離乳食の進め方が良くわからない!どうやって勉強すればいいの?(離乳食後期編)

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離乳食の進め方が良くわからない!どうやって勉強すればいいの?(離乳食後期編)

この記事では、離乳食後期の進め方についてお話します。

離乳食後期は食べられるものも増え、子どもも自分で食べたがったりして、色々変化が出てくるためお母さんも戸惑ってしまうことが多いのではないでしょうか。
離乳食後期の進め方が良く分からないという方は、良かったら参考にしてみてくださいね。

目次

離乳食後期はいつからいつまで?

一般的に離乳食後期とされているのは、生後9カ月~11カ月頃です。

離乳食中期が順調に進んでいて、子どもが中期のメニューに対してしっかり慣れていれば、離乳食後期のメニューに移行をしていきましょう。

ですが、子どもによっては離乳食をなかなか食べてくれなかったりする場合もあるので、無理に進めなければと焦る必要はありません。
あくまでも目安としての生後9カ月~11カ月です。

離乳食後期に入っていいかどうか迷う場合は、次の3つを参考にしてみてくださいね。

  • 舌でしっかり食べ物をつぶせる
  • 食べ物に手を伸ばす
  • 口に入れた食べ物をモグモグ出来る

進め方はどうやって勉強する?

①保健センター

離乳食後期は、スムーズに進む子もいればなかなか進まない子もいます。

各市町村の保健センターでは、離乳食の作り方の講習会が開かれていたりします。
ですから、離乳食後期はどんなメニューを作ったらいいのか参考にすることができますし、他の参加者のお母さんと情報共有をすることができます。

②育児本

育児本を参考にすることで、離乳食後期にどんな食材を食べさせてもいいのか、どんなレシピがあるのかを参考にすることが出来ます。

妊娠後期になったら何でも食べさせても大丈夫ということはありませんし、手づかみで食べるようになるのでどんなレシピがいいのか参考になります。

③ママ友

同じ月齢の子供を育てているママ友や、先輩ママから離乳食後期の離乳食のコツを聞いたり、どんなものを食べさせているのか、どういった工夫をしているのか話を聞いて参考にしたりすることが出来ます。

④インターネットサイト

インターネットのサイトでは、たくさんの情報の中から離乳食後期のアイディアレシピや、なかなか離乳食が進まない時どんな工夫をしたのか、どんな気持ちだったのかなど、参考になる記事がたくさんあります。

みんながみんなスムーズに離乳食が進んだというわけではなく、リアルな声がたくさんあるので、安心できる内容も多いです。
また、手づかみのレシピも「なるほど」と思えるような裏技レシピが多くあるので参考にしやすいです。

⑤レトルト

離乳食後期になると、離乳食中期の舌でつぶせる硬さと離乳食後期の歯茎でつぶせる硬さの違いが分からないということもあるかと思います。そんな時に手軽に参考に出来るのが、市販のレトルトです。

今は離乳食のレトルトがたくさんあるので、とても参考になりますよ。
離乳食後期になると、少しお醤油を足したりして味付けをすることも増えてきます。

どれくらいの硬さで、味付けはどれくらいの塩味を利かせるのか、どれくらいの大きさにカットしたらいいのか参考にできるので、一度利用してみてはいかがでしょうか。

分からなくなった時はどうする?

離乳食後期を進めるうちに、進め方が分からなくなってしまったら、離乳食の本を見返すことが出来ると、今どんなペースで何を与えたらいいのか見返すことが出来ます。

ただ、離乳食後期となると、離乳食のお悩みも多様になります。

・自分で食べたがる
・少し硬いと食べない
・椅子に座るのを嫌がる
・泣いて食べてくれない

上記はほんの一例ですが、お悩みは様々です。

その場合は、直に的確な答えがもらえるという点から、栄養士のいる保健センターに相談をするのがおすすめです。

また保健センターだけでなく、離乳食の電話相談に乗ってもらえるところもあるので、相談をしてみるのも一案ですよ。
「明治赤ちゃん相談室」や、「雪印ビーンズタークまめコミ相談室」など、粉ミルクメーカーの行っている電話相談もありますので、良かったら参考にしてみてくださいね。

離乳食後期の注意点まとめ

①歯茎でつぶせる硬さ

離乳食後期になると、離乳食の硬さは歯茎でつぶせるバナナくらいの硬さにします。

はじめのうちは、赤ちゃんもいつもよりも硬いということに対して、拒否反応を示して「ブー」と口から出してしまう子もいます。
その場合はもう少し柔らかくしたり、小さく切ったりして少しずつ慣らしましょう。

②離乳食は1日3回

離乳食後期になると、離乳食は1日3回になります。
出来るだけ毎日同じ時間に与え、生活リズムを整えるようにしましょう。
機嫌のいい時間帯を選ぶといいですよ。

家族一緒に食卓を囲むことで、食事の時間を楽しいと思えるようになります。

③離乳食の後に母乳やミルクを与える

離乳食後期は1日3回食となるため、食生活のリズムを整えていく必要があります。
離乳食メインに少しずつ切り替えていく必要がありますので、出来るだけ離乳食を与えてから母乳やミルクを与えるようにしましょう。

母乳に関しては水分が多いため、離乳食後期でも赤ちゃんが欲しがるだけ与えても問題ないとされています。
ミルクに関しては一日2回程度を目安にして与えるようにするといいですよ。

ただ、先に母乳やミルクを欲しがるという子もいます。
少し先に与えておいてから離乳食を食べさせるという方法でも私は問題なかったです。

④鉄分を意識してとる

鉄分強化のために、9カ月頃からフォローアップミルクに切り替えたり、レバーや赤身の魚や肉を離乳食に取り入れたりするのがおすすめです。私はレバーの処理が面倒で、レバーを与える時はレトルトを与えていましたよ。

⑤味付けも工夫

離乳食後期になると、出汁だけではなく醤油や油といった色んな調味料を使えるようになりますが、あくまで薄味が基本となりますので、濃い味にならないように気をつけましょう。

ただし、はちみつは1歳を過ぎるまでは与えてはいけませんので、注意してくださいね。

⑥手で持って食べやすくする

離乳食後期になると、自分で食べたいという気持ちが強くなりますし、手づかみで食事をする子が増えます。
ですから、子どもが自分の手で持って食べられるようなメニューの工夫をするといいですよ。

大人の食事作りで取り分けるのもおすすめ

離乳食後期になると、大人の食事作りで取り分けられるようになります。
食べられる食材が増えるため、わざわざ離乳食として毎回作らなくても、大人のメニューで子どもも食べられそうな食材を使っている場合は、味付けをする前に取り分けてしまうとらくちんですよ。

私も離乳食後期はよく味噌汁や肉じゃがなどからしっかり味をつける前に、取り分けて子ども用にしていました。

子供も親と同じものを同じ食卓で食べるのは喜びますし、上手に活用しながら親も離乳食づくりを楽にしましょう。

参考サイト:厚生労働省 / 授乳・離乳の支援ガイド 2019年3月 「授乳・離乳の支援ガイド」改定に関する研究会