離乳食初期の赤ちゃんが、泣いて食べてくれない!理由と対処法を教えて!
この記事では、離乳食初期の赤ちゃんが、泣いて食べてくれない時の理由と対処法について一緒に考えてみましょう。
赤ちゃんが食べてくれないことに悩んでいる方は、よかったら参考にしてみてくださいね!
少しでも気持ちが楽になっていただけると幸いです。
目次
ミルクが欲しいの?
離乳食初期の赤ちゃんが泣いて食べてくれない理由の一つとして、ミルクを欲しがっているというのも一つの理由としてあるかもしれません。
親としてはできれば食に興味をもって欲しいからと、おなかがすいたタイミングで離乳食を与えようとしても、赤ちゃんは飲み慣れたミルクや母乳が欲しいと思うのは当たり前です。
私も一人目の離乳食の時は、始めからなんとか食べてもらおうと、母乳の前に離乳食を与えるのに必死でしたが、身をよじって泣かれることが多くイライラしました。
二人目は気持ちに余裕もあったのでとりあえず少しおなかを満たしてから、離乳食を与えましたが、私も気持ちが楽でしたね。
まだまだ離乳食初期は、口の中にミルクや母乳以外のものを入れて飲み込むための練習の始まりです。
離乳食の量をたくさん食べさせることが目的ではないので、ミルクや母乳を与えて落ち着いてから離乳食を与えるというのも、私はありじゃないかなと思いますよ!
離乳食に慣れてないから?
赤ちゃんにとって、離乳食の開始はこれまで母乳やミルクしか口にしたことがなかったところへ、味の違う得体のしれないものが口の中に入ってくるわけです。
突然の離乳食に慣れておらず、不快感から泣き出す子は結構多いのではないでしょうか。
もちろん、離乳食にすんなり慣れる子もいます。でも一度嫌だと思って泣いて拒否したら、そのまま抵抗し続ける子もいたりしますよ!
また離乳食自体に慣れていないという場合もあるでしょうし、離乳食を口に運ぶ際のスプーンに慣れておらず嫌がって泣くという場合もあるかもしれません。
離乳食に慣れるためには、毎日1日1回を根気強く続ける必要がありますが、スプーンが嫌という場合は、まずスプーンの素材をステンレス製では冷たいので、プラスチック製やセラミック製に変えてみてはいかがでしょうか?
スプーンでお茶やミルクを与えてみて慣れさせるというのもいいかもしれませんね。
眠いの?
タイミングによっては、離乳食を食べる時間に眠くて泣き出す子もいるかもしれません。
赤ちゃんが眠いタイミングで離乳食を与えようとすると、不機嫌になり泣き出しますよ。
我が家の娘たちもよく眠くて泣き、寝かせて起きてから離乳食というのがしょっちゅうありました。
生活のリズムを整える意味でも、赤ちゃんの離乳食は決まった時間に与えた方がいいとされています。
私も始めはできるだけ決まった時間に離乳食を食べさせたい気持ちはありました。
でも赤ちゃんが眠くてギャン泣きして離乳食を嫌がられると、こちらもイライラしてくるので、眠そうな時は時間がずれ込んでも先に寝かせて離乳食を与えるようにしていましたよ。
赤ちゃんの子育ては十人十色なので、赤ちゃんによって対応の仕方は違います。
あまり固定概念にとらわれすぎないよう、赤ちゃんに合った方法で離乳食を進められるといいですね!
遊びたいから?
赤ちゃんによっては、椅子に座って離乳食を口にするよりも、今夢中になっている遊びを優先させたいと泣く子もいるかもしれませんね。
この場合も眠いのと同じように、とことん遊ばせてから、離乳食を進めた方がスムーズにいくかもしれませんよ。
離乳食は赤ちゃんが「嫌だな」と感じたら、なかなか進みません。
というのも、特に離乳食初期の赤ちゃんにとって、食事はまだミルクや母乳だから、別に離乳食を食べなくても母乳やミルクでおなかはみたされるわけです。必要性なんて感じないですよね。
だから遊びたいのに突然座らされて、慣れない離乳食を口にするというのは赤ちゃんも納得いかず泣いて嫌がるというのも仕方がありません。
赤ちゃんのペースに合わせて、遊ばせてから離乳食を与えてみるのもおすすめですよ!
