舞茸の臭いが苦手!うまい調理法を教えて。
舞茸は香り豊かで美味しいという人がいる一方で、舞茸の臭いが苦手だという人も多いのではないでしょうか。
舞茸の臭いを気にせず美味しく食べたいという方、調理次第で臭いを軽減することが出来るのでぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは1つずつみていきましょう。
目次
あの臭いはなに?
舞茸は他のきのこに比べて、特有の匂いがします。
この匂いがたまらなく好きという人もいれば、この匂いが無理という人もいますよね。
舞茸の独特の匂いは、舞茸に含まれる“ベンゾチアゾール”と呼ばれる成分が原因となっているんです。
天日干しをして乾燥させた舞茸は、水で戻した時に更に香りが強くなります。舞茸の香りがもともと苦手という人は、乾燥させた舞茸はちょっとつらいかもしれませんね。
天然と栽培の違いはあるの?
天然の舞茸はとても貴重で、なかなか見つかりません。
現在は舞茸の人工栽培の技術がすすみ、一年中舞茸を安定した価格で手軽に食べることが出来ますが、もともとは希少価値の高いきのこでした。
私自身、天然の舞茸なんて食べたことがありませんが、天然の舞茸は人口栽培の舞茸の比べ物にならないくらい、芳醇な香りがするといった感想が書かれたブログもあります。
もちろん、採れたてというのも関係しているかもしれませんが、やはり天然ものはそれくらい香りが強いようですね。
だから、舞茸の匂いが苦手という人には、天然の舞茸はちょっときびしいかもしれませんね。
天然の舞茸は匂いだけでなく、食感もシャキシャキしていて味も濃厚といった大きな違いがあるようです。
一度でいいから口にしてみたいですね。
臭いの気にならない調理法は?
舞茸は、揚げ物・煮物・炊き込みご飯・蒸し物・汁物、和洋中なんでも合うきのこなので、お料理のバリエーションは広がります。
ただ、臭いが気になってなかなか食べられないという人も多いですよね。
そんな時には、臭いが気にならない調理法で試してみてください。
①バターの活用
バターの風味を生かした調理法をすれば、舞茸の独特の臭いが気にならなくなりますよ。
バターをフライパンに一かけら落として熱し、舞茸を入れたら塩コショウをして焼き目が付くくらい焼きます。ベーコンと一緒に炒めると、ベーコンの燻製の風味も加わり、美味しく食べられます。
②ゴマ油の活用
ゴマ油もバター同様に、ゴマの風味が加わるので、舞茸の独特な臭いが気にならなくなりますよ。ゴマ油で舞茸を炒めてみてくださいね。
③お酒・ワイン
舞茸の臭いはお酒で簡単に消すことができます、
和食の場合は日本酒を舞茸に振りかけて炒めたり蒸したりすると、臭いが気にならなくなります。また洋食の場合は白ワインを振りかけて調理すると良いですよ。
美味しく風味豊かになります。パスタを作る時にも白ワインで舞茸を蒸して使うと、臭いが気にならないし舞茸の旨みがパスタに絡んで美味しいですよ。
④香りの強い食材と一緒に調理
ニンニクや生姜など香りの強い食材と舞茸を一緒に調理をすると、舞茸の臭いが気になりにくいですよ。
ニンニクや生姜をみじん切りにして、舞茸と一緒に炒めてみてくださいね!
食べ過ぎると体臭も強くなる?
私自身、舞茸を食べ過ぎて体臭が強くなるという経験はしたことがありませんが、人によっては舞茸を食べ過ぎて体臭が強くなったと感じる人もいるようです。
夏場など汗を多くかきやすいという時期的なことも関係しているのかもしれませんが、私は舞茸を食べたからと言って自分の身体から舞茸の匂いがしてくるなんて感じたこともありません。
ただ、排便をした時に排便の臭いが舞茸になるという人は、結構いるようですね。
舞茸自体が食物繊維のとても多いきのこなので、そのまま舞茸が消化されずに排出されたり、排便の臭いが舞茸になるという人もいるのかもしれません。
舞茸の汁が黒く濁ったのは大丈夫?
舞茸を調理していると、汁が黒く濁ってしまうことがよくあります。
この舞茸を調理した時の黒い汁は、栄養がいっぱい詰まっているので気にせずにしっかり飲みましょう。
美味しい出汁にもなりますし、何より舞茸に含まれる栄養価というのはとても優秀です。
どうしてもこの黒く濁っているのが嫌だという方は、白舞茸も売られているので、そちらを選択してもいいですね。
ダイエットにも健康にも優れている舞茸をぜひ、食べてみてください!