生唐辛子の食べ方、使い方を教えて!自宅で乾燥はできるの?
から~い唐辛子ですが、夏になると生のものを売っているところを見かけます。
鷹の爪ならよく使うけど、生唐辛子ってどう料理してどう食べればいいの?
と思う人もいるでしょう。
また、唐辛子には赤いものと青いものがあります。
その違いと使い方をご紹介しますね。
目次
唐辛子には赤と青がある
生唐辛子と言ったら何色を思い浮かべますか?
北海道在住の私は青唐辛子が浮かびます。
しかし唐辛子には赤いものもあるんですよね。
その違いってなんなのでしょう。
赤唐辛子は青唐辛子が熟成したものなのです。
唐辛子はピーマンの仲間。ピーマンも青から赤になってカラーピーマンと呼ばれるものができるように、唐辛子も青から赤に色づくわけです。
ちなみに、赤唐辛子は加熱することで辛味が増し、青唐辛子は加熱で辛味がやわらぐそうです。
とはいえ唐辛子ですから、辛いものは辛いでしょうけどね・・・。
どちらも同じものからできていますが、食べ方や保存方法にはちょっと違いがあります。
そのまま食べられるの?
先ほど書いたとおり、唐辛子はピーマンの仲間ですので生でも食べることができます。
ただ、海外では生で食べるのが当たり前の国もありますが、日本では加熱調理して食べることがほとんどです。
料理にどうやって使えば?
赤唐辛子を使う場合は、鷹の爪の要領で使うといいです。
ぺペロンチーノにしてみたり、炒め物に加えてみたり、カレーの辛味に使うのもいいですね。
赤唐辛子をオイル漬けにして、そのオイルを使って調理するというのもおすすめです。
青唐辛子は、うちのおじいちゃんがよくフライパンで焼いて食べていました。
素揚げや炒め物に入れるのもいいでしょうし、小口切りにして炒めて味噌やみりんと合わせる「南蛮みそ」はご飯がすすみます。
北海道では「三升漬」というものがよく作られます。
青唐辛子としょうゆと米麹を1:1:1で漬けたもの。
とはいえ唐辛子は加減しないと辛すぎて大変なことになりますから、1より少なめでもいいと思います。
これらを作りやすい分量で混ぜ合わせるだけ。
熱湯消毒した容器に入れたら、発酵をすすめるために常温で保存し、時々ゆすってやります。
約1ヶ月くらいで食べられるようになります。
ご飯にのせても、イカやえびのお刺身を漬けて食べても、冷奴に乗せても美味しいですし、しょうゆ代わりのように使うことで
色々な食べ方ができますよ!
生のままの賞味期限は?
生のままだと賞味期限はおよそ1週間程度。だんだん痛んできますから早めに食べてしまいましょう。
食べきれない場合は冷凍保存ができるので、長く楽しむことができますよ。
そのまま使うのであればそのまま冷凍、料理の辛味に使うなら小口切りなどにして冷凍すると便利です。
生のまま保存したいけど、どうすればいいの?
生のまま保存するときは、保存袋に入れて乾燥しないように気をつけ、野菜室で保存します。
水分がついていると痛んでしまいますので、しっかりと水気を拭き取ってくださいね。
辛くても普通の野菜と一緒です。日にちがたつと劣化してきますのでなるべく早めに食べましょう。
自宅で乾燥させることはできるの?
自宅でも簡単に乾燥させることができます。
ただし、乾燥に向いているのは赤唐辛子で、青いほうは乾燥に向きません。
青唐辛子の場合は冷凍がおすすめです。
赤唐辛子は、ひたすら干せばいいだけです。家のどこかに吊るしておきましょう。
枝つきのものだとそのまま何かに引っ掛けて吊るせますが、バラバラになっているものはザルなどに広げて干してもいいですね。
この場合はしっかり干すために、時々裏表を返してあげてください。
中までしっかり干せたら、湿気を避けて保管しましょう。
最後に
乾燥唐辛子と違い、生だと色々な楽しみ方がありますね。
出回る時期は限られていますから、辛いものが好きな人はぜひ生を楽しんでください。
その後は冷凍や乾燥、オイルなどで長く楽しむのもいいですね。