おろおろしないための対処法
意気込んで始めた離乳食でも、赤ちゃんが泣いて食べてくれないと、どうして泣いているのかわからず、ついおろおろしてしまいますよね。その気持ちもよくわかります。
①「マニュアル通りにいかないのは当たり前」の気持ちで!
特に初めての子育てでの離乳食初期って、手探り状態ですしできるだけマニュアル通りにという気持ちが強くなりがちです。
私もそうでした。
育児本通りにいかないと、不安でいっぱいになり、自分はダメな母親だという気持ちになりましたし、赤ちゃんが泣くとこっちまで泣きたくなってしまうんですよね。
でも、マニュアル通りにいかないのは当たり前です。
一人一人違う人間なので、赤ちゃんみんなが美味しく離乳食をご機嫌で食べるわけがないんです。
我が家の姉妹だって、長女は嫌がって泣くことが多かったのに、次女はご機嫌でスムーズな離乳食生活だったりしました。
食べてくれなくても、“マニュアル通りにいかないのは当たり前”の気持ちでいましょう!
②「赤ちゃんのペースで大丈夫」の気持ちで!
離乳食初期はとにかく赤ちゃんの戸惑いもあるので、出来るだけ赤ちゃんのペースに合わせましょう。
離乳食を泣いて食べてくれないなら、中断しても大丈夫です。
1週間ずらすのもいいのではないでしょうか?
無理に何とか食べさせようと推し進めると、赤ちゃんは離乳食の時間を嫌いになってしまいますよ。
ちゃんと赤ちゃんはご飯を食べられるようになります。
母乳やミルクしか飲まない大人なんていませんよね?
みんなちゃんと、ごはんを食べられるようになるんです。
だから、“赤ちゃんのペースで大丈夫”の気持ちでいましょう!
③「ま、しょうがない」の気持ちで!
せっかく楽しく食べ物を口から食べる練習をしようとしているのに、離乳食初期からお母さんが必死の形相で口に何かをグイグイ押し込んでくるとか、恐怖でしかないですよ!
泣いて食べないなら食べないで、「ま、しょうがない!」と切り替えましょう。
食べてくれないことに対して、お母さんまで泣きそうな顔になってしまったり、「どうして食べてくれないの!」と思わず声を荒げてしまう気持ちもよくわかります。
でも、それでは悪循環です。
まずは、赤ちゃんが口に母乳やミルク以外のものを口に入れることに慣れることからです。
そのためにも、お母さんも気持ちに余裕をもって赤ちゃんが安心できるような笑顔を見せましょう。
泣いて食べなくても、「ま、しょうがない」ですよ!
離乳食を楽しめるように!
何度も言いますが、離乳食初期は赤ちゃんが母乳やミルク以外の食べ物を口にする練習の、第一歩の時期です。
離乳食の時間が苦痛に感じてしまっては、食事そのものを赤ちゃんが楽しくないと思ってしまうきっかけになってしまいます。
だから、赤ちゃんが離乳食の時間を楽しいと思えるようにしましょう。
お母さんは食べさせようと必死の形相をしていませんか?
嫌がっているのに、無理やり口に入れようとしていませんか?
まずは、お母さんが「美味しいよー!」「食べることは楽しいよー!」という気持ちが、伝わるような言葉をかけたり、笑顔を見せることってすごく大事なことだと思います。
泣いて嫌がるなら、中断してミルクや母乳を飲ませたり、DVDを見せたり、おもちゃで気を紛らわせたりしてみましょう。
お母さんも楽しく一緒に離乳食の時間を楽しめるといいですね!