むかごってどんな味?どこに売っているの?食べ方も知りたい!
この記事では、むかごの味や食べ方、どこで手に入るのかについてお話します。
むかごを食べてみたいと思っている方は、良かったら参考にしてみてくださいね。
むかごは栄養価も高いので、家族みんなの健康にも力を貸してくれる自然の恵みを存分に味わってみてください。
目次
むかごって何なの?
むかごは、植物の“栄養繁殖器官”と呼ばれるもので、植物のツルや茎が丸くに太った部分を指します。
一般に店頭に並んだり、私たちが収穫して食すむかごは、山芋や長芋のツルにつくむかごです。
私は実家で山芋か長芋のどちらか分かりませんが、家の前の樹木に巻き付いているツルにむかごがついているのを毎年見ます。
ちなみにこのむかごを土に埋めると芽が出て、長芋・山芋に成長するみたいですね。むかご自体が、自分たちが増えるための役割を持っているんです。
むかごは直径5mm~1cmくらいの大きさで、コロンと丸っぽく表面がツルツルのかわいらしい形をしていますよ。
またにんにくの茎にも、むかごができます。にんにくのむかごも植えると、小ぶりではありますが、にんにくに成長します。
要は、むかごはその植物の赤ちゃんみたいなものですね。
どんな味がするの?
山芋や長芋のむかごの味は、山芋や長芋の赤ちゃんだけあって、そのまま山芋や長芋の味がします。
生で食べたらシャキシャキしていますが、茹でるとほくほくしたまさに芋系の味です。
私は食用として出回っている山芋や長芋のむかごしか食べたことがありませんが、茹でたら里芋みたいで癖がなく美味しいですよ。
色んな調理を楽しむことが出来ちゃいます。
どこで売ってるの?
むかごの流通量は少ないです。
あまりスーパーでも見かけないですね。
でも、地産地消コーナーがあるような、地元に根差したスーパーで見かけることがありますよ。
私が一番むかごを見かける場所は、道の駅や野菜の直売所です。
地元の野菜と並んで、ネットに入って売られているのをよく見かけるので、スーパーで探そうと思わずそういった道の駅や野菜の直売所をのぞいてみてはいかがでしょうか?
その場合、むかごの旬である、秋を狙ってみてのぞいてみてくださいね。
どうやって食べるの?
むかごはむかご自体の味に、癖が全くないため、どんな調理方法でも美味しく食べることができますよ!
また、そのまま調理に使えるので、皮を剥いたりといった手間がないのもすごくいいですね。
①むかごご飯
むかごと聞いてすぐに思い浮かぶのが、むかごご飯です。
②揚げる
むかごは皮をむかずにそのまま食べることができるため、素揚げにしてお塩を振るだけでもとっても美味しく手軽に食べることができますよ!
私はむかごご飯よりも、素揚げしてお塩を振ったものの方がビールに合って大好きです。
③煮る
むかごを甘辛く煮ても、とても美味しく食べることができます。
皮ごと煮るので、煮崩れたりすることなく、煮た後少し置くことで仲間でしっかり味が浸みておいしくなりますよ!
④生でサラダ
むかごは生でも食べられます。
私は一粒しか食べたことがないですが、シャキシャキしていて、長芋のサラダを食べているように感じられました。
ただ、生の場合はちょっと青臭さや、泥臭さを感じる方もいるかもしれません。私はちょっと皮が気になりました。
ザルでやすり鉢で、むかごの皮をこすりつけるようにして洗うと、少しマシになるかもしれませんよ。
チームむかごとイリヤプラスカフェのコラボ、始まりました!チームむかごから、渋川がお店の前でむかご売りもしてまする!どうぞよろしく"@iriyapluscafe: イリヤプラスカフェ、今日はむかごサラダも!試食、おいしい! pic.twitter.com/RJd4c5kNFA"
— 枝元なほみ(脱原発に一票) (@eda_neko) April 13, 2013
芽に毒があるってほんと?
むかごはそのまま放置しておくと、芽が出てきます。
芋の芽と言えば、じゃが芋の芽に毒性があることから、むかごも芽が出たら危ないんじゃないかと思われがちですが、実際のところは、むかごに出た芽には毒はありません。
でもやっぱり芽が気になったり、口当たりも悪いので取れるならとってしまたいと思う気持ちもわかります。
そんな時はザルやすり鉢にこすりつけると、芽が取れるので試してみてくださいね。
たべ過ぎると良くないの?
むかごは栄養価がとても高いです。
だからいっぱい食べた方が体にも良さそうなイメージが強いのもよく分かりますが、むかごに限らず何でも体にいいからといってその食材ばかり食べすぎるのは体に良くありません。
何でも適量が一番ですよ!
実際むかごは山芋や長芋の赤ちゃんなので、栄養成分もほとんど同じです。
山芋や長芋を食べ過ぎて体調不良になるという人もいないので、そこまで気にする必要はないのではないでしょうか。
むかごには毒性のあるむかごがある!
むかごの芽に毒性はないというお話を先ほどしましたが、むかごはすべての種類が食べられるというわけではありません。
“ニガカシュウ”と呼ばれる山芋の仲間の植物に付くむかごは、一見山芋や長芋のむかごとよく似ているので、口にしてしまう人が結構います。
でも食べたら強い苦みがあるんです。
食べたからと言って、重篤化するような毒ではないですが、やっぱり美味しく食べたいですよね。
実際にむかごがついているのを見つけた場合は、見分け方があるので参考にしてみてください。
表面がゴツゴツしている
山芋や長芋のむかごの表面はツルッとしていますが、ニガカシュウのむかごの表面はゴツゴツしていて、小さなブツブツがありますよ。
ごつごつしたムカゴ。 #ニガカシュウ pic.twitter.com/mkk44yOR0b
— 旨みとコク (@3OtbRJWUWX71c8H) August 7, 2019
葉っぱが互い違いに生えている。
山芋や長芋のむかごは、葉っぱが向かい合って2枚生えているのに対して、ニガカシュウのむかごの葉っぱは互い違いに生えているのが特徴です。
ニガカシュウも山芋や長芋も、葉の根元にむかごが出来ますが、山芋や長芋は向き合って2枚生えているので根元に2つ実がなっているように見えます。
一方、ニガカシュウは互い違いに生えているので、根元に1つずつ実がなっているように見えますよ。