年賀状の転送は1月1日に届く?帰省先に転送できるの?
引越しをしたとき、役所とは別に郵便局へ転居届を出すのを知っていますか?
旧住所に届く郵便物が、新住所に届くように転送してもらうサービスです。
引越しの前後に届けを出すのですが、それが年末年始をはさむとなると、年賀状はきちんと1月1日に届くのか、心配になりますよね。
また、年末年始は実家に帰省しゆっくり過ごす人も多いと思いますが、自宅に届いているであろう年賀状、気になりませんか?
そんな時、年賀状だけ実家へ転送できるサービスはあるのでしょうか?
目次
ちゃんと元旦に届く?
引越しで郵便局に転居届けを出した場合、処理にかかる日数を除いて希望する日から郵便物の転送が始まります。
年末の手続きでない限りは、転送の処理は元旦までに間に合うと思いますが、体験談によると年賀状がきちんと元旦に届いたよ、という声もあれば、なかなか来なくて心配していたらお正月が終わる頃にまとめて届いたという声も。
これは住んでいる地域やその郵便局の状況によって多少の差があるものと思われますが、郵便局としては1年で1番多忙な時期ですし、期間雇用のアルバイトも多く入ってくることで、転送の処理が遅くなることもあるようです。
これらのことから、きちんと元旦に届くかどうかは五分五分というところですね。
いつ頃に届くかが気になるようであれば、最寄の郵便局に問い合わせてみるのがいいかもしれません。
転送はいつまで有効?
近くの郵便局窓口に転居届を出せば、出した日から1年間は旧住所宛の郵便物を新住所に転送してくれます。
その間に各種郵便物の住所変更を済ませましょう。
1年を過ぎても続けて転送してもらいたい場合は、再度転居届を提出しなければなりませんので注意してくださいね。
ちなみに、転居届は郵便局に行けば備え付けてありますし、インターネットでも手続きができるようになっています。
仕事などでなかなか窓口に行けない人も、インターネットならいつでもできて便利です。
帰省先に年賀状だけ転送って可能?
帰省先に年賀状を届けてほしいと思う人、結構いるのではないでしょうか。
しかし、残念なことに年賀状だけを転送するサービスは今のところ無いとのことです。
帰省先に届けてもらうには、一時的に転居届を出さなければなりませんが、そうすると他の郵便物も全て届くことになります。
しかも自宅に帰ったら、再度転居届を出さなければなりませんし、そもそも転送する分年賀状がお正月中に届かないということにもなりかねません。
どうしても早めに受け取りたいという人は、帰省前に郵便局窓口で、すでに保管されている年賀状を受け取るという方法もあるそうです。
そんなことができるんですね。
ただし、受け取りの際には身分証明ができるものが必要ということですので気をつけてください。
届けを忘れたらどうなるの?
旧住所が明らかに空室・空家であれば、転居先不明で郵便物は差出人の元へ戻されるそうです。
または、一時的に郵便局で保管され、転居届けが出るのを待つケースもあるとのこと。
どちらにしても郵便物が届かなくなるというのは困りますし不便ですので、1日も早く手続きをしましょう。
届けを出してから転送開始になるまでにも3~7日ほどかかるそうなので、引越しの際は先に手続きをしておくのがおすすめですよ。
届けの控えに記載されている受付番号で、状況を確認することもできるそうです。
最後に
郵便物の転送は、届けさえ出せば簡単ですが、しばらくの間郵便物は通常よりも届くのに時間がかかることを頭に入れておくといいですね。
また、早く受け取りたい年賀状は窓口に取りに行くという方法、これは便利かもしれません。
こちらが年賀状を出していない人から届いているのがわかれば、早くに返信することも可能になりますよね。
また、年末年始にかけて長期的に帰省するのであれば転居届を出すなど、ライフスタイルに合わせてサービスをうまく使っていきましょう。