へその緒がもらえないことってあるの?病院や産院で違いはある?
赤ちゃんを出産したら、へその緒は当たり前のようにもらえると思っている方、きっと多いですよね?
でも本当にどこの病院や産院でも、へその緒はもらえるのでしょうか?
この記事では、へその緒がもらえないことがあるのか、また病院や産院で違いがあるのかについてお話します。
もしももらえないことがあるなら、へその緒を記念にもらいたいと思っている、もしくはもらえるのが当たり前と思っていると、出産後にショックですよね。
そんなことにならないためにも、実際のとこはどうなのか知っておきましょう!
産後の「こんなはずではなかった」を防ぐことができますよ。
目次
もらえないことってあるの?
へその緒は当たり前のようにもらえると思っていましたし、私は3人の子どもを出産した際に病院からへその緒をもらいました。
でも、友人の中には「衛生上の問題でお渡しできません」と産んだ後から言われて納得いかなかったという子がいてびっくりしました。
病院や産院の方針によって違いはありますが、へその緒をもらえないことは結構あるみたいですね。この場合、へその緒は医療廃棄物として、病院で捨てちゃうみたいですよ。
病院と産院で違いはあるの?
一概に病院と産院で違いがあるとは言えません。
ただ、衛生上の問題であったり、感染のリスク回避という面から、へその緒を渡さないという方針の病院・産院があるのは確かです。
ちなみに私が出産したのは国立の医療センターで大きな総合病院でしたが、もらったへその緒は出産のときにカットしてもらったものです。赤ちゃんのお臍についていたへその緒は、取れたら捨てるように言われましたよ。
でも友人が産んだ産院ではお臍についたへその緒が取れたら、それを保管するように言われたと言っていましたね。そもそも産院に入院中にへその緒が取れたら産院が回収して、渡してもらえないなんてところもあるようです。
更に病院や産院によっては、お産の際にカットしたへその緒プラスで、赤ちゃんについていたへその緒も取れたら一緒にへその緒ケースに入れておくように言われたりする場合もあるようですよ。
病院と産院で大きな違いがあるというよりは、病院や産院によってへその緒の取り扱いに対しての方針に、大きな違いがあることが伺えますね。
事前に言っておけばもらえる?
病院や産院によっては、希望者のみにへその緒を渡すというところもあるようです。そういう場合は、事前に「へその緒が欲しい」言っておけば貰えるかもしれませんね。
だから、ダメもとでお願いしてみましょう。
それでも病院や産院の方針として、へその緒は感染の可能性があるのでお渡し出来ないというのであれば、従わなければなりません。
へその緒が欲しい場合は、始めからへその緒は貰えるという概念は捨てて、病院・産院選
びの時からへその緒をもらえる病院や産院かどうかリサーチしておくのが一番ですね!
ケースは用意したほうがいいの?
ケースは病院や産院で用意してもらえる場合もありますが、用意してもらえない場合もあります。
ちなみに私が出産した病院では、3人とも桐のへその緒ケースを頂きました。
中に助産師さんが一つ一つ丁寧に折ってくださった、小さな折り鶴が一緒に入っていてとても嬉しかったですね。
事前に病院で入院時に用意するものを書いた紙をもらいましたが、その際に病院からのお祝いの品として、へその緒ケースを頂けると書かれていました。だから私は用意をしませんでしたよ。
病院や産院で用意してくれるのかどうか分からない場合は、事前に「へその緒ケースは用意しておいた方がいいですか?」と聞いてみると良いですよ!
ケースを購入する場合は、防虫効果があり湿気にも強い桐の箱がおすすめです。プラスチック製のものにする場合は、中に乾燥剤を一緒に入れておくとカビが生えにくいのでお勧めですよ!
へその緒のケースは産毛や乳歯・母子手帳をセットでしまえるタイプのものや、デザイン性に優れたものなど色んな種類があるので、せっかく購入するなら色々吟味してセレクトしてみてくださいね!
へその緒はしっかり乾かして保管!
一人目の出産の時、入院中にへその緒をもらいましたが、そのまま部屋に置いておくものなのか分からず実家の母に持って帰ってもらいました。
ずっとジメッとした天気が続いていたため、網をかけて外で乾かしてもらっていましたが、退院してみるとコバエがたかっている始末でした。
これはまずいと思い、冷蔵庫に入れて保管したらすっかり乾きました。
二人目・三人目の出産の時にはへその緒を居室において置いたら、夏でクーラーがかかっていたのですっかりカラカラに綺麗に乾き、一人目の時にもこうしたらよかったなと思いましたよ。
へその緒はしっかり乾かさないとカビてしまいます。
お母さんと赤ちゃんをお腹の中でつないでくれていた大切なへその緒ですし、ケースに入れて保管する前にしっかり乾かすようにしてくださいね!