして、ストロータイプにするか直飲みタイプにするかは幼稚園や保育園にもあらかじめ聞いてみましょう。
もしかするとストロータイプは禁止という方針かもしれません。
せっかく購入したのに使えなかったなんてもったいないですよ。
季節で使い分けしたほうがいい?
季節によって水筒を使い分けるかどうかは、水筒の素材や容量の面からみてみましょう。
(1)素材
長女の時にはステンレスタイプの水筒は重くて毎日持っていくのは大変かなと思い、初めて購入した水筒は軽いプラスチック製の水筒にしました。
ただ、夏が近づくとぬるいことに対して子どもが不満を漏らし始めましたし、雑菌の繁殖が気になりました。
それでも1年目はステンレスタイプの水筒を買うのがもったいないなと思ったことに加えて、幼稚園なので8月は夏休みで登園しないことから、買い替えませんでしたね。
結局年長の夏を迎える前に、容量が足りないので買い替えるのをきっかけにステンレスタイプにしました。
結果的に娘には朝の少し冷たいお茶のままを持たせることができますし、衛生面でも安心できたのでよかったです。
だから、次女の時には始めからステンレス製にしました。
始めからステンレス製という場合は、季節によって変更というのは必要ありません。
保温機能がついているのであれば、冬はちょっと温かめのお茶を入れてそのまま保つことができますよ。
季節によって使い分けを検討するのであれば、プラスチック製でストロータイプとなると、どうしても雑菌の繁殖が真夏は気になります。
ちょっとした散歩の時の水分補給の場合は常温のストロータイプでも問題ありませんが、園生活が始まれば長時間常温で雑菌の入った水筒を置かなければなりません。
真夏の間はステンレスタイプに変更する方が安心してお子さんにお茶を飲ませることが出来るのではないでしょうか。
ただこの場合も、園の涼しい場所に水筒を置いておくのであればそこまで気にする必要はないので、園に夏場でもプラスチック製の水筒でも大丈夫か聞いてみて判断されてはどうでしょう。
(2)容量
容量の面からは、夏はたっぷりのお茶が必要となるため大き目の水筒が必要となりますが、冬になるとほとんどお茶を飲まなかったりします。
次女も夏用に考えて購入した1Lのお茶では冬は多いし大きいので、0.47Lに変更しました。
これは極端ですが、年少さんの場合は0.5Lまでの水筒であれば、水筒が大きすぎるので変更と言うのはあまり考えなくてもいいのではないでしょうか。
おススメを教えて!
我が家では、サーモスとスケーターというメーカーの水筒をこれまで使ってきました。
他にも色んなメーカーがありますし、それによって容量も違います。
(1)スケーター 超軽量2WAYステンレスボトル(ディズニーキャラクター・その他) 0.47L
ステンレス製なのにスリムで軽い上に、カバンに入った感じもすごくいいです。
サイズ的に申し分ありません。
私の中で年少さんの場合はベストな水筒ではないかなと、密かに思っています。
自宅保育ですが年少さんと同じ今4歳の三女も、お出かけの時にこの水筒を持たせると自分でワンプッシュで開けてゴクゴク直飲みでお茶を飲んでいますよ。
一度コップ飲み用の中栓が壊れてしまったのですが、パーツが別売りされているのでそこだけチェンジしました。
長く使えるのでとても有難いです。
(2)サーモス 真空断熱ストローボトル 0.4L
ストロータイプのステンレス製水筒です。
ストロー部分を分解して洗うことが出来るという点が、とてもポイントが高いですね。
ステンレス製でも、0.4Lならば軽いですしまだ直飲みが出来ないお子さんにはおすすめです。
(3)スケーター 2WAYプラスチック水筒 (ディズニーキャラクター・その他) 0.48L
長女が使っていましたが、プラスチック製なのでとにかく軽いのが魅力です。
そのままコップの形になっている蓋を外して、直飲み出来るしコップに注ぐことが出来るので使いやすさは抜群でしたよ。
(4)サーモス 真空断熱2WAYボトル (ディズニーミニー/ミッキー) 0.6L/0.63L
我が家の次女が年中の時に容量を多くしたくて買い替えしたのがこれです。
直飲み・コップの2WAYタイプの水筒です。
年少さんでも始めから直飲みが出来るという場合には、このタイプの水筒だとコップもついているので年長まで長く使えてお勧めです。
私はAmazonでディズニーのミニ―の描かれているものを購入しましたが、メーカー品にも関わらず安く購入することが出来たのでとても満足していますよ。
カバーがついているので、落としても安心して使えます。
年少さんの場合であれば、コップ・直飲みタイプの2WAYもしくはストロー・コップ・直飲みが出来る3WAYタイプのものを購入しておくと、年長まで使えて便利です。
ステンレス製はちょっと重たいと思われるかもしれませんが、確かに年少さんの場合はあまりに容量の多い水筒の場合は重く感じるかもしれませんね。
年少さんの場合は容量の多い0.5L以上のステンレス製の水筒は落とすリスクもその分高くなりますし、落とすことで破損の可能性も高くなります。
最近は軽量化されたものも沢山あるので、年少さんでも持ちやすそうなものを選ぶようにしましょう。
また、水筒の部品が壊れたら買い替え出来るものもあるので、長く使うことを考えて部品の買い替えが出来るタイプのものを選択するというのも一つの方法ですよ。
ステンレス製は結構お値段が高いので、よく考えてセレクトしてみてくださいね。
お子さんと一緒に選ぶのがおすすめ
年少さんから保育園や幼稚園に入園するというお子さんは結構多いですよね。
初めて親元を離れるのであれば、園に慣れるまで時間もかかるでしょうし少しでもテンションをあげて楽しく通うことが出来るように、毎日飲む水筒はぜひお子さんと一緒に選ぶことをおすすめします。
お気に入りの水筒をかけてテンションをあげて楽しく通うことが出来るかもしれませんよ。
また、ステンレス製はちょっと重いかもしれないなと親は思っていても、自分がこれと決めた水筒ならばそんな重さなんて子どもは気にしません。
我が家も年長の次女に1Lは大き過ぎかなと思いましたが、絶対これがいいと使っていましたよ。
園では持ち歩くことは少ないですし、最近では軽いステンレス製の水筒も沢山あります。
お子さんが気に入った水筒、ぜひ持たせてあげて楽しい園生活を送れるよう後押ししてあげてくださいね!