オムレツの火加減がわからない!ふわとろにするコツとは?
オムレツを作る際に、ふわとろにしたい場合はどんな火加減が良いんだろうと悩まれる方、多いのではないでしょうか。
火加減って難しいですよね。
でもこの火加減が、オムレツをふわとろに出来る大きなポイントなんです。
覚えれば簡単なので、ぜひ火加減を調節して美味しくふわとろなオムレツをぜひ作ってみてくださいね!
目次
●どのくらいの火加減がいいの?
オムレツ作りでは、火加減がポイントになります。
強い火加減で一気に卵をかき混ぜながら焼くことで、空気も一緒に入ってふわふわになりますが、強火過ぎるとどうしても焦げやすくなってしまいます。
強火だとどんどん火が入ってしまうので、ボソボソにもなりやすくなってしまうんです。
逆に弱火でじっくり火を入れてしまうと、フライパンに卵がくっつきやすくなってしまいますし、時間をかけることによってべチャッとなってふわふわではなくなってしまいます。
一番いいのは、火加減を調節しながらオムレツを作るのがお勧めですね。
強火で始まり、中火と弱火をコントロールして作ると綺麗に作ることが出来ますよ!
●フライパンを熱する目安は?
フライパンが熱せられていない状態で卵液を入れてしまうと、フライパンに卵がくっつきやすくなってしまいます。
だからフライパンは十分に熱してから卵を入れるようにしましょう。
フライパンに卵をちょっと落としてみて、「ジュッ」と音がせず固まる気配がない場合はまだ早いですね。
フライパンに卵をちょっと落としてみて、「ジュッ」と音がしたけれどすぐに焦げ目がつくような場合は火が強すぎます。
フライパンから煙が出るようでは、熱すぎるので一旦濡れ布巾の上にでもフライパンを置いてみましょう。
フライパンに卵をちょっと落としてみて、「ジュッ」と固まりだすくらいがちょうどいいです。
だから、始めは中火から強火にしてフライパンを熱するようにすると良いですよ!
●油を引くタイミングは?
最近のフライパンって、テフロン加工を施したものが多いですし、空焚きしないようにと注意書きされていたりします。
だから、テフロン加工されたフライパンを使ってオムレツを作る場合、バターや油を引くのはフライパンが冷たいうちに引いてしまいます。
逆に鉄製のフライパンの場合は、しっかり熱したところにバターや油を引くようにした方が、焦げ付きが少なくオムレツを作ることができるので、フライパンの種類によって油を引くタイミングは分けるといいですね。
●卵を入れるタイミングは?
卵を入れるタイミングは、鉄製のフライパンの場合はバターや油を入れたらすぐに卵も投入しちゃった方が、バターが焦げません。
のんびりしていると、バターが焦げて茶色くなってしまうので、注意してくださいね!
テフロン加工のフライパンの場合は、バターがしっかり溶けて沸々泡立ってきた感じがみられたら、卵を投入しましょう。
鉄製のフライパンもテフロン加工のフライパンも、あまり熱していないフライパンではフライパンに卵液がくっついてしまったりするので注意してくださいね!
●ふわとろにするコツとは?
オムレツをふわとろにするには、始めは中火から強火でしっかりフライパンを熱しておき、そこに卵液を加えて中火から強火のまま卵液を掻き混ぜましょう。
この際に空気を含ませるように手早くグルグル混ぜましょう。
火加減が強いので、10秒もたたないくらいでフライパンに面している卵が固まってきます。
そしたら弱火にして、卵をはじに寄せて成形をしていきましょう。
まずしっかりオムレツの表面となる卵生地を焼いて、後は弱火にして中のふわとろの半熟のまま仕上げていくというわけです。
私は弱火にすると当時に、フライパンを火から離して卵をフライパンのはじに寄せて成形していますよ。
強火のままだとどんどん火が入り続けてしまうので、焦げてしまいますし、ふわとろを過ぎて火が入りすぎてボソボソになってしまいますし、卵焼きみたいになっちゃいますよ!
だから、始めの10秒を中火から強火で卵を混ぜて、後は弱火で仕上げるイメージでやってみてくださいね!
●卵を混ぜる時にも一工夫
卵を焼く火加減ももちろん重要ですが、卵を混ぜる時点でもポイントがあります。
卵の黄身と白身は加熱によって固まる温度が異なります。
黄身の方が早く固まり始めるので、しっかり黄身と白身を混ぜて馴染ませておく方が、綺麗な半熟に仕上ります。
一見卵はあまりかき混ぜない方が良さそうなイメージが強いですが、実際はしっかり卵の白身と黄身が混ざっている状態の方が綺麗な半熟になるということを覚えておき、火加減に気をつけながらふわとろオムレツを焼いてみてくださいね!