桜エビの素干しと煮干しは何が違うの?使い分けも教えて!
この記事では、桜エビの素干しと煮干しはどう違うのかについてお話します。
素干しと煮干しの違いで悩んでいる方は、良かったら参考にしてみてくださいね!
美味しく使い分けられるかもしれませんよ!
目次
素干しと煮干しの違いは何?
①桜エビの素干しとは?
桜エビの素干しは、水揚げされた桜エビを生のまま、天日干ししたものを言います。
よくスーパーで見かける桜エビは、この素干しの桜エビです。
乾物コーナーやお好み焼きやたこ焼き粉のコーナーでみかけますね。
②桜エビの煮干しとは?
桜エビの煮干しは一度サッとゆでて釜揚げにした桜エビを、天日干ししたものを言います。
煮干し桜エビは“きむき”とも呼ばれているんです。
釜揚げの際に、塩を加えたり加えなかったりする場合があるようですが、一度茹でて干したものを煮干しと言います。
煮干しにした桜エビは、素干しの桜エビに比べると、適度な歯ごたえがありますよ!
私はこの煮干しの桜エビを一度人からいただいたことがありますが、実際に店頭で見かけることはほとんどなく、いつも購入するのは素干しの桜エビですね。
それくらい、桜エビの煮干しはあんまり見かけない桜エビではないでしょうか。
味に違いはあるの?
素干しにした桜エビと煮干しにした桜エビの大きな味の違いとして挙げられるのは、桜エビの味の濃さではないでしょうか。
素干しにした桜エビは、水揚げされたものをそのまま使っているので、いったんサッと湯通して釜揚げされた煮干し桜エビよりも旨みが強く感じられます。
天日干しされることで、旨みがアップしていることも旨みを強く感じる理由の一つかもしれませんが、桜エビそのものの旨みが引き出されているので桜エビの味が濃く感じます。
それなら、煮干しの桜エビは味が薄いのかと言えば、全くそんなことはありません。
天日干しされているので旨みが凝縮されていますし、歯ごたえがある分、噛めば噛むほど桜エビの旨みが出てくるのでとっても美味しいですよ!
どちらが日持ちする?
メーカーや製法、梱包によって、同じ素干し桜エビ・煮干し桜エビでもその日持ちには違いがあります。
素干しの桜エビは30日~120日くらいと幅広く、結構90日としている商品が多いみたいですね!
いったん釜揚げにした煮干しの桜エビは、私がいただいたものは確か60日くらいだった気がします。
他の煮干しの桜エビを見たことがないですし、インターネットで商品を検索しても、なかなか出てこないことから、他の煮干しの桜エビと比べることが残念ながら出来ませんでした。
でも、ホタルイカやカタクチイワシの素干しと煮干しの賞味期限を比べたところ、塩を使って釜揚げしている煮干しのホタルイカやカタクチイワシの方が2か月くらい長く日持ちしているので、もしかするとその塩を使った釜揚げ製法によっては煮干しの方が日持ちするのかもしれませんね。
ちなみに私が人からいただいた煮干しの桜エビは、塩を加えない熱湯で釜揚げされたものでしたよ。
それぞれの使い方を教えて!
①素干しの桜エビ
塩分の効いた素干しの桜エビなら、ご飯に混ぜるだけで塩分がしっかりしていますし、風味が豊かな立派な具材になってくれます。
かき揚げのアクセントや、ちらし寿司の具材として、チャーハンにもいいですね。
我が家もよく素干しの桜エビはご飯にかけたり、お好み焼きに入れたりしています。エビの風味がとっても美味しいです。
ここでポイントなのが、素干しの桜エビは使う前に乾煎りすると、香ばしさがアップしてとっても風味がよくなります。ぜひ乾煎りしてから使ってみてくださいね!おひたしや酢の物にプラスするだけで、とっても美味しくなりますよ!
②煮干しの桜エビ
煮干しの桜エビは、カタクチイワシの煮干しのように、ぬるま湯で軽く戻し、だし汁に使っても美味しいですよ!
戻した桜エビは煮たり炒めたりして、無駄なく使い切りましょう。
私が桜エビの煮干しをいただいた時は、お吸い物のだしに使って、そのまま一緒にお汁の具として使いました。
ただ、ちょっと口に殻が残るので嫌な方は、桜エビを取り除いてつくだ煮にしたり、炒めたりして食べるのがおすすめです。
主人はこの殻が残る感じがちょっと嫌だったみたいですね。
おひたしにしたら、喜んで食べていましたよ!良かったら試してみてくださいね!
煮干しの桜エビは、歯ごたえある食感を生かす調理を考えるといいのではないでしょうか。
水で戻してもいいですが、“美味しく食べるポイントは酒を振りかけて柔らかくして調理に使うのがおすすめ”と煮干しの桜エビをいただいた時に同封されていた説明書きにあったので、酒で戻して炒めたりもしましたよ。
きんぴらや素干しの桜エビ同様に、お好み焼きの具・揚げ物に使っても美味しく食べられますので色々試してみてくださいね!
干し桜エビの保管はどうする?
未開封であれば煮干しでも素干しでも、干し桜エビは冷暗所で保管すれば問題ありません。
でも、実家では未開封のものでも冷凍庫や冷蔵庫に入れていました。
実際、販売しているお店でも“おすすめの保存方法は冷蔵庫もしくは冷凍庫”としているところは多いです。
私は干し桜エビを開封したら、ジップ袋に入れて冷蔵庫に入れるようにしています。
開封したものを常温においておくと、変色が早い気がするんですよね。
いくら賞味期限内であっても、変色してしまうとなんだか食べる気がなくなってしまうので、開封したら冷蔵庫に入れるようにしました。
また一度開封した干し桜エビに関しては、賞味期限に関わらず、出来るだけ早く食べてしまった方が美味しく食べきることが出来るのでおすすめです!