離乳食の進め方が良くわからない!どうやって勉強すればいいの?(離乳食中期編)

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離乳食の進め方が良くわからない!どうやって勉強すればいいの?(離乳食中期編)

この記事では、離乳食中期の進め方についてお話します。

離乳食中期の進め方がわからず困っている方や、どうやって勉強すればいいか分からないという方は、良かったら参考にしてみてくださいね。

目次

離乳食中期はいつからいつまで?

一般的に離乳食中期とされているのは、生後7カ月~8カ月です。

ただ注意したいのが、離乳食初期と同様に、必ず生後7カ月から中期の離乳食の内容に切り替えなければならないということではありません。
赤ちゃんによっては離乳食の進み方がのんびりしている子もいるかもしれませんし、体調を崩してから順調に進んでいた離乳食初期がストップしてしまったという人もいるかもしれませんよね。でも焦る必要は全くありませんよ。

離乳食中期に移行するポイントとして、次の2つを参考にしてみてくださいね。

  • ゴックンと飲み込める
  • 口を左右にモグモグ動かす様子が見られる

口に母乳やミルク以外の食べ物が入ることに対して抵抗がなく、スムーズに飲み込めるようになれば、生後7カ月頃~8カ月頃にかけて、離乳食中期に移行しても大丈夫です。

進め方はどうやって勉強する?

①保健センター

保健センターでは、離乳食の作り方を教えてくれる教室を開催しています。
離乳食中期になり、硬さや大きさがイメージしにくくて困っているという方は、良かったら参考にしてみてはいかがでしょうか。

②離乳食の本

離乳食の本にも、詳しく進め方が書かれています。
離乳食初期は1日1さじからスタートさせるなど分かり易かったけれど、中期に差し掛かってどのタイミングでどういう風に与えたらいいのか分からないという方でも、分かり易く写真や文章で表記されているため、見やすいです。

③ママ友

同じ月齢の子どもを育てているママ友や、先輩ママから離乳食中期の進め方について話をききましょう。
生の子育てママの声は、自分だけが悩んでいるわけではないという安心感も与えてくれます。

またどんなメニューがいいのか、どうしたら食べたといった工夫も聞けるのでとても参考になりますよ。

④ネット

インターネットでの離乳食中期の進め方を学ぶことも出来ます。
なかなか周りに相談できるママ友がいないという人にとっても、身近に子育てママの意見を聞ける場となるので参考になります。

ただ、色んな意見があるのですべての情報を鵜呑みにして我が子の離乳食中期のメニューに取り入れるというのもあまりよくありません。
出来るだけ信頼性の高いサイトから情報をピックアップするようにしましょう。

分からなくなった時はどうする?

離乳食中期になってくると、少しずつ食べる量も増えてきます。

我が子は食べる量が基準としている量よりも多い・少ないけれどいいんだろうかと不安になることもあるでしょうし、柔らかさの基準が分からないという方もいるかもしれません。

悩むところですが、子どもによって個人差があるため、違いがあって当然です。
基準の量よりも食べる子もいれば食べない子もいます。

不安に思ったのであれば、保健センターに問い合わせてみると、質問に対して直に丁寧にアドバイスをもらえますので安心してくださいね。

離乳食中期の注意点まとめ

①舌でつぶせる硬さ

離乳食中期は舌で食べ物をつぶせる豆腐くらいの硬さに調理しましょう。

舌でつぶせる硬さはかなり柔らかいですが、トロトロのペーストで慣れている赤ちゃんにとっては新しい食感です。
嫌がる子もいるかもしれませんが、その場合はつぶしながら赤ちゃんが抵抗なく食べられるよう工夫しつつ、少しずつ与えるようにしましょう。

②刻みから少しずつ大きめにしていく

トロトロのペーストから突然一口大の大きさの離乳食では、赤ちゃんもびっくりしてしまいます。
刻んで、舌でつぶせる硬さにして、慣れてきたら少しずつ粗みじん切りにしていく感じにしていくといいですよ。

③1日2回食で、初めて食べるものは午前中

離乳食中期になると、食べられるものの種類が増えてきますが、初めて食べるものに関しては午前中に1日1さじから始めましょう。

万が一赤ちゃんにアレルギーの反応があった場合、午前中もしくは午後からの小児科受診に間に合います。
この場合、何時に何を食べさせたのか忘れないようメモに残しておくといいですね。

④母乳やミルクは離乳食の後から

離乳食中期も、まだまだ赤ちゃんにとっては母乳やミルクがメインの栄養素です。
ですが、少しずつ食べることに慣れてもらうためにも、出来れば先に離乳食を食べさせてから母乳やミルクを与えた方がいいですよ。

ただ、赤ちゃんによっては母乳やミルクを先に欲しがる子もいます。
我が家の長女もそうでした。

だから、無理に先に離乳食を与えなければとプレッシャーに感じる必要はありません。
私も長女がこれを機に離乳食を嫌がったら嫌だなと思って、少し母乳を与えてから離乳食を与えていましたよ。

⑤毎日同じ時間帯に与える

2回食になったのであれば、毎日同じ時間帯に離乳食を与えるようにしましょう。
同じ時間帯に与えることで、赤ちゃんの生活リズムが整いやすくなりますよ。

⑥バランスを考える

離乳食に慣れてきたら、少しずつバランスを考えるようにするといいですよ。
色んな食材を口に出来るよう、炭水化物やビタミン、ミネラル、たんぱく質をバランスよく取り入れた「主食・主菜・副菜」が作れれば一番理想的ですが、離乳食のレシピは本やネットを参考にすれば難しくありません。

ただし、頑張りすぎは疲れるので、離乳食づくりにあんまり根を詰めすぎないようにしましょうね。
私は面倒なので、いつも全部混ぜ込むか、主食と主菜、たまに頑張って主食と主菜と副菜という感じでした。適度に力を抜いて出来る範囲で頑張りましょう。

レトルトも上手に活用しよう

離乳食は手作りでなければならないと思っている方も多いかと思いますが、レトルトは外食の時にすごく役立ちます。
またレトルトを上手に活用することで、離乳食を作るうえでとても勉強になりますよ。

月齢に合った離乳食はどれくらいの硬さで、どの程度の味付けなのか、どれくらいの大きさにカットして、量はどれくらいなのかといったことも参考になりますので、参考にしないのはもったいないです。

メーカーによって味付けやレシピも違いますので、色んなメーカーのレトルトを試して日々の離乳食づくりに活用してみてはいかがでしょうか。

参考サイト:厚生労働省 / 授乳・離乳の支援ガイド 2019年3月 「授乳・離乳の支援ガイド」改定に関する研究会