シーアスパラガスってどこで売ってるの?生で食べられるの?
この記事では、シーアスパラガスはどこに売っているのか、どうやって食べるのかについてお話します。
聞き慣れない野菜ですが、とっても栄養価が高いので、良かったら日々の食卓に並べてみてはいかがでしょうか。
目次
シーアスパラガスってどんなもの?
「アスパラガス」は知っているけれど、「シーアスパラガス」なんて聞いたことがないという方は多いのではないでしょうか。
「シー」と言えば英語に訳すと海ですので、「海に関係するアスパラガスかな?」と想像できますね。
実際シーアスパラガスは、海辺に生えている塩性植物なんです。
見た目は節がたくさんあり、竹のミニチュア、アスパラのミニチュア、スギナみたいな感じでしょうか。
触った感じは多肉植物みたいなツルっとした触り心地です。
栄養価が高いので、近年注目を集めていますよ。
日本では北海道にある厚岸湖で初めて見つかったため、厚岸草(アッケシソウ)と呼ばれています。
秋になると、緑から紅くなるので珊瑚草ともいわれたりしているんです。
どんな味がするの?
シーアスパラガスは海の海水を吸い上げながら成長しているので、塩味がします。
結構塩っ気が強いです。
食感はシャキシャキしていますよ。
そんなにクセはないですが、私はちょっと苦みが残る感じがしますね。
ものによっては、青臭さやえぐみを少し感じるという方もいらっしゃるようです。
どこで売ってるの?
国産品はあまり売っていない
シーアスパラガスは非常に珍しい植物なので、近所のスーパーなどで見つけるのはなかなか難しいかもしれません。
シーアスパラガスは日本だと主に北海道のように涼しい場所で育っていましたが、今ではほとんど見られなくなり、希少価値が高いため、絶滅危惧植物に指定されています。
ですから、国産の天然のシーアスパラガスが市場に出回ることはないんです。
市場に出回っているシーアスパラガスは、イスラエルやハワイなど外国から輸入されたものばかりということになります。
どこで売ってるの?
- 百貨店
- コストコ
- スーパー
- インターネット
シーアスパラは百貨店の野菜売り場や、珍しいものが置いてあるスーパーにあったりしますが、コストコでも見つけることが出来ます。
私もシーアスパラはコストコで初めて見つけて買いました。
インターネット上でも、コストコでシーアスパラを購入して調理したという記事が多くみられますので、近くにコストコがある場合は良かったら行ってみてはいかがでしょうか。
また、近くにコストコがなくても、楽天市場にコストコがお店を出していますので、購入することが出来ますよ!
良かったら購入してみてくださいね。たっぷり入っているので、いっぱい食べられます。
どうやって食べるの?生食も可能?
生食は可能?
シーアスパラは生食が可能です。
綺麗に洗って水気をしっかり切ったら、他の野菜と一緒に盛り付けましょう。
シーアスパラにはもともとしっかり塩味が付いていますし、クセが少ないないため、オリーブオイルをかけるだけで、他の野菜と一緒に食べるととっても美味しですよ。
ただし、たくさんの量を食べるのであれば、食べる前に洗ったら水に30分~1時間ほどつけて塩抜きした方が美味しく食べられます。それくらい、塩味が強いですね。
私はサラダのトッピング感覚で、生食で数本ずつそのままいっていますが、シーアスパラだけをガッツリ食べるのであれば、塩抜きをして使うのがおすすめです。
食べ方は?
- 茹でる
- 炒める
- 揚げる
- トッピング
シーアスパラはサッと茹でるとより食べやすくなります。
個人的には油との相性がいい植物だなと感じています。
お好みで塩抜きして茹でたらそのまま食べても美味しいですし、そのままバターで炒めるだけでも塩味がしっかりしているため、とっても美味しく食べられます。
魚や肉を焼いて、付け合わせに軽くバターでソテーすると、魚や肉と一緒に食べても美味しく食べられますし、卵と一緒に炒めると塩味がマイルドになりますよ。
また塩抜きしたシーアスパラの水気をしっかり切ったら、衣を付けてカラッと揚げるのもおすすめです。
塩味がもともとついているので、パクパクたべられますよ。パスタやサラダのトッピングにもおすすめです。
草っぽいえぐみがある時は?
草っぽいえぐみがある時は、1時間くらいしっかり水につけて塩抜きをして、たっぷりのお湯で茹でてみてください。サラダに使うのであれば、茹でた後しっかり冷水で締め、水気を取ってから使うといいですよ。
えぐみもスッキリとれて食べやすくなりますので試してみてくださいね。
種から育てられるの?
シーアスパラは塩水が必要となるため、海の傍や塩田などがなければ育てるのは難しそうですよね。
ですが、シーアスパラの種は販売されているため、プランターや地植えでも育てることは可能です。
結構自宅のベランダで育てている人もいるようです。
一般的に栽培には海水や塩水を与えて育てますが、インターネットではただの水や雨水に任せてシーアスパラを育てていても、収穫して食べてみると塩味がするという体験談も乗っていました。
ただ、種や苗は頻繁に出回っているわけではないので、種や苗をまずはみつけるところから始めましょう。
インターネットで見つけられることもあるようです。
保存方法
シーアスパラがたくさん手に入っても、塩分が強い分たくさん食べられるものでもありません。
たくさんあって食べきれないという場合は、上手に保存をしてみましょう。
冷蔵保存
5日~1週間程度であれば、冷蔵庫で保存をすることも出来ます。
冷蔵庫で保存する場合は、乾燥しないよう注意しなければなりません。
新聞紙にシーアスパラガスを包んだら、袋に入れて軽く袋の口を結び、冷蔵庫の野菜室に入れて保存をしましょう。
ただし、輸入されたシーアスパラは収穫されてから日にちが立っていますので、出来るだけ早めに食べるようにしてくださいね。
冷凍保存
我が家は食べきれなかったシーアスパラは、小分けにして冷凍保存しています。
コストコで購入してその日に食べる分と、冷凍しておく分に始めから分けていますよ。
私は、1時間ほど水につけて塩抜きをした後、1分くらい熱湯でゆでて、しっかり水気を取ってから小分けにしてラップに包んでいます。
あとは、ジップ袋に入れてしっかり空気を抜いたら、アルミトレイに乗せて冷凍するのですが、この方法で2週間~1か月保存をすることが出来ますよ。
ただし、冷凍したからといって安心していると、いつの間にか冷凍焼けしてしまったりするので、出来るだけ早めに使い切りましょう。
冷凍したものは冷蔵庫に移して自然解凍するか、炒めたりする場合はそのまま使えますよ。