顔を覆うサンバイザーで自転車って危なくない?なぜ使うの?
この記事では、自転車に乗る時のサンバイザーについて、お話します。
顔を覆うサンバイザーの購入を検討しているけれど、これって危なくないのか気になるという方は、良かったら参考にしてみてくださいね!
目次
顔を覆うサンバイザー。何のために使うの?
顔を覆うサンバイザーは、ずばり日よけのために使うという方が非常に多いのではないでしょうか。
自転車って本当に日に焼けます。
徒歩の場合は日傘をさせば日差しを防ぐことができますし、車の場合は腕などアームカバーを付ければ紫外線を心配する必要はありません。
でも自転車の場合、腕や足に関しては、暑くても長袖と長ズボンで日焼けを防ぐことが出来ますが、シミやそばかす、シワなどが怖い顔に関しては帽子だけでは不十分です。
その場合、顔を覆うサンバイザーは広範囲で顔を紫外線から守りつつ、視界も開けているため、使用する人が多いというわけです。
効果あるの?
顔を覆うサンバイザーは、紫外線が直に顔に当たることを防ぐ効果があります。
紫外線は肌のシミやそばかす、シワにつながるため、美容のためにも紫外線はできるだけ浴びたくないところです。
でも自転車に乗っていると、日傘をさすわけにもいきませんし、帽子だけでは不十分で紫外線が当たるところと当たらないところが出てしまいます。
ですから、顔を覆うサンバイザーを利用すれば、かなり広範囲で紫外線を防ぐ効果が得られます。
危なくない?
視野がクリアではない
サンバイザーで覆う面積が多くなることによって、何もつけていない場合に比べると、視界がクリアではありません。
特にスモークのかかったサンバイザーの場合は、何もつけていない状態に比べると見にくいです。
横から人や車が来ても分かりにくいため、接触してしまう可能性も高くなります。
ものによっては音が聞こえにくい
顔を覆うサンバイザーの種類によっては、耳を覆ってしまうタイプのものもあります。
音を聞き取りにくくなりますので、危険が近づいていても察知しにくいかもしれません。
音が聞こえないと、車が近づいてくる音が聞こえず車や人、他の自転車と接触してしまう可能性が高いです。
他の方法は無いの?
日焼け止めクリーム
顔のシミやそばかす、シワを防ぐためにサンバイザーを利用しているのであれば、代替として日焼け止めクリームを使って対応するのがおすすめです。
顔の表情が分かると、自動車を運転する側も予測して運転することができますよ。
傘ホルダーを利用
自転車に日傘を装着することが出来るアイテムがありますので、それを利用すれば日差しを遮ることができます。
ただ、風の強い日の場合は日傘が飛ばされてしまって危険な場合もありますし、装着の仕方によっては視界が狭まり、車や歩行者、他の自転車と接触してしまうことがあるので十分注意が必要です。
また、道路交通法や都道府県の条例によっては、傘ホルダー自体の使用を禁止したり規制したりしている場合もありますので、事前に自分の住んでいる地域では傘ホルダーの使用が可能かどうかを確認してから利用してみてはいかがでしょうか。
サイズでの規制もありますので、安易に「傘ホルダーが売られているから使っていいんだ」と考えず、事前の確認は絶対にしてくださいね。
日よけの屋根
日よけとして、自転車のかご部分から荷台部分に装着して屋根のように利用できるものもあります。
帽子も傘も必要ありませんし、日差しをしっかりカットしつつ左右の確認もできるため、良かったら利用してみてはいかがでしょうか。
大きなつばの帽子+フェイスカバー
シンプルに大きなつばの帽子をかぶることで、日よけはできます。
ただし、風で飛ばされやすくなりますので、あごひもが付いているタイプがおすすめです。
目の下から日よけできるフェイスカバーと併用すると、より効果的です。
交通ルールを守って
自動車を運転する側からすると、顔を覆うサンバイザーをつけたまま自転車を運転している人のそばを運転するとき、突然横に飛び出してくるのではないかとヒヤヒヤしてとても怖いです。
というのも、顔が見えないのでどこに視線が行っているのか分からず、行動が読めないためです。
私自身は自動車も自転車も運転しますので、どちらの気持ちも分かりますが、自転車に乗る際サンバイザーを着用するのであれば、その分交通ルールを守って安全に運転するようにしましょうね。